信州の里山尾根縦走(一重山から五里ヶ峯)
- GPS
- 06:49
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 6:52
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
坂城駅→屋代駅(しなの鉄道)250円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して特に危険な箇所はありませんでした。ルートは全体を通して案内標識が多くわかりやすかったです。※地図は持参したほうがよいと思います。 |
その他周辺情報 | びんぐし湯さん館 500円 |
写真
感想
11/24土曜日は、上信越道で長野県の千曲市まで山歩きに行ってきました。かねがね歩きたいと思っていて今年の5月に行く準備までしたのに直前にインフルで断念した計画の実行の時が来ました。(笑)
坂城ICを下りて登山口の駐車場に到着したのは6時半ぐらい、天気はどんよりした曇りで山の上にはガスがかかって見えませんでした。駐車場で準備をしながら考えて最初に電車で元々のゴールの屋代駅へ行きそこから歩くうちにガスも晴れるだろうとまずは坂城駅へ向かいました。電車を待つこと15分、電車に乗るのは3駅10分ほどで到着しました。
屋代駅を出ていきなり道に迷ったり、神社に寄ったりしながらきれいなモミジの登山口に着いたのは7時45分でした。ここから舗装された尾根道を上って行くと程なく矢代神社と城址のある一重山に着きました。ここから先に見える山はきれいに色づいていました。相変わらず曇り空で紅葉もいまひとつさえない感じです。
将軍塚古墳を経て程なく有明山山頂に到着しました。山頂で一休みの後ちょっと下ったところのほうが展望がありました。この時間でもまだ暗雲垂れ込めていてこれからの山行に不安がよぎります。それでも歩きやすい松の多い気持ちのよいトレイルが続きます。
そうしてしばらく歩いていると明るくなって陽ざしが出てきました。ちょうど眺めのよい開けた場所に出たのでここで小休憩、目の前にはこれから歩く山並と眼下に千曲川と町並みがよく見えます。最初は見えなかった五里ヶ峯てっぺんあたりもみるみる雲が取れてきました。その先もアップダウンの少ないトレイルは続いて一気に下って行くと宮坂峠でした。
ここで車道を横切りまたトレイルに入ります。ここからは五里ヶ峯に向かって上りが続きます。しばらく上がって行ったところでふと横を向くと真白なお山が木の間から見えました。北アルプスまでは今日は見えないものと半ば諦めていたのでこれにはテンション200%アップです。(笑) 更に進んだ送電鉄塔のところからもきれいな北アルプスの山々を見ることができました。
いくつかのピークを越えどんどん標高を稼ぎます。空は晴れているのに雨のように上から降ってくるので見上げると頭上に霧氷が残っていました。勘助道の案内板からは更に急坂となり霧氷が雨あられのように降ってきます。そうしてようやく本日の最高峰、五里ヶ峯に到着しました。
五里ヶ峯山頂、ここからの眺めはとてもすばらしくススキ越しに穂高連峰、槍ヶ岳、爺が岳、鹿島槍、五竜、唐松岳、白馬三山までの雪を被った北アルプスが一望できました。誰もいない貸切りの山頂で美味しくお昼ご飯にコーヒータイムまで白い山々を眺めながら贅沢なひと時を過ごさせていただきました。
眺めを満喫し少し寒くもなってきたので下ります。そこからしばらく下ると葛尾城址がありました。ここの主郭があった場所に東屋がありここからの眺めもとてもよかったです。すぐに下るのがもったいなくてここでも20分ぐらいのんびりしていました。さらに下った大きな岩場、行けそうなので行ってみるとここも眺めのい場所でした。五里ヶ峯からの下り、ここが本日一番よかったです。そうして最後に坂城神社に御礼参りをしてから駐車場に戻りました。
下山後は、千曲川を渡った反対側の山ろく眺めのよい場所にあるびんぐし湯さん館に立ち寄りさっぱりしてから帰途につきました。
千曲川の北岸、屋代から坂城へ続く五一山脈を今回初めて歩いてきましたがとても歩きやすいトレイルで富岡の神成アルプスの里山感と桐生アルプスの歩き応え感の両方味わえるよいコースでした。このあたりお向かいの冠着山、鏡台山への縦走コースなどまだまだ楽しめそうです。白い北アルプスも眺められ紅葉もちょうど見ごろでよかったです。これからの時期楽しめそうなお山ですね。途中ほとんど人にも会わず、五里が峯まで登山者数名、トレラン数名、その他1名、五里が峯の下りでも2名ほどと静かな山行でした。
コメント
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iwanobさん、おはようございます。
神成アルプスの里山感と桐生アルプスの歩き応え
いやいや、里山ロング大好きな私にはそそる言葉ですね!
上信越を走る度に目にする五里ヶ峯トンネル
いつかは五里ヶ峯を歩きたいと思っていました。
今回のような、雪の降る前の冬枯れの時期もよいですが
iwanobさんが当初計画をされていた新緑の5月も良さそうですね。
来年の山行候補の一つに追加させて頂きます
mikaboさん、こんばんわー
めいっぱいそそられてください。(笑) 私も今回初めて歩きましたが信州の里山ロングもなかなかいいですよ。その中でやっぱり一番は、白いアルプスの山々が間近に見られることですね。五里ヶ峯山頂からの眺めは抜群でした。3月から5月上旬あたりが真っ白な山並が見られてよいかなと思います。白い山々と新緑の山歩きもいいですよね。
iwanobさん こんばんは
mikaboさんと同じく、私も山行候補に加えさせていただき
ました。来年の紅葉の時期に歩きたいと思います。この辺り
は「山と高原地図」に載っていないので、なかなか計画でき
ませんが、上田市の太郎山も含めて歩きたいと思っていまし
た。情報をありがとうございます。
埼玉のchii
chiiさん、おはようございます。
紅葉と白いお山を一緒に見られる時期は限られてきますがこの時期楽しく山歩きができますよ。ぜひ歩いてみてください。情報がお役にたって何よりです。上田の太郎山も登りごたえのありそうな里山ですね。
iwanobさん、こんばんわ。信州の山、高い山は有名でも、里山はかえって知られていなくて不遇な感じがしますね。それでも、盆地の眺望、白い峰々の眺望と、冬枯れがちょうどいい季節。雪降るまでのつかの間のお楽しみは距離もあるし、いいコースですね。ご当地アルプスに加え、十二ヶ岳のような景色。晩秋から初冬の山はいいなぁ。
yamaonseさん、おはようございます。
千曲川に沿った町並みの奥には真っ白な高い山々の眺め、これぞ信州という感じです。あまり標高は高くはないですが高いところからの眺めは一味違います。これからの季節から春にかけて楽しく歩けるコースだと思います。通して歩くと距離がありますが、そこは里山、エスケープルートもあって体力に応じて歩くことができますし、五里ヶ峰往復でも充分楽しめると思います。里山歩きの楽しい季節がやってきましたね♪
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