クライミング・ジェントルマンたれ(八女津媛+四阿屋)
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
■日向神の岩場概況 http://www.geocities.jp/k2hut/hyuugami.html ■四阿屋の岩場概況 http://kokuryoukai.sakura.ne.jp/2-4-1.html |
その他周辺情報 | ■八女市黒木地域交流センター「ふじの里」 日向神に近い温泉。300円と安い。 https://goo.gl/tDoyZ5 ■とりごえ温泉「栖(すみか)の宿」 四阿屋に近い温泉。300円と安い。 http://sumika-y.jp/ |
写真
感想
さあ、台風もそろそろ終わり、クライミングシーズンがやって来ましたよ〜★
というわけで今回は初の岩場、佐賀県鳥栖市にある「四阿屋(あずまや)」に行くことにしました。これまでインドアは竜岩でDECCのメンバーと、外岩は野岳でNCSのメンバーと楽しんできましたが、今回は二つのクラブの一部メンバーが合流してのクライミングとなりました。
四阿屋は福岡市内から1時間の岩場という事もあり、福岡県人には日向神(ひゅうがみ)と二分する人気のエリアです。というわけで日向神の八女津媛(やめつひめ)にてマルチピッチ未経験のイオタンにマルチ講習をし、その後にみんなで四阿屋のキャンプ酒とクライミングを楽しむというプランにしました。
八女津媛は前日までの雨で濡れていました。
ここは3ピッチの75度スラブなのですが、こんな時は沢靴の方が登れたな〜(笑)と思いつつ、1ピッチだけ上り下りしておしまい。現在はDECCで5.10aを登るイオタンですが、ここ最近はモチベーションが落ちていました。というのも、あるメンバーから「最近、調子に乗り過ぎじゃない?もっと丁寧に登れよ」と叱咤されたようなのです。
クライミングを始めて5.10aを登れる頃って、楽しい頃なんですよね。
それまで力任せに何も考えずに登っていたのが、オブザベしてムーブを考え出したりしつつ、一手づつ先へ進める達成感が高まるっていうか。伸び盛りというか、そんな時は少しの時間を作っても壁に行きたいって思うんですよ。イオタンもそうだったのですが…。
叱咤したメンバ−はグレード志向の高い人で、「登れる人がエライ人」という感覚があるようです。それはそれで分からなくもありませんが、彼は自分よりグレードが低い人に対してやや高圧的になるところもあって。叱咤されたイオタンは少し、しょげてしまいその後もクライミングを楽しめていない様子です。う〜ん、これは外岩に連れ出した方がいいかも。
八女津媛は日向神エリアでは易しいスラブです。
そこでまだ経験のないマルチを体験したら、インドア壁とは違う達成感や解放感、そこから先につながる…例えばアルパインなんかの可能性や楽しさを感じてもらえるかも。それがモチベーションを取り戻すきっかけになればいいな、と思いました。
結果的には、八女津媛は前日までの雨が渇いておらず、1Pだけしか登れませんでした。それでも少しは楽しんでもらえたようです。午後から四阿屋へ移動して、テントを張っての宴会です。DECCリーダーのほっしーさんとタケちゃん、NCSのユピちゃん(翌朝からツーさん)も合流。酒が入っての本音トークで、ユピちゃんがいいことを言いました。
「クライミング・ジェントルマンって言うじゃん?」
僕はその言葉は初耳でしたが、要するに「登れる人ほど優しいもんよ。初心者をけなす奴なんてサイテーだし、相手にせんでええわ」って話でした。それを聞いたイオタン、感激!です。その後は解放されたらしく…というか解放され過ぎて大変でしたが(笑)。
まあ、これってクライミングに限った話ではありませんね。
何事につけ真に力を付けた人間は、自分の努力だけでそれを成し遂げたとは感じないものです。逆に自分の力を誇示する人は、実は精一杯やり遂げてはいないのかもしれません。感謝とは、自分の力を出しきったその先に得られたものがあった時に感じるものですから。
え〜と、キャンプ飲みではそんな真面目な話ばかりをしていたはずもなく、大半はいつものようにエロトークにまみれていました(笑)。近くのファミリーキャンパーや、カップルはさぞかし迷惑したことでしょう。というか、耳を塞いでいたことを祈るばかりです。
翌朝は8時にはゲレンデに向かうつもりでした。
が、無残にも10時半までグダグダしてしまいました…。僕は肝心の四阿屋で身体のキレもなく、思ったようには登れませんでした。が、ひとこと良いですか?四阿屋のグレードはちょっとおかしいです。かなり辛めです。5.8ってトポにあるけど、これ10台だよね?10bってあるけど、イレブンじゃね?
あ…。
自分が登れない事をトポのせいにする辺り、僕はどうやらクライミングジェントルマンには程遠かったですね…。
うちはマウンテン・ジェントルマンとは言った。
『マウンテン・ジェントルマン/登山家 槇有恒の生涯』を読みなはれ〜。
ゲスい下ネタとか言わんばい〜。
あ〜、マウンテン・ジェントルマンって言ったのか〜。
酔ってたから大体な感じでしか覚えてなかったな(笑)。
もちろんゲスな下ネタは僕しか話しとらんですばい
以前、aumさんと四阿屋で遊ぼうと話をしてた時、「グレードもそんなでもなさそうよ」と言ったら、aumさんからは「あそこは設定が辛いよ。1つ2つ上で見たほうがいいよ」とアドバイスがありました。
やっぱり辛いんですねー
野岳と比較すると辛めだと思いますね〜。
岩質は花崗岩だと思いますが、あまりフリクションは良くありません。
が、野岳の安山岩とは違った感じは楽しかったです★
巻いてトップロープを掛けられるので、少し通ってみたいな〜と思ってます。
機会があったらご一緒しましょう♪
wakatakeyaさん、みなさまこんにちは
グレードは上を見るとキリがないのですが、自分にとっての課題となるグレードに向き合って、打ち込む人はカッコいい。
ちょっとかじって、一般登山者と比較して自慢してるとかいうひとは嫌です。
デリケートですよね。
→wakaさん
クラビ行き航空券予約しました。めっちゃ乗り継ぎ悪い(トランジット18時間以上)ですね。ただ、安くは収まりました。
トポ、もう買いました?イギリスでしか買えなかったので、国際便で頼みました。
クラビのチケット取りましたか〜!
いいなぁ、羨ましいです
バンコク直行からの乗り換えでタイミング良ければ、たしか10時間程度なんですよね。トポは僕も取り寄せようと思っていたところです。カジャさんのを貸してもらおうかな
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する