筑波山(山あるあるの宝庫)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 914m
- 下り
- 418m
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
今回は3300円でつくばエクスプレスとシャトルバスがセットになった「筑波山あるきっぷ」を使用。割安感はそこそこ。 ロープウェーやケーブルカーも付いて4300円てのもあってよりお得ではあるけど乗らないからどうせ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
女体山の岩場でフラッとしないように気を付けよう。 |
その他周辺情報 | 筑波山神宮の回りに温泉宿があって、筑波山きっぷと協賛で安くなるけど大体2時3時までしか日帰り入浴できません。 |
写真
感想
日本百名山のネタ山として有名な筑波山です。
でもさ、ここ登ってみて分かったことが一つ。
「日本百名山」という本に興味がない人がこのリストを追いかけることには何の意味もない。
僕もこの本に興味はない。
でもこの山には、自分だけの百名山を作りたいという、この本の著者の本質を感じるよ。
それが分かっただけでも筑波山に登った意味がある。
この山の素晴しさが分からない人はハイキングの本質を知らない人だと思うんだ。
今回はなるべく下から登りたいと思って筑波山シャトルバスの沼田バス停を降りて名物かりんと饅頭を買い、旧関東鉄道筑波駅の跡である筑波山口バス停まで歩く。
ここは「筑波山口」などといういかにもな名前はついているけど登山口でもなんでもない。
ただ昔は普通に列車降りてここから筑波山に登ってたんだろうね。
つまり昭和初期の山登りに徹してみたわけです。
標高31mから。標高差846m。
開聞岳もそうだけど実はそんなに低くない。
ロープウェーとかケーブルカーとか上の鉄塔とかそういうの気にせず登ってみて思ったこと。
「この山、登ったことある」
実際初めてなんだけどね、歩いてると「ここ宝満にいる気がする」とか「古処山みたい」とかどこかで見たことのある風景の連続。
すごくホッとする。平日で人が少ないってこともあるんだけどアウェー感がない。
結論
筑波山は普通の山でした。
どこにでもある、子供の頃から遠足で歩いてる、みんな大好きな普通の山。
大なり小なり近所に無数にあるはずの「いつもの山」の日本代表です。
まあ、だから日頃宝満に登っていればわざわざ百名山だからって飛行機使ってここに来る意味はないっちゃない。
でも行かなきゃきっと分からないこともあります。
その本質を知らないまま、ただあの昭和テイスト溢れるつつじヶ丘登山口からロープウェー登ってガマガエル見てはい帳面消し終了、やっぱりネタ山だね、さあ次行こうってあんまりだなあと思うわけです。
その人にとっても不幸です。
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