修善寺-古稀山-雉尾-駿場山-舟山峠-戸田
- GPS
- 16:45
- 距離
- 29.2km
- 登り
- 1,690m
- 下り
- 1,743m
コースタイム
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:40
07:45 修善寺駅
09:10 青羽根地区
09:27 △257.8を目指してすぐ登る
10:05 P276
10:33 送電線
10:44 P385
11:13 林道
11:19 P500(休憩)11:59
XX:XX 仮称(上船原峠)(田子野峠)
12:16 林道
12:51 △555.9
13:20 P540
13:35 ススキの原
13:45 仮称(数沢峠)(奥山峠)
13:58 P487(達磨山林道交差)
14:41 P625
15:31 P761 膝丈の笹原、始まる
15:50 890m峠付近、幕営
2012年2月20日
05:35 出発
05:57 P906(林道上)寺マークあり
06:11 西伊豆スカイライン
06:34 古稀山標識 P936?
06:58 P894
08:53 雉尾
09:22 P678
10:07 P685
10:35 送電線 10:53
10:58 林道(峠を外れて少し下に出た)
11:03 林道峠
11:07 送電線
11:27 ザックデポ
11:34 駿場山 △618.5(ピストン)
12:32 P571
13:07 P406
13:30 車道
13:36 舟山峠
14:15 戸田
戸田-修善寺、東海バス
16:00直
虹:虹の郷経由、直:直行、新:戸田新田行き、
天候 | 19日:曇り、時々晴れのち快晴 20日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
04:40 自宅 自転車 05:05 町田 05:11 小田急小田原線 小田原行 570円 06:11 小田原 06:22 JR東海道本線 熱海行 650円 06:45 熱海 06:49 JR東海道本線 浜松行 07:01 三島 07:11 伊豆箱根鉄道 駿豆線 修善寺行 500円 07:45 修善寺 復路 02月20日(月) 14:15 戸田 16:00 東海バス 修善寺行 1000円 16:48 修善寺 16:55 伊豆箱根鉄道 駿豆線 三島行 500円 17:30 三島 17:46 JR東海道本線 熱海行 650円 18:00 熱海 18:06 JR東海道本線 東京行 18:28 小田原 18:41 小田急小田原線 新宿行 570円 19:43 町田 19:46 自転車 駐輪場 200円(2日分) 19:56 自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
このコースは登山道ではありません。 地図読み要す。 ヤブは深くなく、歩きやすいです。 伊豆の山の藪はダニが多いです。 修善寺、戸田に温泉あります |
写真
感想
実は今回のコースは、雪が降らなければ、前回登っているはずだった。というわけで前回の、大仁から戸田の
コースは今回の登山の積雪状況の偵察的なものだったのです。つまり今回のコースは、登りも下りも、すべて
登山道なし、水場はもちろんなし、もちろん登山記録も見当たらない?というか探してないけど、私が地図を
見ていて見つけた、縦走コースです。伊豆には、ほとんど人の歩かない、林道もない、こんなに長いルートが沢山
あるのです。
三島から伊豆箱根鉄道駿豆線の乗り換える客がいつもより俄然多い
ヤッケやジャージを着た人たちが目立つのでどうやら、マラソン大会か
何かがあるらしい。なので、駅のトイレも混んでいるだろうと、寄らないで歩き始めた。車道を歩くが、思ったより車は少ない。どうやらバス路線ではない道のようだ。途中の消防署を過ぎると道が細くなった。南の方に、今日、登るのではないかと思われる尾根の末端部分が見える。
青羽根地区に近づくと白いドームの屋根が見える。橋を渡るとバス路線のようで
とたんに車の数が多くなる。歩道を数十メートル進んだところに路地があったので
入ってみる。静かな朝に戻る。山のほうを見ると急な階段を誰かが歩いている!
