六ッ石山 日陰指尾根を登り十二天尾根を降りて不老林道の先で迷いました
- GPS
- 09:42
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,212m
- 下り
- 1,218m
コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回のコースは「gengen0229」さんの記録を参考にさせて頂きました。ここに感謝致します。 狩倉山から十二天山の区間以外は全てバリコースです。 《日陰指尾根》 登り始めの斜面には踏跡、目印は殆ど有りません。斜面の左側を登ると尾根に乗れます。 1番目の岩場は踏跡に従って右から回り込むと簡単にクリア出来ました。2番目の岩場は右から巻くのは難しいので止めましょう。3番目の岩場は農大の石杭が有る小ピークの先に聳えるピークで、右から巻くと遠回りになります。 《三ノ木山》 六ッ石山側の三ノ木山の分岐に道標が有りますが、三ノ木山への表示は無いです。三ノ木山からは尾根を進まず、左に向かい尾根から離れて降ります。 《十二天尾根上部》 奥多摩駅側の三ノ木山分岐には林道が出来ていました。林道を下り最初の右カーブする処に農大の石杭が有り、そこから十二天尾根に取付きます。 下って行くと尾根の分岐が2つ有ります。最初は2つの尾根が離れていて、次は2つの尾根が近くに有ります。共に左側(西)の尾根を下ります。 《十二天尾根下部はコースから外れていました》 GPSナビで確認しピンクリボンの目印が有る処は正解だと思うのですが、尾根に乗る事が出来ずに彷徨いました。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
時計
タオル
カメラ
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感想
《日陰指尾根》
登り始めると踏跡は直ぐに分からなくなりました。仕方がないので上を目指して登るが、踏跡が無いと踏ん張りが効かないので体力を使います。
右側に明るい処が見えたので向かうと小さな伐採地で目印が有りましたが、踏跡は直ぐに消滅しました。
左側の尾根がはっきりしてきたので、向かうと目印と踏跡が有りました。伐採地に寄らずに高みの左側を登ると無駄が有りません。
尾根に乗ると岩尾根が現れ、続いて尾根の左端が岩場の処を登ると1番目の岩場に到着しました。踏跡に従って右から回り込むと簡単に岩場を超えられました。この岩場は塀の様に横に広がっているだけで奥行は有りませんでした。
続いて2番目の岩場が登場。ここも薄い踏跡に従って右から回り込むと踏跡が消滅する。ゴロゴロの石を過ぎると踏跡が復活し暫く行くと踏跡が尾根から離れて右に向かう。ここまで登って来たので踏跡と離れ、巻いて尾根に乗る事にする。ところが予想に反して、行けども行けども岩場が途切れない。これ程、大きな岩場だとは予想外だ。戻ると時間を大きくロスするので更に行くと、ようやく岩場が途切れました。
斜度的に登れそうと判断しましたが、登ってみるとズブズブで踏ん張りが効かない。木の根、幹等の手掛かりを頼りに登り、何とか日陰指尾根に復帰する事が出来ました。2番目の岩場をクリアするのに1時間も費やしてしまいました。
そこから一登りで農大の石杭が有る岩の小ピークに立ちました。岩の眺めを楽しみながら進むとピークが現れたので、直登を避けて左の尾根に向かってみたが踏跡が現れないので、変更して右の尾根に向かいました。登ると岩場が現れてきて単なるピークでなく、ここが3番目の岩場だと気が付きました。右側の離れた処に尾根が見えたので、巻いたついでに遠回りだが尾根を登り3番目の岩場のピークに到着しました。
ここから緩やかな登りで、踏跡薄い山ノ神尾根と合流し狩倉山に到着しました。
《三ノ木山》
狩倉山から六ッ石山に向かい石尾根縦走路と合流する。今日は天気が良いので前回、登頂出来なかった六ッ石山まで行く。
六ッ石山で休憩したら、戻って三ノ木山に向かう。三ノ木山の分岐には道標が有ったが、三ノ木山への表示は無かったです。山頂手前、ピンクリボンが多数付けられた近くに、謎のエリアが有りました。祈りの場所なのかな?
山頂らしくない三ノ木山から左に折れ、尾根から離れて降りると奥多摩駅側の三ノ木山分岐に出ました。
《十二天尾根上部》
三ノ木山分岐はネットで見た写真と一変し、林が無くなり林道が出来ていました。状況が分からなかったので、地形を確認する為に林道を下ってみると、再び奥多摩駅に向かう石尾根縦走路と合流しました。下がり過ぎと分かったので上まで戻り、林道左の小ピークに行ってみました。
多分ここが十二天山なのではないかと思います。左の尾根を下るとの情報が有ったので上から見て尾根らしくなくても、途中から尾根がはっきりしてくることも有るので急な処を下ってみました。ここには尾根はなく谷に向かっていると判断して引き返しました。
十二天山に戻り、林道を下り最初の右カーブの処で尾根を見つけました。そこには農大の石杭が有り、歩きやすい尾根でした。
岩の在る小ピークから先には農大の施設が見え十二天尾根に乗ったことが確認出来ました。実習場らしき処を通過すると、尾根が離れて右端と左端に有りました。共にピンクリボンがの目印が有りどちらを下るか判断に迷いましたが、多分左だろうと思い下ると、再び尾根が分かれました。今度は左右の尾根が近くから分かれていました。右側の尾根には目印が無かったので左の尾根を下りました。
中間部のネット辺りで尾根が狭くなり、そこを通過するとはっきりした道に出ました。下って行くと尾根から離れ西に向かい出したので、戻ると左に下る分岐が有りました。ここには目印が無いので注意が必要です。ネットを過ぎると直ぐに不老林道終点に到着しました。
《十二天尾根下部はコースから外れていました》
GPSナビで確認しピンクリボンの目印が有る処から下って行きました。踏跡が薄くはっきりしないので、GPSナビで確認したら林の中でGPSを捕捉出来ず現在位置の特定が出来ませんでした。
下って行くと沢に向かって降りて行きました。これでコースから外れているのが分かりましたがコースタイムは30分と短く、日原街道のどこかに出るだろうとそのまま下る事にしました。17時を過ぎても日原街道が見えず、あせってきたら眼下に民家が見えホットしました。
踏跡は出ては消えの連続です。何とか日原街道の上まで降りて来ましたが、落石防止用のネットで道路に降りる事が出来ません。右に行き、左に行きを繰り返し、脱出出来る箇所を見つけ、なんとか道路に降りる事が出来ました。
今回の教訓
・日陰指尾根の2番目の岩場は右(西)からは巻くのは岩場が途切れないので止めましょう。
・コースタイム30分位なら強引に突破出来ると思っていましたが無理だと分かりました。
・尾根を下っても落石防止用ネットで、道路に降り難い事を覚えておきましょう。今回はネットから道路に出るのに30分程かかりました。
・沢に向かって下り始めたら、沢に降りずに尾根が出るまで山腹を巻くのが有効だと知りました。今回は遭難に足を一歩踏み入れていました。慎重に行動するように改め様と反省しました。
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