東海道〜石山-京(三条大橋)〜&大文字山-如意ヶ嶽 [街道歩き&ハイク]
- GPS
- 09:07
- 距離
- 36.2km
- 登り
- 651m
- 下り
- 655m
コースタイム
天候 | 晴→曇 石山駅 3℃ 京都 8℃ 大文字山 7℃ 如意ヶ嶽 7℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは湖岸道路で彦根へ。 石山駅の有料駐輪場に停めるが管理人がおらず、無料に。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大文字山と如意ヶ嶽の山域は沢山の道が入り組んでいるが、標識はないので地図でしっかり確認すること。 |
写真
感想
今年初の山行、街道歩きにもはまっている俺は考えた。
街道歩きとハイキングを両方やってしまおうと!
街道歩きは大晦日の続きから始める為、石山駅まではスクーターで行く。
石山から大津宿までは住宅が途切れることはないが、古い建物は結構健在している。 京阪線を何回か横断するのも特徴がある。
大津宿...雰囲気はまあまあだ。 そして北国街道との追分を過ぎるといよいよ峠越えだ!
良く勘違いされているみたいだが、峠を越えても滋賀県なのである。
逢坂関周辺は国道1号を結構歩く。 そして交通量が多い。
逢坂峠を下りきると県道35号があり、それが旧街道になる。
そして京都市と大津市の境の標識が!
遂に来たかとセルフタイマーで写真をとって先に進むと奈良街道との追分があり、再び大津市に入る。
歩道橋で国道を越えてしばらく歩くと今度こそ京都市突入。
山科宿はあまり見所はない。
三条通りに合流して、また離れると再び峠越え。
そして峠付近で三条通りに合流して下りきるといよいよ市内に入る。
さすがに観光客が多い! そしてしばらく歩くと遂に三条大橋、東海道の終点だ!
橋も独特な感じの作りだ。 東京の日本橋よりもこっちのほうが好きだ^^
しばらく堪能したあと俺は銀閣寺を目指し、二条通りを歩く。
途中にある平安神宮、道路は渋滞、凄い人数の参拝者だった。
素通りして途中から哲学の道で銀閣寺に辿り着く。
そしてここもかなりの人数の観光客だ!
銀閣寺を見てもいいが、観覧は500円らしい。
そんなに観覧に時間をかけられない俺は銀閣寺を見るのをやめ、大文字山に登る。
大文字山...五山の送り火として有名なスポットだ!
そしてこの山も人が結構いる。
標高465m...普通なら楽に登れてしまうだろう。
しかし、俺はいままで25kmは歩いていて、しかも昼飯もまだ食べていないどころか休憩もまともにとっていない状態なので疲労が凄かった。
大文字山ってこんなに登りきついのか!っていう状態だった。
送り火を燃やすところに辿りつくと、すばらしい景色が待っていた。
京都市内の町並みだ! 大阪のビル群もかすかに見えた。
ここで飯を食べようとも思ったが、どうせなら山頂で食べたいものなので山頂へ向かう。
しかし、ガス欠状態なのでちょっとの登りでも息が切れてしまう。
山頂にたどり着いたら早速飯を食べる。凄く生き返る。
そしてここからの景色は山科の町並みも含まるが、大阪方面は残念な景色だ。
ここからは条件がよければ淡路島まで拝めることが出来るみたいです。
生き返った体で今度は如意ヶ嶽に向かう。
分岐が多く、そのくせ行き先が書いてないことが多いので要注意だ。
山頂らしきところに着いた瞬間唖然とした!
でかい建物があってその敷地に入れないようだ。
しょうがないのでその敷地を回って林道にたどり着くと敷地の入り口手前に山頂の表札が! 三角点は間違いなく敷地の中だろう。
そこを後にして林道を下りきる作戦で下っているとなんと固いバリケードで先にいけない。
引き返している途中にガードレールを良く見ると矢印が! こんなの気が付くわけないだろっていう感じだった。
後は下りきればよいのだが、小関越が気になるのでそっちをいく。
小関越を通過し、下りきると北国街道に着いてやがて東海道との追分に戻ってきた。
あとは来た道を適当に戻って石山駅でスクーターを拾い、湖岸道路から大津の夜景を楽しみながら凍える中、彦根まで戻っておしまい。
京都で観光してもよかったが、それは家族でしたいし今日の目的は観光ではないのでこれで良しです。
コメント
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またしてもスゴイ距離を歩かれましたね。お疲れ様&京都到達おめでとうございます!
