乗鞍岳


- GPS
- 03:58
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 648m
- 下り
- 1,031m
コースタイム
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 3:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
県道84号線は観光センターから上は着雪していたが、帰りにはほとんど溶けていた。 湯けむり館 \700 |
写真
感想
スキーブーツも7年使ってくたびれてきたので、買い替えを考えていたのだが、
どうせなら軽量化してTLTシステムをということで、結局、板もビンディングも
買い換えることになってしまった。昨年暮れに一式購入していたのだが、年末は九
州山行でスキーに行けず、また、今シーズンは雪が少ないので、様子を見ていた。
この三連休の天気予報と各地の積雪データを睨んで、乗鞍に行くことにした。
三連休の中日なので、それほど混雑しないだろうと思い、日曜日の朝2:30に出発。
かなり冷え込んだので、途中の道路の凍結が心配だったが、特に危険は無く、
6:30に乗鞍休暇村に到着。まだ、日が昇らないので、車の中で仮眠。
7:00隣の車のスキーヤーが出発の様子。装備はバックカントリーだが、まだリフト
運転まで1時間半もあるので、自力ハイクアップか?こちらも、一応ウェアを着替え
てのんびり朝食。
8:30チケット売り場で1回券3枚購入するが、「まだ、最上部のリフトは運転して
いません。」というので、ハイクアップを覚悟するが、「風が強いので、たぶん
9時頃には運転します。」と聞いて一安心。
今シーズン初のスキー。事前にチェックしたのだが、左だけ、ビンディングに
うまく嵌められない。左右の板を交換してみても、やはり左がうまく嵌らない。
ビンディングではなくて、ブーツか足のせい?
ようやく嵌めることができ、リフトを乗り継いで、ゲレンデトップを目指す。
予報どおり、天気は晴れていたが、気温は低く、風も強かった。上はもっと、
風が強いか?ゲレンデトップに着いてみると、風は穏やかだった。先行者3名がシー
ルを貼っているところだった。こちらも、新しいシールを貼る。
このシールは接着では無いので、今までのシールに比べて扱いが全然楽だった。
9:20ハイクアップ開始。いきなりの急斜面だが、軽量化と新しいシールの威力か、
ぐんぐん登っていける。途中で、先行の3名を抜いて、標識をチェックしながら
快調にハイクアップ。雪はしまっていて、トレースもしっかりついているので、い
い感じで登れる。肝心のブーツだが、当初心配していた小指の横は、パッドを張っ
たおかげでまったく問題なし。予想外に甲の内側にあたりがあることがわかった。
我慢できないほどではないが、サーモインナー成型してもらう時になんとかして
もらわねば。
位ヶ原の急斜面を登り出したところで、つぼ足のトレースを追っかけていたら、
ズルズル後退。シールが剥がれていた。このシールは着雪に弱いのか、雪を落と
しても、すぐには粘着力を回復してくれなくてあせったが、しばらく表面を
こすってやると回復。その後は剥がれることはなかったが、今後は要注意か?
エコーラインのガードレールに着いて、森林限界を超えると、風をもろに受けて
ロブスターのグローブも親指と人差し指が冷たい。とりあえず肩の小屋口を目指
す。剣ヶ峰が間近に迫る。雪は少な目。肩の口のトイレの建物が見えているが、な
かなか近づかない。シュカブラの雪面を一歩づつようやく肩の小屋口に到着。トイ
レの建物で風を避ける。行ければ肩の小屋まで行くつもりだったが、新しいギアの
様子を見るのが目的なので、滑り編にチェンジ。ワックスを急いで塗る。
滑降開始。いきなり転倒。ブーツを滑降モードにするのを忘れていた。
スポイラーを入れて、パワーベルトを締めると、ホールド感が増していい感じ。
ただ、歩行時の稼動範囲とのギャップがあり過ぎて、最初は膝の位置が定まらない
感じで、おまけに固い雪なので、おっかなびっくりの滑り。あっという間に、位ヶ
原 エコーライン下のノートラックバーンを選んでターンを決める。パウダーとは
いかないがなかなかのいい雪質。途中でパウダーを探して沢筋を下るも、そこも雪
がしまっていて、結局もとのラインに戻り、あとは、登りの斜面を忠実に下る。
途中で昼食。アップルパイと、今回お初の粉末ミルクティー。テルモスのお湯が
前夜沸かしたものだったので、あまり熱くなかったが、このあたりまで下ると
それほど寒くなかったので、問題なし。ワックスを適当に塗ったせいか、緩斜面で
は滑らず、ストックを漕ぎながら、ゲレンデトップに戻る。
その後は楽チンのゲレンデスキー。ゲレンデの板としてはエッジの効きは良い
ように思えるが、肝心のパウダー性能は今回は試せず。
湯けむり館で冷えた手足を温めて、ソフトクリームで休憩。渋滞の高速をのんびり
休憩しながら帰宅。今シーズン初のスキーで、道具もお初と初めてづくしのスキー
だったが、天気も雪質も良く、充実のバックカントリーとなった。
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