伯耆大山



- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 928m
- 下り
- 935m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所、迷うようなところはありません。 |
その他周辺情報 | 松江しんじ湖温泉 |
写真
感想
会社の山岳部による遠征でした。以下はリーダー(K)の山行報告です。
JR米子駅に、6:40 集合となっていたが、鉄道での長時間移動の疲れか、 Sが集合時間に現れず、結局 7:10 に米子駅を出発。一同、Kの車に同乗し山陰道を経て 7:30 に大山南河原駐車場に到着。駐車場は既に満車状態であったが、幸いにも 1 台の駐車スペースを確保。各自、日頃の行いの良さを実感しながら準備を整え 7:40 に南河原駐車場を出発。まずは、石畳の参道を登り、7:50 に大山寺到着。大山寺は山岳信仰に帰依する修験道の修行道場として栄えたところであるが、登山客の姿は確認できない、登山客の多くは我々の目指す修験道コースでは無く、夏山登山ルート方面を選択したと思われる。各自、安全祈願を行った後、境内にある鐘をE(私です)が突き、響き渡る音と共に、山頂を目指して再び石畳をしばらく進むと、急傾斜な石段の先に大神山神社が現れる。 8:05 に大神山神社に到着。先程の大山寺と違う雰囲気で、どことなく空気が張りつめている。大神山神社の境内から、今回の山行ルートである“修験道コース”に沿って進むが、山頂方面にはガスが発生しており先が見えない。 修験道コースは、ブナの原生林を抜け、元谷を通過するルートである。元谷からは、大山の北壁が見えるが、生憎の曇り空でその全貌は確認できない。また、北壁は現在も崩落中であり、落石が点在している。足早に元谷を超え、再び樹林帯を進んでいく。1,200mあたりから、Sが脚に違和感を抱えたものの、各自のペースで進み、9:00 頃、6 合目手前の夏山登山道との合流地点で、全員そろって最初の休憩を取った。ここから、山頂までは1本のコースで整備されていることもあり、各自のペースで登ることとした。合流地点以降は、登山客も多く賑わっていた。また、8 合目を過ぎてから、天然記念物の大山キャラボクも広がりはじめ、天気もしだいに良くなってきたガスの発生により周囲の景色が見えない。 山頂には、10:00前 にT、Eが、10:30 にJJ、Kが、11:10 にSが到着。山頂周辺が曇っており、日本海が一望できず残念。今回の参加メンバーは、山陰初上陸ということもあり、昼食には、山陰名物の“宍道湖産のシジミ汁“と”あご(飛び魚)の天ぷら“を振舞った。 また、山頂では、山岳警備員の注意を振り切り、登山禁止区域(剣ヶ峰若しくは縦走?)に侵入するモラルに乏しい登山者がいたことが残念だった(この日も禁止区域に入る名物ばあさんが現れたようである。どうやら常連らしい)。 11:30 に下山を始める。下山ルートは、夏山登山道で整備されていることもあり、各自のペースで下りることとした。T、E、Jは、先行して下山し、Kと脚に違和感のあるSは、適宜休憩を取りながら下山し 14:00 には、南河原駐車場に到着した。先行して下山した 3 名を相当待たせることとなったが、既に食堂でビールを飲んでおり、かえって上機嫌で出迎えてくれた(食堂の生ビールを完売に追い込んだとのこと。山陰での経済効果UPに貢献)。全員揃ったところで晴れ間も見え、改めて一同で大山を望むことができた。 今回の山行は、30 分遅れでスタートしたものの、概ね行程通り進んだ。当初はコースタイムの80%で設定していたことに、体力的に不安を募らせるものもいたが、結果としてはスケジュールに沿った形での山行となり、余力を持って岐路に着くことが出来た。山行途中に、禁止区域に入る者、ペットを連れて登る者、様々な登山者と出会ったが、モラルに欠ける面が見られたのが残念である。最後に、山陰で初の山行を実施することとなり、参加者、行程等の不安要素はあったが、参加メンバーの協力のもと、全行程を無事に終了出来たことに、心からお礼を申し上げたい。
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