記録ID: 160385
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無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根
越後三山縦走(枝折峠―越後駒ヶ岳―中ノ岳―八海山―大崎―浦佐)
1985年07月24日(水) ~
1985年07月25日(木)

- GPS
- 32:00
- 距離
- 32.1km
- 登り
- 2,306m
- 下り
- 3,257m
コースタイム
7/24
枝折峠8:40―13:20駒ノ小屋14:00-14:25越後駒ヶ岳14:45―18:18中ノ岳避難小屋(泊)
7/25
中ノ岳避難小屋7:00―7:40祓川8:10-8:20御月山―13:20五竜岳14:05―14:40入道岳―16:50千本檜小屋17:09―19:00霊泉小屋―20:18大崎登山口21:00-23:42浦佐駅
枝折峠8:40―13:20駒ノ小屋14:00-14:25越後駒ヶ岳14:45―18:18中ノ岳避難小屋(泊)
7/25
中ノ岳避難小屋7:00―7:40祓川8:10-8:20御月山―13:20五竜岳14:05―14:40入道岳―16:50千本檜小屋17:09―19:00霊泉小屋―20:18大崎登山口21:00-23:42浦佐駅
| 天候 | 晴れ時々霧 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
復路は上越線浦佐駅まで徒歩。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
もう25年も前に友人と二人で越後三山を縦走した記録です。 枝折峠から駒ヶ岳への道は最初細かい上下を繰り返しながら進みますが、暑さでバテ気味だったのを覚えています。当時使っていたガイドブックには、小倉山を巻くあたりにも水場があることになっていましたが、実際には見当たらず、駒ノ小屋(オツルミズ沢の源頭)まで水は得られませんでした。 駒ヶ岳から中ノ岳への道は夏だったせいか刈り払いが行き届かず、ネマガリタケでしょうか、ササが道を覆って横滑りしやすく体力を消耗しました。2008年春に歩いた時は随分ましになっていましたが。 当初は二日目は兎岳を経由して荒沢岳まで縦走して銀山平に降りる予定でしたが、中ノ岳までの道でヤブに苦労させられたので、「それよりは容易なルート」ということで八海山への縦走を選びました。 ところがこれが相当な難路で、出発がやや遅かったこともあって八海山八ッ峰を終わった時はもう夕方5時で、麓に降りたのは8時を過ぎていました。最低鞍部のオカメノゾキまで800m下って500m登り返す、ということは認識していたのですが、その途中の尾根が鋸歯状で、水平距離50mを進むのに20m下って20m登るのを繰り返すような道だということは計算に入っていませんでした。もう一つこたえたのは暑さで、特に最低鞍部付近はわずか1200-1300m程度なので厳しい暑さでした。 やっとのことで入道岳につきましたが、その先八ッ峰の岩稜は予想以上に厳しいもので、最初の岩峰などはロープにつかまって蟻塚にでも登る感じでしたし、鎖場の連続で腕が疲れたのを覚えています。もう一つ記憶に残っているのは、稜線の各所にある遭難碑の日付が、なぜか10月12日(だったと思う)に集中していたことです。ちょうど早い年に氷雨や新雪が来て、準備不足の登山者に対して牙をむくのがその頃なのでしょう。 千本檜小屋からの下りも、里に出る最後まで梯子があったり、気の抜けない下りで、越後の山の厳しさを思い知らされました。里に出た後も貧乏旅行のこと、駅寝をするのに快適な待合室がある浦佐へ出ようということになって歩いたのですが、疲労がたまって感覚がおかしくなったのか、わずか5勸綿發い燭箸海蹐如◆屬發20勸麺茲燭茲福廚藩Э佑吠垢い馴辰靴られたのを覚えています。 山中は一泊でしたが前後の駅寝を入れれば3泊4日の山旅でした。 |
写真
感想
大学1年の夏に登った越後三山は、私にとっては特に思い出深い山行です。
一日目も想像以上に厳しく、小屋についたのが午後6時を過ぎてしまったのですが、二日目に中ノ岳から八海山、大崎を経て浦佐の駅まで歩いた行程は、私の歩いた中でもとりわけきつかった行程の一つとして記憶に残っています。特に暑さの中での厳しい上下、すでに疲れたところで通った八ッ峰の緊張、里まで続く激しい下り、そして最後の舗装路歩き、と色々な要素の詰まった一日でした。
その後越後駒、中ノ岳には再訪していますが、八海山には行っていません。八海山には秋の天候の安定する時期にでも行ってみたいし、それから水無川の渓谷を訪れ、オツルミズ沢をはじめとする滝を観察しながらグシガハナコースでも登ってみたいと思っています。
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