鉾ヶ岳の初冬 〜柵口in溝尾out周回〜
- GPS
- 06:06
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,508m
- 下り
- 1,539m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
柵口側駐車場は5台程度、水場あり、トイレ無し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※柵口〜権現岳 凍結気味の岩場が続き、季節がらロープも凍結気味、危ない。 ※権現岳〜1289Mトッケ峰 小刻みなアップダウンのある、岩っぽい細尾根。 季節がら転倒を誘う薄雪、危ない。 ※トッケ峰〜鉾ヶ岳 展望の優れぬ稜線道、季節がらの積雪(最大で50センチ程度?)しんどい。 ※金冠山近辺 木の根混じりの急登降。 季節がらの積雪が足の踏み場を自由にしているが、危ない。 ※尾根筋を外れて以降 打ち捨てられた、旧車道林道跡。 削られた粘土質を含む路面が、予期せぬスリップを誘発し、危ない。 ☆☆要するに、全体的に危ない☆☆ |
その他周辺情報 | 近いわけではないですが・・・ 長野県小谷村R148沿いの湯原温泉 猫鼻の湯は、日帰り入浴500円、宿泊は更に+して1000円。 トータル1500円で入浴自由で、山小屋での宿泊なんかよりよっぽど快適な夜が約束できます。 |
写真
装備
備考 | 麓での反省点はありますが、山での反省点はないです。 |
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感想
かさばる雪山道具を、一部実家の納屋に押し込んでいる都合上、年末まで雪山へはトライできない状況。
この週末は、湯俣温泉でまったりテント泊、の、つもりだったのですが・・・
後立山を越えてくる流れ雨を受けながらのドライブ中に断念。
過去に何度か登山口まで行っては、なんだかんだと登らなかった鉾ヶ岳に座標変更。
入浴場所を探していると、湯原温泉猫鼻の湯へと至る小さな看板を発見。
野湯共同浴場マニアをやっていた頃に、この辺の地権者と不思議体験をしたことを思い出し、ふと懐かしくなり入湯。
安価で屋根付きストーブ付きの簡易住居に宿泊出来るともあり、即決。
ただし、他の宿泊者との間でプチトラブルをやらかしかけたのは、今回最大の反省点。
山の上では『山』という共通言語で話せても、里では日本語しか通用しない。
つまり日本語社会での立ち位置や生き様が、まるで誤魔化せない。
目的を異にするであろう袖触れ合っただけの他人は、やっぱり袖を触れ合わせるだけに留めておくべき。
良き教訓を得ました。
ま、そういった経緯での鉾ヶ岳、非常にモチベーションは低い。
溝尾に自転車を置き、柵口で一本ビールを空けて、退路を断った状態で初めて登り始められました。
登山口では、この日の実質的パートナーとなる方と出会いました。
多分、あの方との出会いがないと早々に諦めていたと思います。
胎内洞をくぐるあたりで、前日の膿が取れ始め
ロープと岩場の連続が、前日晩の失態を急速に過去へと削り流してくれました。
氷結したロープと岩場を含む危ない投降も、装備していた秋仕様の山道具をことごとく侵食する積雪も、この日の自分には心地の良いものでした。
下り、北側尾根を外れ、腐り果てた車道林道跡に至るまでの区間で、何かスイッチが入り、走るように下山できました。
このあたりは減量の成果だなぁと、来る冬山シーズンへの手応えを感じました。
自転車を利用し一足先に周回が片付いたので、この日のパートナーをピックアップさせて頂きました。
本当にあの方には感謝、あの方がいなければ山行が完遂出来なかっただろうこともそうですが・・・
金と時間をすり減らして後ろ向きな人生訓を得ただけだったなぁ、と
師走最初の週末を年間最悪の週末として過ごし、それを年明けまで引きずったでしょうから。
コメント
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ありがとう、お互いに必要な出会いだったかも?
溝尾から入山されていた方も、柵口から歩いていれば、
3人旅になっていたかもね。
若さが羨ましいな。
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