秀麗富士♪:高川山/岩殿山/翌日は自衛隊北富士演習場に迷い込み・・・【山梨100】+2=23


- GPS
- 04:46
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,133m
コースタイム
リニア見学センター近くの駐車スペース発8:45-登山道入口9:59
(途中リニア見学センター近くの展望広場で約40分ロス)-
頂上着11:15-同発11:23頃-登山道入口11:57-駐車スペース着12:05頃
2.岩殿山 (所要=1時間17分)
大月駅近くの駐車場発12:43-登山道入口12:51-頂上着13:27-
登山道入口13:50-駐車場着14:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【行き】《マイカー》 自宅発6:00頃-箱崎IC-首都高/中央自動車道-大月IC- リニア見学センター近くの駐車スペース着8:40頃 ・昭文社の地図「高尾・陣馬」の2010年版に載っている富士急行の 禾生(かせい)駅近くのPマークを目指してマイカーを走らせたのですが、 さんざん探した挙句見つからず、リニア見学センター近くの空き地に とめました ・リニア見学センターの中の道を通ったときに、中からお姉さんが出てきて、 「山に登るのならこちらに駐車してもよいですよ」と声をかけて下さいました。 同センターが空いている時間であればとめさせてくれそうです。 【帰り】《マイカー》 大月駅近くの有料駐車場発14:10頃-大月IC-中央自動車道/首都高- 自宅着15:30頃 ・今回は戻るのが早い時間だったので、いつもの小仏トンネルや調布IC付近の 渋滞にはつかまらないですみました。 ■交通費等(ETC割引込) ・首都高 800円×往復 ・高速 高井戸-大月=1050円×往復 ・大月駅近くの有料駐車場 400円(200円/1h×2時間) |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.高川山 ・富士急行の禾生(かせい)駅から高川山に向かう途中にある川茂橋が 工事でなくなっていて通れないので、電車で行かれる場合には ひとつ手前の田野倉駅から向かった方がよいです。 ・登山道は稜線に出るまでのところがかなり急ですが、 全般的には歩き易いです。 ・田野倉駅方面に下る道で一部崩壊地を迂回するところがあり、 地図にもそう書いてありますが、それほど危険とは思われませんでした。 (かえって次に出てくる岩殿山の頂上の方がちょっと怖いくらい) ・頂上までのアクセスを考えるとJR初狩駅側から登ったほうが よかったかもしれません。 ・なお、昭文社の「山と高原」地図では、高川山近辺は「大菩薩嶺」 「高尾・陣馬」の両方に載っていますが、両者で記載が異なります。 今回、「高尾・陣馬」の2010年版を持っていったのですが、 コースタイムなどの感覚が地図とずれていたので、帰宅後調べたところ、 「大菩薩嶺」(2011年版)の方がより正確であることが分かりました。 標準コースタイムは禾生駅から頂上まで前者が2時間10分で、 後者は1時間35分。 また山頂直下の急なルートの描き方なども違っていました。 念の為、2011年の「高尾・陣馬」についても書店で見てみたところ、 高川山近辺は2010年版から変わっているようには見えなかったので、 同じ2011年版同士でも、両者の記載が異なっていることが確認できました。 2.岩殿山 ・ここは半ば公園なので、頂上まで道も整備されていて非常に歩きやすい。 登山の格好などでなくまさに普段着で登っている人がたくさんいて、 私がストック2本持って(正直言って筋肉痛をカバーする為)降りていくと 何人かの方に「このままの格好で頂上まで行けますか?」と聞かれました。 「行けるとは思いますが、筋肉痛は覚悟した方がよいですよ」と お答えしました。 ・公園とはいえ頂上は大月市街側が切り立っているので、 お子様連れなどの場合は特にお気をつけください。 3.自衛隊北富士演習場(おまけ) ・自宅に戻って本演習場には一般への開放日があり、 中に入ることができることを知りましたが、 車で入る場合には、砂ホコリで車が真っ黒けになることを覚悟した ほうがよいです。FRでも走れないことはありませんが、四駆の方が無難。 ・不発弾などもあるようなので、 入られる場合にはくれぐれもお気をつけください。 ・また、演習場の開放日(下記の忍野村HPに掲載)は 「地元関係者が生業のため、平成23年度内に北富士演習場へ立入れる日」 とされているのでご注意を。 忍野村HP(平成23年度北富士演習場立入日): http://www.vill.oshino.lg.jp/index.cfm/8,2000,43,html 日産ドライブナビ(北富士演習場) http://drive.nissan.co.jp/SPOT/detail.php?spot_id=6013 |