くさい!その場所に行ってみるとコンクリートで固められた急な階段が
上へ続いている。とにかくそれを登ってみるとすぐに、お墓が一杯建っている。振り返ってみると、修善寺方向の眺望がすばらしい。さらにお墓を上へ上へと登ると林になったのでそれをそのまま登り続ける。山の中腹ぐらいの所に丸い窪んだ部分があった??池でもあったのだろうか?
その丸い縁を歩いてさらに登ると、歩きやすい林の中に最初の三角点があった。ここで上着とセーターを脱ぎザックに詰め直す。30分ほどでP276、さらに30分で送電線鉄塔。曇り気味の天気ですが周囲の山は見えている。送電線は電子地図にはでなくなってしまったのだが、私の20年前の5万図の場所と同じだ。P385の南東500m位の場所、西側には主稜線と思われる部分が見えるが、なだらかでどこだか特定しがたい。P385では、木間越に葛城山と城山が見えた。自然?林の中だが足元はそれほどやわらかくなく、むしろ踏み固められている状態がずっと続く。茨状の草もほとんど気が付かないほどだった。苔が生えたもう古い林道を横切り、緩やかに登って行くとP500のようだ、ここで少し休む、日差しの出る時間が長くなってきたから
峠はいつのまにか過ぎてしまった。というか峠の痕跡のような雰囲気がなかったのだ。再び林道に降り立つ。振り返るとP500らしき山が望めた。
P540から東へ下って登り返し下ると南面の斜面がススキに覆われてあたたかい部分が現れた、ススキはそれほど濃くはなく歩くには問題ない程度、それが下りきるところまでつづく、気持ちいい。P487(達磨山林道交差)コンクリート舗装された広い道路、ここでザックをおいて少し休む。林道のそばの林に目をやると、例によってゴミや空き缶が散乱している。目障りだが、面白いものが落ちていないかと探す自分が同時に存在する。林道は尾根方向には行かないので、すぐに斜面を登る。このあたりか、断続的に植林の獣よけと思われる網が、稜線上に張ってあり、とても歩きにくい。このあたりから、幕営場所を候補地にしながら歩く。笹が出始めると、平たんなところはあっても、裸地はなくなってしまったので、上へ上へと探しながら登って行く。ぽっかりとした裸地?林道の末端?のようなところに出て、見晴もよいのでここにテントを張る。
ここからは、土肥の港、天城山脈、富士山!、寺の遺構?が遠くに見える。
美しい夕陽を見ながらの、天泊は至福のひとときだが、寒いので、さっさとシュラフに潜り込む。満天の星空、人工衛星が引っ切り無しに、通る。ふと昔はそれほど多くなかったような・・・
翌朝、まだ暗いうちから、朝食の用意をする。まだ、星が見えている。風もほとんど感じない、いい日だ。東の空の色が変わり始める頃には、歩き始めた。足元は笹で、林道のような道なので、ゆっくりあるくには問題ない。途中、鹿が驚いたように、笹藪を逃げてゆく。まもなく、しっかりした林道に出たと同時に、地図の
お寺マークの場所についた。外観はお寺らしくない、普通の?家のようだが、近くにある電柱には、電線がない。
人が居るのか、廃墟なのか、微妙な感じが、不気味だ。林道を進んで、建物の反対側へ進んだところから見ると軽自動車が1台止まっていた。さらに道路は、舗装された立派なものになり、途中、仏像のようなものが、数か所に配置されていた。くねった道を下って、再び登り返すと、西伊豆スカイラインの道路に合流した。
舗装路を南に下って、数百メートル、達磨山へ向かう登山道の入口がある。そこから、笹原を切り開いた、登山道を進む。近くの最高地点に着くと、ちょうど富士山が赤く染まって美しい!泊りがけで何度も富士山の周りを歩いているが
このタイミングで富士山を見ることは稀だ。いままでほとんど見たことが無い赤富士。
そこから坂を少し下ると、古稀山の標識がある場所に着く。今日の行先はさらに西の尾根なので、引き返して、先ほどの最高地点に行く。藪の中に入ってみると、尾根の始まりは、さらに南の方からのようだ。登山道に戻ってもう少し南に歩いて
