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Yamareco

記録ID: 1736743
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雪山ハイキング
栗駒・早池峰

岩神山

2011年01月09日(日) ~ 2011年01月10日(月)
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GPS
32:00
距離
5.5km
登り
407m
下り
401m
天候 晴れ/晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車

感想

1月9日に、兜山荘泊で岩神山に登ってきました。
新年最初の山行が小屋泊。山生活は今年も充実したモノになりそうです♪

所用で遅くなってしまい登山開始は午後二時。寄り道している暇はありません。
兜山荘へ最短距離で向かうべく、ゲレンデ跡の草原コースを直登します。

最短コースとはいえ、誰も歩いていなければラッセルも覚悟していたのですが複数の人が歩いた、しっかりしたトレースがついており楽に登ることが出来ました。
今日は荷物が重いのでありがたい♪

トレースのおかげで40分程で兜山荘に到着することができました。
山荘に入ると、そこではすでに赤々と薪ストーブに火が灯っており美味しそうな食べ物や飲み物の数々が…。
今回、山行(というか小屋泊…)をご一緒してくださる皆さんが準備万端整えて待っていてくれたのでした。

…というわけで、山荘に到着早々にまずは乾杯!
やまめさん、クマ太郎さん、そしてお二人と同じ山岳会に所属するYさんとNさん。
それに加えて我々二人の計6人での宴会の始まりです。

この日のメインはホルモン鍋でした。
ベースになるホルモンもその他の具材も、それぞれ持ち寄ったモノをミックスして食べたので食材を足すごとに味が変わり飽きませんでした。人数が多いと、こういう食べ方もアリですね♪

その他、刺身やタタキ、焼き魚やウィンナー等々、次から次へつまみが登場。
ずいぶんと豪勢な「山新年会」になりました〜。

宴会は最初の方こそ初対面の自己紹介的な会話だったりしましたが時間の経過と共に、山の話はもちろん、旅の話や家族の話など会話に花が咲きそれに伴ってお酒の方も進む進む(笑

おかげで非常に楽しい時間を過ごすことができました。
かな〜り長い時間にわたって宴は続きましたが、まったく中だるみすることは無かったですね〜。
やはり趣味を同じくしていると話は尽きませんね!

そんな山の宴会を、月だけが見守っていました…。
たぶん呆れながら(笑

天気が良かったため、夜半からシンシンと冷え始めました。
ストーブを点けっぱなしに、夜中にも代わる代わる火の番をしたおかげで寒くてどうしようもない…という状態にはなりませんでしたが
おそらく外気温は氷点下15℃以下。へたすれば20℃近くまで下がったのではないでしょうか。

目を覚ましてはまどろみ…という長い夜が開けると、小屋の外には一面の銀世界が広がっていました。
昨日も明るいうちに山荘に着いていたのですが、やはり朝日に輝く雪は違いますね。

朝食を食べ、山荘を掃除した後、私とツートンは岩神山へ向かいます。
やまめさん達は前日にすでに登ってきたということなので、そのまま下山するとのことです。

小屋前で別れ、岩神山を目指します。
朝日に照らされ、岩手のマッターホルンが青空にそびえていました。

出発前にやまめさんから「ドカ雪のせいで倒木がたくさんあり、また視界も利かないので夏道はあてにならない」との情報を得ていましたので、トレースを見失ったら即撤退!という制約を課しての山行です。

途中、何カ所かトレースが消えている場所がありましたが、なんとか見失うことなく山頂に到着しました。
ただ、山頂プレートがある方の岩場はごっそり雪が着いており、いったいどこから登ったものやら…という感じだったので三角点ピークに登ります。

プレートピーク越しに姫神山が見えています♪
この日は残念ながら岩手山は裾だけ見えて、あとはすっぽり雲に覆われていました。

いつもは「せっかくの頂上に人工物なんて邪魔だよなぁ」と思っている鉄塔ですが今日は雪が着いて真っ白い塔に変身していました。
これはこれでいいですなぁ。

東に目を転じると、北上山地特有のなだらかな山々の連なりが一望の下に。
冬の厳しさを一瞬忘れてしまいそうになるやさしい景色です。

下山は往路を忠実に辿って行きます。
面白みには欠けるかもしれませんが、冬山初心者ですから無理はしません。
もちろん、トレースを見失わない範囲でショートカットしたり深雪と戯れたり、たっぷりと雪遊びしてきましたけどね♪

小屋までもどり、そこからはゲレンデ跡コースを下ります。
おそらくやまめさん達が付けたであろうトレースが思い思いに延びていました。
もちろん、私達もその上から思い思いの足跡を付けて下ります。

途中でボードを背負った人とすれ違いました。
いいすなぁ…。今度新雪が積もったらスキー担いで来てみよう!

そして、もちろん何事もなく下山。
新年初山行&小屋泊でしたが、実に楽しく素晴らしいものとなりました♪

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