北八甲田 雛岳


- GPS
- 04:49
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 640m
- 下り
- 634m
コースタイム
09:03 標高750m 沢に阻まれ目標の一つ手前の尾根に取りつく
09:34 標高850m 急斜面に突入
10:06 標高950m 急斜面を突破
10:47 標高1100m 雪庇尾根に突入
11:25 標高1200m 雪庇とダケカンバの狭い間を通り雪庇尾根を突破
11:34 雛岳山頂
11:40 風を避けるため少し下る
シール取り外し・休憩
12:02 滑走開始
12:39 箒場ルート 指導標97番
12:58 箒場 到着
天候 | 登りは曇り空で薄日が差していて、 山頂付近よりガスが出てきて雪が降り出しました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
付近の青森田代十和田線は、八甲田温泉と谷内温泉ゲート間が18時〜翌朝7時30分まで通行止めとなっています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※ 登山ポストはありませんので、各自それなりの対処が必要です。 ※ 登山口はもちろん、周辺にもトイレはありませんので、入山前に済ませてください。 ※ 今回の入山地点周辺へは冬季夜間通行止め区間ですので、朝夕の車の乗り入れは注意が必要です。 詳細は下記リンクを参照願います。 「青森みち情報/八甲田規制情報」 http://www.koutsu-aomori.com/Road/HakkodaMain.html ※ 当然ながら今回のルートの大部分には標識等はありませんので、地形図とコンパスは必携です。 ※ 下山後の温泉は、今回私は「みちのく深沢温泉」などがあります。 大人一人 400円 入浴時間は PM8時まで 露天風呂あり シャンプー・ボディーソープ類は、備え付けされていませんので持参してください。 |
写真
スキーの先端に亀裂が走り
極小規模ですが表面5cm程度の
表層雪崩を起こしちゃいました
(~~;ゞ
その場では立ち止まらないで
サッサと通り過ぎ
安全を確認してから写しました
登りで通らないで正解でした
感想
先日の逆川岳・横岳で、あまりにも滑りがボロボロだったので、今回はメインの山スキーセットで鬱憤を晴らしにやってきました。
鬱憤を晴らすためには、いくらかでも天候条件が良さそうなところにしようと思い、
当日の朝の天候状況を見てから登る山を決める事にしていました。
車を走らせながら八甲田連峰の様子を見ましたが、全体的に雲の中に入ってしまっていて何も見えませんでした。
風向きは西風のようですから、出来るだけ東側の山がよさそうだと思い、雛岳に登る事にしました。
実は雛岳には登った事はありませんでした。
登り口に車を停めて、準備をしながら地形図を見てルートを考えました。
今日は単独なので登り下りとも同じルートがいいと思い、ほどほどの斜面であろう北側の尾根を登る事にしました。
コンパスを合わせてブナ林の中をチンタラ歩きだし、北側の尾根を目指しましたが、
少し左に寄りながら歩いてしまったようで、目標の尾根の途中に出てしまい、
さらには目の前にベコンと雪面が沈み込んだ沢に行く手を阻まれてしまいました。
その場所から山頂に向かうと結構な急斜面が待ち受けているし、山頂手前には小さな崖があるのが地図で読み取れました。
まいったなぁー・・・まぁいいか !
今日は単独だし、ゆっくり登れば何とかなるだろう、
だめならそこから戻ればいいだけのこと、
行けるとこまで行ってみよう !
と、思ってジワジワと斜面を登りだしました。
登っていくと最初はスキーで滑ると気持ちよさそうな斜度でしたが、ジワジワと斜度が急になっていきました。
だいたいは直登で登っていく私ですが、さすがにシールが負けだして、たまらずジグを切って登ります。
切り返しのキックターンもビビる斜面でしたが、ゆっくり焦らずチンタラ登って何とか急斜面を突破しました。
次なる試練は地図上で崖マークの場所。
そんなに高い崖ではありませんでしたが、西風にあおられて上部は雪庇が発達中でした。
雪庇の反対側はダケカンバの樹林帯で、中を歩くのはかなり厳しそう。
幸いにもさほど雪庇の迫り出しはなさそうだったので、ここもゆっくり慎重に登って行き、何とか山頂に到着しました。
山頂部は樹木がほとんど無いので吹きさらし・・・強風が吹き荒れていました (;^。^A アセアセ…
グイッと両足を踏ん張り、根性で山頂での儀式を済ませ (笑)
そそくさと少し下のダケカンバの陰に隠れこみました。
時間はちょうど昼でしたが、最近作った行動食入れに入れたポリッピーをムシャムシャして、そそくさと下りる事にしました。
いよいよ鬱憤晴らしへと出発 !
が・・・しかし・・・
おいしそうな大斜面でも何か身体がイマイチ。。。
先日悪戦苦闘した意識が身体に残ってしまっているようです。
さらにガスが立ち込め、雪も降ってきて雪面が見えないので、雪が柔らかい深みに突然ハマって2〜3度頭から吹っ飛ぶし (~_~;)
鬱憤晴らしのつもりが、かえって症状を悪化させたようです (爆)
まあ無事に下山したからヨシとしますが、初心に戻って地道に行くことにします。
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