再び西側の藪に進んでみる。小さな倒木が転がっている部分を進むと、藪はそれほど深くなくて、むしろ獣道も付いていて歩きやすい。数分進んだところで、鹿の群れが一斉に逃げ出す。ものすごい数の鹿が、笹の草原を跳ねて行くそれは、アフリカの草原を行く、野生動物のようだった。894の小ピークを過ぎると、踏み跡がしっかりしていたので、西に下り過ぎて、しまった。
目の前の、三角の山(雉尾)が谷を隔てた向こう側に見えていたから。谷を突っ切ることもできそうではあったが、登り返すのがいいだろう。少しあせって、もう一つ手前の尾根に、再び下ってしまった。これも登り返して、もう一度最高部分までは登り返さず途中から、行けそうなところを目的の尾根にくだった。顕著な三角の山を登り切ると、山頂に手造りの標識『雉尾山』があった。
さらに西に、P678と小さなピークをいくつか越えて、南に進路をとってP685に向かう。ここの手前の小ピークを巻いていたので、P685かと
思いザックを降ろして、山頂を見に行く。特に何もないところ、もどって先へ進むと、木々の間から、P685が目前に聳えていた。これを登ると、今日歩いて来た山々が俯瞰できた。P894から、間違えた部分も一目瞭然だ。ここからの下りで尾根を間違えたようだ。送電線鉄塔の所で少し休み、西へ下ると林道に出るが、峠よりずいぶんと下に出てしまった。車道を少々登り返すと、ちょうど峠のところで工事車両が何台か止まっている。そこから反対側の尾根へ取り付く。送電線鉄塔の巡視路にもなっているため、途中まで道ははっきりしているが少し歩くと、なんとなく不明瞭。それでも分岐の尾根まで出るとそこにザックをおいて、△618.5の山へ寄ってみる。途中大きな岩があったりするが、藪は薄い。山頂は割と広くて平だ。富士山も見える。ここは駿場山というらしいが、標識の類はなかった。ザックをデポした場所に戻り北に尾根を辿る。小さなピークを3つほど越える。三つ目の山からは、達磨山、金冠山が良く見えた。ここから北西へ下って、峠状の鞍部を過ぎると、P571の登り、鹿の踏み跡を拾って、少し急な登り。山頂には倒れた常緑木がそれでも青々と葉を茂らせている。西にまばらな林を下って行く。微妙に南へ北へ向きを変えながら、大まかに西へ進んでいく。最後のピーク406はなだらかな、林の中の場所で、山頂にわずかに陽が刺しているところで、一息入れる。ここから緩やかな、ハッキリしない尾根の林を北西へ進むとまもなく、林道に出た。舗装された道路を
峠の部分に、船山方向と戸田へのハイキングコースの標識があった。船山峠には、古い石仏が2つ、3つ。ここから戸田までは整備された道を
戸田へ歩いて行く。あと少しで戸田の町に着く町のはずれの坂道で、南アルプスの白い峰が海の向こうに見えた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
鹿が沢山!怖くなかったですか?
山の後も無料チャリとか、博物館とか、
楽しんでますね。
フライ定食は食べ切れたのでしょうか。
同じ物が4枚とは、笑っちゃいます。
せめて種類を変えて〜
私だったら二枚はお持ち帰りかな。
sakusakuさん、こんばんは
鹿は逃げる一方なので、怖いことはありませんよ 向かってきたら怖いけど
フライは全部、尻尾?まで食べましたよ
あわててバス停に行きました
私も去年、乾徳山で鹿の集団にガン付けられたことが・・
人間にも暴走族や○○○がいるように
鹿にも色々いるかもしれないから、
気をつけましょう
鹿も人を見るんですよ、人に慣れている鹿は逃げないですね(塔ノ岳付近の鹿は逃げないですね )
コメントありがとうございます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する