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Yamareco

記録ID: 1629059
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

備前楯山〜簀子橋堆積場の周回コース

2018年10月26日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:26
距離
8.0km
登り
977m
下り
970m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:07
休憩
0:19
合計
4:26
9:44
44
10:28
10:30
25
有越山(1025m)
10:55
10:55
52
11:47
12:04
49
12:53
12:53
41
石垣山(1106m)
13:34
13:34
0
背戸山(998m)
13:34
13:34
36
14:10
歩いた距離 8.4km
通洞駅 →備前楯山 2時間10分
備前楯山→通洞駅  2時間10分
消費した水 300ml 食べたものバターサンド2切れと柿の種
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東武鉄道 新桐生駅よりレンタカー 45km 70分〜80分くらい。1時間では無理
コース状況/
危険箇所等
全線で道標なし GPSがないと道迷いの可能性あり
迷たのは2ヶ所で水山(1114m)で違う方向に下りてしまった。備前楯山からの下りの取り付きが分からず適当に降りたら道迷い。
いずれもGPSで位置を確認していたのですぐに引き返して問題なし。

登りに使ったコースは危険個所少ないです(ないわけではない) 下りのコースは地形図でいう石垣山(1106m)〜背戸山(998m)の間が結構大変。
ツツジのやぶ漕ぎは猛烈だし、抜けたと思ったら片側崖の尾根 1ヶ所は両側切れ落ちたキレットになっている。
石垣山の登りもやせた尾根(ほとんど岩登り)です。当然ですが、ペイントマークも鎖もありません。