写真
富士みち(R139)沿いに河口湖方面に向かう途中、禾生(かせい)駅の手前左側にあるはずのP(昭文社の山と高原地図)をめがけて車を走らせるも見つからず、あちこち停めるところを探した結果、「リニア見学センター」からちょっと奥まったところにスペースを見つけました。ちょっと心配だが、短時間だし・・・。
駐車スペース探しでさんざん時間を食ってしまい、もう9時近く。気を取り直してスタートです。この写真の手前が一つ前の写真にある車を停めた方、真っすぐ、左上の坂道、左、と3方向に道が分かれますが、地図ではどこからでも高川山に行けるはず。
左に向くとリニア見学センター。坂道を登るのが最短距離のようなので、こちらから行くことにしました。坂道にはセンターのゲートがあって、少し前にワゴン車が来てゲートを開けていました。ただこの先を進んでみると工事中で通行止め。あえなく撤退。
坂道を下りてくると、禾生(かせい)駅からの道が通っているはずの川茂橋が工事でなくなっていました。さっき駐車場を探して禾生駅付近を車で走った時には、川の向こう側でやはり通行止めの標識に出くわしました。高川山に電車で行き来するのであれば、禾生駅ではなく、手前の田野倉駅を利用した方がよいです。
分岐あり。右に進みます。でも、あれっ、頂上はここから約70分とある。山と高原の「高尾・陣馬」の地図では4つ前の写真のところから頂上までが70分。おかしいなあ~、と思いましたが、家に帰って調べてみると、高川山は2つの高原地図(「高尾・陣馬」と「大菩薩」)に載っていますが、コースタイムや登山道も両者で異なることが判明。こと高川山については「大菩薩」の方が正確なことが分かりました。
以下はおまけです。当初は翌日も秀麗富岳にチャレンジする計画でしたが、極度の筋肉痛であえなく断念。でも天気がよかったのでマイカーで富士山の周りを一周してみることにしました。が、忍野のあたりをうろちょろしているうちに自衛隊の演習場に入り込んでしまいました。これまで見たこともなく大きな富士山が真正面に見え、感動です。
上の写真の突き当たりに、右に入る細い道があり、滝沢林道に通じてそうな感じがしたので行ってみましたが、道は林道の直前まで。悪路で車体の底を打ちながら何とか戻ってこられました。漸く懲りて忍野方面に戻ることにしました。向こうには杓子岳。
次にマイカーで富士山の裾野を左回りで一周してみることにしました。ここは県道71号(富士宮鳴沢)線の右側にある駐車スペースから、本栖湖方面を見たところ。右から本栖湖、元日にのぼってダイヤモンド富士を眺めた竜ヶ岳、左には雨ヶ岳~毛無山。
感想
正月に竜ヶ岳に登り、初日の出をダイヤモンド富士で眺めることができてから、
雪を頂上にかぶった富士山がどうも忘れられず。
昭文社の地図に赤い字で補記されていて以前から気になっていた
大月市選定の「秀麗富嶽12景」に着目。
3連休なので、1日は休息日とし、後の2日間で以下の方針を立てて
トライしてみることにしました。
・できれば南部の6つをこの機会に登ってしまいたい。
・ただし目的はあくまで「秀麗富嶽」を見ることなので、
富士山が眺められないのであれば無理せず諦める。
・登った場合でも富士山が見えないのであれば、目標達成とは見なさない。
(再挑戦を必要とする。)
1.高川山
○事前にいろいろ調べていて、昭文社「山と高原地図」に富士急の禾生
(かせい)駅近くにPマークがあったので、
ここを基点に高川山と九鬼山をダブルピストンし、その後で岩殿山か、
時間があれば百蔵山か扇山に行くつもりでいました。
○ところが、Pマークの箇所にいくら探しても駐車場が見当たらず、
さんざんうろうろした結果、リニア見学センターの近くの空き地に
車をとめてようやく出発。
○ただ、リニア見学センターから最短距離の道が通行止め、
その上「展望広場」に寄り道してショートカットしようとした試みも失敗し、
