蔵王 熊野岳へ スキーで登って
- GPS
- 02:24
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 247m
- 下り
- 243m
コースタイム
- 山行
- 1:31
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 2:09
9:00 安曇野穂高発 豊科で合流 東北道経由で山形へ
16:00 蔵王温泉 ZAOセンタープラザ到着
3泊 1日目の19日 熊野岳登頂
あとはのんびりゲレンデスキー
<復路>21日(木)
11:30 プラザ出発 山形市へ寄り
13:00 山形市を出発 山形道・東北道・北関東道・上信越道・長野道
19:00 自宅着
天候 | 高曇り 視界良好 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スキーで登ったがエビの尻尾の凸凹で思うようには滑れないので歩くのが良かった。表面は硬かったのでつぼ足、アイゼンのみでもOKだった。 その日の状況により登り方考えた方が良い。 |
その他周辺情報 | ZAOセンタープラザに日帰り温泉・食事も可能 我々はここに3泊、スキーなどのベースになる 私たちは2日目に天候に恵まれ登ることができた |
写真
感想
2019年(平成31年)2月18日(月)〜21日(木)
蔵王 熊野岳へ スキーで登ったが
「スキー登る 樹氷モンスター 蔵王山」
天候のことも考えて蔵王温泉3泊とし熊野岳登頂のチャンスを多くした。
チャンスは19日に訪れた。
曇り空ではあったが視界は良く、風もなく山行日和となった。
蔵王ロープウェイ山麓線は観光客(中国系)も多く
30分は待ち、通勤列車並みのぎゅうぎゅう詰めで樹氷高原駅へ。
さらに山頂線ロープウェイで地蔵山頂駅へ着いた。
蔵王といえば樹氷、それも大きなモンスターと呼ばれる樹氷群だ。
ところが今年の樹氷は例年に比べると小さくてモンスターと呼べるものは
ほとんどないとの話を聞く。
確かに雪が落ちた緑の見える木々も目立つ。
しかし初めて樹氷を目にする私からすると
立派なモンスターのごとく立ち広がる樹氷に感激した。
その樹氷の中、真っ白な世界へ登り始める。
地蔵山までの急斜面は樹氷を見ながらスキーを担ぎ上げた。
しばらく登り樹氷のモンスターが姿を消すとそこが地蔵山。
地蔵山からは鳥海山・月山の美しい山並みが見渡せる。
ここから少し下り熊野岳へ向かう。
雪面はエビの尻尾に覆われたボコボコ状態。
仲間はとても滑れないとスキーを途中で置いていくことにした。
私はスキーの方が歩きいやすかったのでそのまま登り続けた。
ルートの目印、木の棒に沿って熊野岳のすそ野をトラバース。
尾根に登り切るとそこが熊野十字路分岐になる。
そこからは眼下に有名な蔵王のお釜の壁を見ることができた。
最後は尾根伝いに熊野岳へと進む。
エビの尻尾群が尾根伝いにびっしりと広がる。
ほぼ平坦で白銀の世界を満喫しながら熊野岳の山頂へと出る。
山頂からは鳥海山・月山・朝日山系・飯豊山系が見渡せる。
曇り空だったが展望は最高。
風もなくおだやかな山頂だ。
エビの尻尾に包まれ雪だるま状態の熊野神社にも参拝する。
三人三様の酒で登頂を祝う。
ゆっくりと山頂での一時を過ごすことができた。
下山はエビの尻尾の凸凹、アイスバーンもあり
シールをつけたままで滑走下山した。
スピードが上がらず安全なペースで下ることができた。
スキーでの気持ちよい滑走を期待していたがそれはならなかった。
しかし熊野岳から滑り降りたという思いは充実したものになった。
この日以外は天候が崩れとても熊野岳には登ることができなかった。
それを考えるとラッキーな一日で
360度の大展望も楽しむことができた。
高校時代にお釜までは観光した記憶があり
長い時間ご無沙汰していた蔵王・熊野岳になった。
来られそうで来られないのが蔵王山だった。
ようやく山頂まで登ることができ大満足の一日となった。
これで百名山97座目となった。
残すは、八甲田・岩木・丹沢の三座となった。
三百名山は237座目。
ふるちゃん
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