背戸山を過ぎれば道標はないけど、普通に登山道です。


その他周辺情報 かじか荘で日帰り入浴610円
足尾歴史館 350円(駐車場として利用。さすがにタダって訳には・・) 3600円の写真集まで買ってしまった!!
おはようございます
自宅から2時間半で新桐生。
乗り換えが多いし、館林〜太田の列車は座れずクタクタです。
2018年10月26日 08:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 8:05
おはようございます
自宅から2時間半で新桐生。
乗り換えが多いし、館林〜太田の列車は座れずクタクタです。
新桐生から1時間10分ほどで通洞駅上にある足尾歴史館。
帰りに見学するという約束で停めさせてもらいました。
2018年10月26日 09:35撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 9:35
新桐生から1時間10分ほどで通洞駅上にある足尾歴史館。
帰りに見学するという約束で停めさせてもらいました。
2018年10月26日 09:56撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 9:56
登山道もなくひたすら急斜面を登り続ける
2018年10月26日 10:11撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:11
登山道もなくひたすら急斜面を登り続ける
2018年10月26日 10:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:20
リボンがあったので合っていたようです。
2018年10月26日 10:26撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:26
リボンがあったので合っていたようです。
でた鉱毒湖! 知らなきゃ普通のダム湖です。
2018年10月26日 10:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/26 10:29
でた鉱毒湖! 知らなきゃ普通のダム湖です。
2018年10月26日 10:33撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:33
2018年10月26日 10:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:37
索道の基礎
たぶん昭和初期のころか30年代まで使われていたものでしょう
明治のものは支柱も木製だったようです。
資料によると足尾銅山は地形の悪さから索道(足尾では鉄索と言っていらい)で木材やスラグを搬送していたようです。
2018年10月26日 10:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:38
索道の基礎
たぶん昭和初期のころか30年代まで使われていたものでしょう
明治のものは支柱も木製だったようです。
資料によると足尾銅山は地形の悪さから索道(足尾では鉄索と言っていらい)で木材やスラグを搬送していたようです。
2018年10月26日 10:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:39
この辺りに軽トラが転がっていたので車道でもあったのでしょうか。
2018年10月26日 10:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:40
この辺りに軽トラが転がっていたので車道でもあったのでしょうか。
明治時代は人力でワイヤーを運んだみたいです その搬送写真を見ると隊列を組んで運ぶって・・ 恐ろしすぎです。
木製の支柱なんてすぐに壊れるだろうし、恐ろしや〜
2018年10月26日 10:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:41
明治時代は人力でワイヤーを運んだみたいです その搬送写真を見ると隊列を組んで運ぶって・・ 恐ろしすぎです。
木製の支柱なんてすぐに壊れるだろうし、恐ろしや〜
2018年10月26日 10:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:42
簀子堆積場へスラグ(鉱毒)を輸送していたものと思われる。
2018年10月26日 10:42撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:42
簀子堆積場へスラグ(鉱毒)を輸送していたものと思われる。
早崎鉄工所(沼津)で作ったブル 大手の建機メーカーのようです
2018年10月26日 10:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:43
早崎鉄工所(沼津)で作ったブル 大手の建機メーカーのようです
ヤンマー製巻き上げ機
2018年10月26日 10:45撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 10:45
ヤンマー製巻き上げ機
2018年10月26日 11:05撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 11:05
索道の基礎と思われます
2018年10月26日 11:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 11:18
索道の基礎と思われます
備前楯山が見えたけどいったん降りさせられます
2018年10月26日 11:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/26 11:21
備前楯山が見えたけどいったん降りさせられます
ツツジの藪 けっこうこれで苦しめられます
2018年10月26日 11:29撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 11:29
ツツジの藪 けっこうこれで苦しめられます
2018年10月26日 11:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 11:34
紅葉は見頃だけどメインは簀子堆積場のつもり
2018年10月26日 11:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 11:37
紅葉は見頃だけどメインは簀子堆積場のつもり
もう少しで山頂 登山道が明瞭なのはこの辺りだけ。
2018年10月26日 11:41撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 11:41
もう少しで山頂 登山道が明瞭なのはこの辺りだけ。
山頂に着いた! いちおう登ってみるか・・ レベルの山頂です。
ここから下りは登山道があると記録があるので楽ができるかと?
山頂であった人も簀子橋堆積場のことは知りませんでした。
2018年10月26日 11:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/26 11:49
山頂に着いた! いちおう登ってみるか・・ レベルの山頂です。
ここから下りは登山道があると記録があるので楽ができるかと?
山頂であった人も簀子橋堆積場のことは知りませんでした。
2018年10月26日 12:04撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 12:04
下りコースの取り付きが分からず結局はヤブ漕ぎでした(笑)
2018年10月26日 12:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 12:24
下りコースの取り付きが分からず結局はヤブ漕ぎでした(笑)
2018年10月26日 12:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 12:32
2018年10月26日 12:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 12:36
写真の通り左側は切れ落ちてます 尾根の際を歩くけど結構怖い。
2018年10月26日 12:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 12:36
写真の通り左側は切れ落ちてます 尾根の際を歩くけど結構怖い。
紅葉を楽しむ余裕なし
2018年10月26日 12:37撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/26 12:37
紅葉を楽しむ余裕なし
奥の山は赤倉山 まだ行っていないので計画中です
2018年10月26日 12:39撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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10/26 12:39
奥の山は赤倉山 まだ行っていないので計画中です
やぶ漕ぎしたくないのでガレ場を行く 登り切れば石垣山(1106m)
2018年10月26日 12:40撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/26 12:40
やぶ漕ぎしたくないのでガレ場を行く 登り切れば石垣山(1106m)
時々日光マーク
2018年10月26日 12:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 12:50
時々日光マーク
どうあがいても藪に突入するしなかない。
2018年10月26日 12:58撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 12:58
どうあがいても藪に突入するしなかない。
ツツジの藪漕ぎは結構きつい・・ ザックの中はツツジの葉っぱだらけでした。
2018年10月26日 13:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 13:01
ツツジの藪漕ぎは結構きつい・・ ザックの中はツツジの葉っぱだらけでした。
よく見ると山腹にはトラバース道があるように見えますが、危険なので行きません。
2018年10月26日 13:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/26 13:08
よく見ると山腹にはトラバース道があるように見えますが、危険なので行きません。
2018年10月26日 13:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 13:10
足尾周辺の岩はすすが付いているのが多い 
2018年10月26日 13:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 13:18
足尾周辺の岩はすすが付いているのが多い 
背戸山(998m)への登り返し 
2018年10月26日 13:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/26 13:20
背戸山(998m)への登り返し 
いちばん危険なところ 
両側とも切れ落ちて岩も脆い・・ でも行くしかない。
2018年10月26日 13:21撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/26 13:21
いちばん危険なところ 
両側とも切れ落ちて岩も脆い・・ でも行くしかない。
2018年10月26日 13:28撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/26 13:28
遠くから見ると巻き道もあるようだけどそっちの方が危ないのでやっぱり尾根伝い。
まさに岩のトラバースが続いてます。 これでは安易に立ち入るのは危険です
2018年10月26日 13:30撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 13:30
遠くから見ると巻き道もあるようだけどそっちの方が危ないのでやっぱり尾根伝い。
まさに岩のトラバースが続いてます。 これでは安易に立ち入るのは危険です
背戸山 展望なしそして山頂標識もなし。
2018年10月26日 13:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 13:34
背戸山 展望なしそして山頂標識もなし。
簀子堆積場 足尾のダークな部分です
これを解決しなければ世界遺産登録はあり得ないでしょう
2018年10月26日 13:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 13:46
簀子堆積場 足尾のダークな部分です
これを解決しなければ世界遺産登録はあり得ないでしょう
恐ろしいのは雨水がダム湖に侵入し毎年増えること・・ 普通のダム湖と違って利用できない水です。
2018年10月26日 13:47撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/26 13:47
恐ろしいのは雨水がダム湖に侵入し毎年増えること・・ 普通のダム湖と違って利用できない水です。
高圧線の下をあるき庚申塚
2018年10月26日 14:06撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 14:06
高圧線の下をあるき庚申塚
何かの神社でもあったのか
2018年10月26日 14:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 14:08
何かの神社でもあったのか
通洞駅。駅員さんがいるようです
このあと足尾歴史館(駐車場)に戻ります 5分ほど。
2018年10月26日 14:10撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 14:10
通洞駅。駅員さんがいるようです
このあと足尾歴史館(駐車場)に戻ります 5分ほど。
かじか荘で立ち寄り湯。
食堂や温泉の場所は前と同じだったので全面改装かなあ 往年の建物のイメージではなくキレイなりました。
2018年10月26日 15:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 15:50
かじか荘で立ち寄り湯。
食堂や温泉の場所は前と同じだったので全面改装かなあ 往年の建物のイメージではなくキレイなりました。
桐生の観光大使 篠原涼子さん
2018年10月26日 17:53撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
10/26 17:53
桐生の観光大使 篠原涼子さん
天候調査 15時の天気・・実際には曇り
天候調査 15時の天気・・実際には曇り
天候調査 10時の天気・・実際には曇り
天候調査 10時の天気・・実際には曇り
帰りは特急で・・ 春日部は停まらず、北千住まで行ってしまいます。
帰りは特急で・・ 春日部は停まらず、北千住まで行ってしまいます。

