記録ID: 1662373
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾
信じられない(◎_◎;)川苔山と本仁田山
2018年11月25日(日) [日帰り]


体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 08:20
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,429m
- 下り
- 2,585m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:19
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:21
距離 17.2km
登り 2,432m
下り 2,587m
6:45
25分
スタート地点
15:06
ゴール地点
天候 | ☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バスは奥多摩駅から1時間に1本ずつ出てるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
皆様のヤマレコでだいたい把握してはいましたが、川苔山は初心者コースではないと思います。 川乗橋からのコースは道が狭くて片側切れ落ちているという感じですね。 川苔山から下った船井戸⇔大ダワ⇔本仁田山⇔奥多摩駅のコースについては下りも登りも相当注意が必要かと思います。特に大ダワの上にある鋸尾根は気を付けないと。 |
その他周辺情報 | もえぎの湯は混むし狭いので少し遠くですが「つるつる温泉」にしました。820円ですがJAF割引で720円になります。 |
写真
登山口から13分ほどのところでなんか先行組が登山道ではなく沢にいます。おや、なんだろう?私も6年ほどの登山経験ですが、初めての体験でした。
遭遇したのは滑落したと思われる仏様でした。私は第3発見者です。2番目の単独の方が死亡を確認しシートをかけてくださいました。携帯電波が繋がらないため、第一発見者の若者3人組に電波の届くところまで戻ってもらい110番をお願いしました。彼らが戻るまで1時間はじっと待ってたと思います。若者も戻ってきてその後やっと捜索隊の方一人が来られました。
後はお任せして出発。
遭遇したのは滑落したと思われる仏様でした。私は第3発見者です。2番目の単独の方が死亡を確認しシートをかけてくださいました。携帯電波が繋がらないため、第一発見者の若者3人組に電波の届くところまで戻ってもらい110番をお願いしました。彼らが戻るまで1時間はじっと待ってたと思います。若者も戻ってきてその後やっと捜索隊の方一人が来られました。
後はお任せして出発。
感想
今日はこのレコを書いているときも気分は沈みっぱなしです。
まさか滑落した仏様に遭遇するとは思いませんでした。ネットニュースでも出てますね。単独の70代の女性とか。昨日から捜索願が出ていたみたいですので昨日の夕方にこの登山道を下ってきて滑落したんですかね。遺体の場所が沢の向こう側なので沢沿いの登山道から滑落したのではなく上方にある林道から滑落したのか、それとも登山道を途中で間違えて進み滑落したのかと思われます。捜索隊の人からは東日原の方から登ったとか聞いたんですが、どこから登ったのでしょう。
ネットニュースを見ると「警察や消防などの捜索隊が発見した」と書いてあるけどこれは嘘です。若者3人が第一発見者でしかも電波の届くところまで戻って通報しました。警察署から感謝状を送ってほしいくらい。本当にご苦労様でした。
【追記】
川苔山の体験から2週間経ちますが、この後もいろいろなことを考えました。
あの時は既に亡くなっていたからあわてることもなかったですが、もし滑落した方がまだ生存していたとしたら我々はどういう行動をとっただろうか。何をすべきなのか、人の生死がかかわっているとしたらもっと必死だったと思います。
よく災害に備えて避難訓練をするように救助方法の手順、マニュアルなども必要なのかなと思いました。もちろんプロではないのでプロに救助依頼するまでの通報方法や応急処置的なことになるかと思いますが。
山に登る人が人に迷惑をかけないように心がけることは当たり前のことですが、誰かが助けを求めているときに遭遇した場合の救助方法も学んでおくべきではないのかな。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:10410人
h maccanさん
山では色々ありますね。
一歩間違えれば明日は我が身。
お互い気をつけて楽しみましょう。
お疲れ様でした。
kazunoyama
kazunoyama様
コメントありがとうございます。
いや本当に大変な所に遭遇してしまいました。本当はバス停からは我々が1番目に出発したんですが、グループと単独の方に途中で抜かれて3番目でした。結果的に3番目ですが1番目になるところでした。既に死亡していても第1発見者は連絡先住所を聞かれるようです。電波が繋がらず若者に戻って通報してもらったことにはとても感謝です。こういう時はみんな協力しないとね。
いい教訓でした。我々も気を付けなければならないですね。
山で死ねれば本望という言葉がありますが、h_macchanさん達が発見された方は
どのような気持ちだったのだろう?家族は・・?と考えてしまいました。
山で遭難したり事故にあうのは必ずしも特別な人ではなくて、
私や皆さんと同じようにそれなりに備えや注意もしていながらも、
想定外の理由で遭難や事故にあったりするのではないかと思っています。
私は山で死ねれば本望ではないので、今後も油断しないで気を付けないと・・。
PXD01704様 メッセージありがとうございます。
山で遭難するかもしれないということは本当に他人ごとではありませんね。
私も今回の体験で同じようなことを思いました。
山は楽しいのでついテンションがあがってしまいますが、もし自分が遭難したら家族をはじめどれだけの人に迷惑をかけるかということをいつも心に留めて、絶対に無理をせず冷静な判断が必要かなと思いました。
まあそうは言っても、無理かどうかを判断するのが難しい場合があるし、いつ上から岩が降ってくるかもしれないし。。。じゃあ遭難したくないのなら山なんか行かない方がいいということにもなるし。。。
考えると難しいけど、でもやっぱり山好きな人には登山はやめられませんよね。結局自分でできる十分な準備と装備と冷静な判断が必要ということかなあ。
初めまして、MoriMoriMoriと申します。
大変な経験をされたと思いますが、このような形で当事者が何を考えどう行動したかを記録として残してくださることは、意義のある事であると思います。
ご対応、お疲れ様でした。
MoriMoriMori様
メッセージありがとうございます。
私はいただけで特に何もしてませんが、いろいろ考えさせられたことには違いないです。
ひとごとではなく、楽しい山だけど油断することなく常に気を引き締めてなければいけないですよね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する