36km歩いた後に、夜ヤマレコを書く体力があるのもスゴイです!!
私なら、記録は明日でいいや、と寝ちゃいそうです。
体力ありますね〜。
かの有名な大文字山にも行かれたのですね
火を入れるところがあんな風になっているとは、見たことなかったので新鮮だなぁと思いました
そして、飛び出しギャルの写真、ありがとうございます
保存させて頂きます
石山〜三条大橋編 とても興味深く拝見しました。
guhikazukiさんのレコのおかげで街道について大変勉強になりましたし興味がわいてきました。
今日は実家に帰っていたので(といっても隣家ですけど)父親の本棚にあった犹海鳩銘社2,000年刊「東海道」瓩鬚犬辰りと読んでしまいました。
今までは「追分」の意味すら知りませんでしたし東海道と中山道の違いもあまりよく知りませんでした。
いろんな街道があってその街道を開発した人物が居るんですよね(名前忘れた )
地元人ながら大変恥ずかしい限りですが私もいつか街道を歩くのは難しいので自転車ぐらいで辿ってみたいと思います。
ありがとう^^
やはり大文字山は知らない人はいないほど有名ですね。
俺も一度登りたくてね。
さすがに送り火を燈すだけの山です。
とにかく展望が良かったですよ^^
明日まで休みだからこうして無茶しているのもあるし、早くレポして見てもらいたい気持ちもあってその日に書いちゃうんです。
飛び出しギャル、満足してくれてうれしいです!
それはそうといつ横浜に戻るのかは分からないけど道中気を付けて下さいな♪
まだ完結してないですよ。
始まったばかりです^^
街道は山と同じように沢山あります。
勿論ここ滋賀にもです。
山と一緒にやっていくつもりですよ。
街道は自転車で回るのもいいものだと思いますよ。
正直、山よりも疲れるものなんですよ!
まあ、俺の場合は距離歩いているからかも知れませんが...。
長浜にも北国街道が通っているのでそれも計画中です。
街道歩きのあと、登山までしてしまうとは
すごいです〜
階段ってけっこう疲れるんですよね
特に中途半端な段差は。
今回はルート表示に
京都の市内地図と神社仏閣が出てて
こちらも 楽しませて頂きました☆
俺の理想だった歩き方なんです^^
街道を歩きつつ山にも登る、今まで歩いてきた道のりを山に登って拝める! こんなに最高な事はないですよ!
階段は普通に急坂を登るよりも疲れます(><)
歩数が合わないと余計ですよね。
滋賀も京都に引けをとりませんが、さすがは京都って感じでした!
komakiさんが楽しんでくれたのならうれしい限りです!
ありがとうございます^^
逢坂を越えてもまだ滋賀県だったとは知りませんでした。
白洲正子著、「近江山河抄」に逢坂越という章があり、謡曲「蝉丸」の道行は、京都から逢坂山への道順を詳しく教えてくれる・・・とありました。
たどってみると、まさにguhikazukiさんのたどられた道筋でした。
都が近いだけに、この辺りの山はいろいろな歌に詠まれていたりするそうです。
そういった旧跡めぐりを含む街道歩きも興味深いですが、なかなか時間があってもまわり切れるものではなさそうです。
いつか機会があれば大津を含むこの辺りの山、旧跡、街道などあるいてみたいですね
俺も最初は逢坂を越えたら京都府だと思っていました。
逢坂関には清少納言の歌などが書かれた石碑がありましたよ。
それにしても蝉丸の道行と同じだったのですね。
大津...俺も都会だけのイメージがあったのですが、そんなことはなかったです。
しっかりと旧跡が残されていたり、とにかく寺が多いですね。
それもほとんどが江戸時代か、それ以前のものなのでとても趣がありました。
是非、todokitiさんもまわってほしいです。
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