正規の登山道にはいるまでかなり時間をロスしてしまいました。
おまけに地図では1時間10分で頂上につくことになっているものの、
実際にはもっとかかることが分かり、思ったよりも疲れました・・・。
(同じ昭文社の地図でも「高尾・陣馬」と「大菩薩嶺」の記載が異なる
ことが後から判明。)
○登山中、2組程度しかすれ違わなかったので、頂上も空いていると思いきや、
到着してみるとたくさんの人がいて驚きました。
頂上の標識を入れて富士山の写真を撮りたいのに、
なかなか人がいなくなるタイミングもなく・・・。
おそらくアクセスのよい初狩駅側からみなさん登って来たのでしょう。
○それでも幸い快晴で頂上からの富士山はまさに秀麗。
こんなに素晴らしい景色を放っておく手はありませんね。
なんだかんだとありましたが、秀麗富士に出会えて満足度は100%です。
2.岩殿山
○高川山から下山したときはすでに正午、また予想外の疲労を感じたので、
九鬼山のピストンは諦め、手頃な岩殿山に向かうことにしました。
○登り始めのころは富士山も隠れていて、再挑戦が必要かな・・・
と思いきや、頂上近辺に来ると、急に姿を現してくれました。
○この山は手軽で散歩がてら登るにはとてもいいですね。
桜の名所でもあるようですし、今回稚児落とし方面には行けなかったので
機会を見つけてまた訪れたいと思いました。
3.自衛隊北富士演習場(おまけ)
○当初、1/8(日)、9(月)の両日とも、秀麗富岳12景に身を投じる予定でしたが、
恥ずかしながら、上記2つの山で足の筋肉疲労が激しく、9(月)は断念。
とはいえ天気もよさそうだし、富士山も見たいので、
9(月)は相方を乗せて富士周辺をマイカーで散策することにしました。
○元日に続き北口富士浅間神社付近から忍野方面に向かい、
普段通らない道を走ってみようとうろうろしているうちに、
何の気なしにくぐったゲートが富士演習場のものであることに
気づくのに時間はかからず。
○危険、戦車、不発弾等々、の看板が出てきて驚きましたが、
WEBで同演習場は日曜日開放されているとの情報を目にしたことがあったのと
眼前に広がる富士山が余りにも素晴らしかったので、
恐る恐る進んでみることにしました。
○当然のことながら道は舗装されておらず、凄まじい砂誇りでマイカーは
ラリーにでも参加してきた様相になり、
おまけに細い道に入り込んだところ、
轍と石ころでさんざん底をこすって大変な思いをしました。
ゲートの入り口近辺なら別として、
奥に入り込むのであれば4駆の車の方が安心ですね・・・。
○自宅にもどって調べてみると、本演習場が日祝に開放されている情報は
たくさん載っていますが、
本来あくまで本演習は地元の方のために開放されているようです。
そもそも不発弾などが転がっている可能性もあり。
もし訪れるなら規制の内容や危険をよく踏まえた方がよいですね。
4.総括
○秀麗富嶽12景については、今回2つのみとなり、残念ながら6つ登り
たいとした計画対比大幅の未達となってしまいました。
○富士山が雲に隠れてしまい、戦意喪失した面もありますが、
それよりもまず、足の筋肉がへばってしまったことによるものです。
正月の飲み過ぎ食べ過ぎで、もともとオーバー気味だった体重に
さらに3㎏上乗せされたのが悪かったか・・・。
○脂肪燃焼の為に、今年もがんばりましょう!
コメント
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こんばんわ!
以前から高川山気になってました
今週末こそ行こう!と思っていましたら、yamahiroさんのレコ
ですが、ちょいと忙しく、今見させていただきました
歩いたルート、後日調べたルート、すごく丁寧にアップ
岩殿山も気になっていますが、昨年あまり登れてない体力不足と、
別々
竜ケ岳、高川山・・富士山綺麗に見える山、やっぱり
良いですね
では
高川山も岩殿山もよかったですよ~
富士がきれいに見える山、どうもやみつき
それにしても、最近写真がどんどん多くなってしまうのですが、それでも一つ一つに思い入れがあってさんざん考えた末捨てきれず。同じような写真ばかりで、くどくてすみません
次回のpikachanさんの記録、楽しみにしてますヨ。
是非ともお気をつけて
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