感想

足尾鉱毒事件の中心となった遺構を巡る尾根歩き その中でも簀子堆積場というのは今でも残る、足尾銅山のダークな部分だ。それを見てみたい。

簀子堆積場を知ったのは最近・・ 足尾の山々の次に登る山を地形図を眺めていたらダム湖があった。
市街地から近いのに観光地化されておらず、不思議に思ってから。
調べてみると危険な鉱滓ダムhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%B1%E6%BB%93%E3%83%80%E3%83%A0
だと分かった。
鉱滓ダムでは観光地化するわけもなく、見られては拙いのか整備された登山道もない。 チョット眺めてくるか・・ くらいの気分だった。

考えは甘く全線藪漕ぎだった。
さすがは足尾の山で楽させても登らせてもらえない。
歩いた時間を見てびっくりだが、登りの時間と下りの時間が同じってどういうこと??
日光市足尾の登山情報には通洞駅から備前楯山は上級者向きと書いてあるが、「どこが上級者向きだよ」と言いたくなる。
やぶ漕ぎや崖登りがあったら一般的なハイキングではないよなあ〜 

やっぱり簀子橋堆積場は知る人ぞ知る施設なのだろうと思った。

下山後に足尾歴史館に立ち寄ったが、これも大いに楽しめた。
通洞駅での列車待ちにちょうどいいでしょう。 面白過ぎてもう一本逃してしまいそうだ。


また時期を変えて登ってみたい。




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