伊豆山稜線歩道今回は戸田峠〜達磨山・古稀山・伽藍山〜船原峠まで
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- GPS
- 04:10
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 535m
- 下り
- 716m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
八王子05:54(JR横浜線) 町田06:20/06:37(小田急小田原線) 小田原07:31/07:36(JR東海道本線) ※JR東日本〜JR東海を跨るので小田原駅で切符を購入 熱海07:59/08:02発(JR東海道本線) 三島08:14/08:20(伊豆箱根鉄道駿豆線) 修善寺08:55 修善寺駅BS09:15(東海バス)¥760 戸田峠BS09:44 ※乗り過ごして「瞽女展望地(ごぜてんぼうち)」付近で降ろしてもらう 復路: 平石BS14:05(東海バス)¥520 土肥温泉BS14:23 (翌日) 土肥温泉BS10:22(東海バス・急行三島駅行)¥1750 三島駅BS11:55 ※定刻は11:42 三島12:06(JR東海道本線) 熱海12:20/12:31(JR東海道本線・上野東京ライン) 小田原12:52/12:56(小田急小田原線) 町田13:55/14:13(JR横浜線) 八王子14:35 |
写真
感想
「伊豆山稜線歩道」の存在を知ってから何度かチャレンジしようと思っていたのだが、天城峠から戸田峠まで全部歩くとなると時間がかなりかかる。
2017年の年末に天城山に登ったついでに、金冠山から達磨山まで歩いて伊豆山稜線歩道を少し楽しんだのだが、今度こそ長距離縦走してみたい。
そこで今回は天城峠から北上して船原峠まで歩き、そこからバスで土肥温泉に行って泊まる計画にした。
ところが、天気予報で午後から雨になりそうになったため今回は残念だが、戸田峠から船原峠まで歩き土肥温泉まで行く計画に変更した。
行きの小田急線の中からは丹沢山地も雲に隠れるほどの曇天で、これは修善寺に着いた時天気が悪すぎたら山歩き自体も中止かなと思ったほどだった。
小田原駅で東海道線に乗り換えるのだが、熱海駅でJR東日本とJR東海とを跨ぐので小田原駅で切符を買わなければならない。
小田原駅で乗換えが5分なので友人たちは心配してひとつ前の電車にしたようだ。
自分は小田原駅のコンコースは広いし5分もあれば切符を買っても充分乗り換えできるだろうと見込んで早い電車にはしなかったのだが大丈夫だった。
修善寺駅で先に着いていた友人たちと集合しバスに乗る。
バスに乗っていた他の乗客は皆、虹の郷という施設で降りた。
ここは何の施設か分からないが、ドイツ風の街並みになっていて、マザー牧場みたいなものかなと思っていると、Ysがハイジ村みたいな感じかなと言う。
みんなそれぞれ知っている他の施設を思い浮かべていたようだ。
その後他の乗客もいないのでバスの中で話しながら盛り上がっていると、いつの間にかどうも下っているような気がする。
前方の案内表示を見ると「次は戸田峠」と出ているので大丈夫だねと話しつつ、そろそろ降車ボタンを押そうかということになりボタンを押すと、前方の表示がいきなり「次は古宇口」と変わる。
どうやら運転手が表示変更をしていなかったようで、聞くと戸田峠はもう過ぎているとのこと。
古宇口まで行くとかなり下りてしまうということだったが、停車しても危なくないところで降ろしてもらうことができた。
ただ戸田峠までは30分ほど歩いて戻ることになる。
戸田峠まで戻り、いよいよ伊豆山稜線歩道に入る。
今日は富士山が見えないで残念だなあと思いつつ小達磨山手前で振り返ると、なんと雲から頭を出して富士山が見えている。
三島でも見えていなかったので絶対に見えないと思っていたのだが、今日の雲は低い雲だったようで、山の上は雲から出ていたのだ。
本当に山は登ってみないと展望がどうなっているか分からないものだ。
ただ、達磨山に到着するころになるとまた富士山は雲の中に隠れてしまった。
それでも天気がもっているだけよかったと思いつつ、昼食にする。
昼食は毎度友人がいろいろ持ってきてくれるのでありがたい。
今回は塩レモン味のカップ麺と手作りのパウンドケーキを食べることができた。
山頂でゆっくりと1時間弱昼食を摂っていると、富士山を覆っていた雲が流れまた富士山が顔を出した。
午後から雨との予報だったので全く期待していなかっただけに、感動的だった。
しかも先ほどは雲の上から頭を出していたのだが、今度は雲がどんどん流れて裾野の方まで見えてきた。
達磨山からひとつ南側の古稀山まで来ると、伊豆山稜線歩道の稜線の向こうに達磨山、そしてその向こうに富士山が見えてとても気持ちのいい場所だった。
さらに南側に続く伊豆山稜線歩道の仁科峠の方までよく見えていたが、天城山は雲の中のようだった。
この笹原の道はいつ来ても気持ちがいいと思うが、個人的には初夏に歩いてみたいと思う。
船原峠で伊豆山稜線歩道をそれ、国道136号の旧道から新道へ出ると、修善寺から土肥方面を繋ぐバスルートの平石バス停がすぐにあって便利だ。
バスに乗るとすぐに土肥温泉。
すぐにきれいな浜に出られるので夏場は混むのかもしれないが、この季節は町全体が落ち着いていた。
そして宿でひと休みしていると、予報どおり雨がしっかりと降りだしてきた。
平石バス停から乗ったバスの中にニューサマーオレンジのお酒の宣伝がしてあったので、どこでも売っているかと宿の近くの土肥金山の売店に行ってみたのだが売っていない。
ニューサマーオレンジのお茶の試飲をさせていただき、どこで売っていそうか尋ねてみると近くのセブンイレブンは地元の名産品を置いているとのことで、行ってみると確かに置いてあった。
ただそのお酒は焼酎ベースでちょっと強すぎるとのことになり、伊豆甘夏みかんワインを買うことにした。
これなら土肥金山の売店でも売っていたので悪いことをしたなと思った。
今回は天気の関係で戸田峠から南下して船原峠までにしたが、最初の計画通り天城峠から北上して船原峠まで歩くとなると7時間ほどは時間がかかるので季節的に日没ぎりぎりだったかもしれない。
もう少し陽の長い季節に今度こそ天城峠から船原峠まで歩き通して、土肥温泉か船原温泉、修善寺温泉あたりに泊まりに来たいなと思う。
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