四ツ岳のはずが・・しかし最高の大斜面GET
- GPS
- 09:38
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,579m
- 下り
- 1,571m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急斜面多数あり |
その他周辺情報 | 「平湯の森」など日帰り湯多数 高山市方面へ帰る方は「朴ノ木平スキー場」の宿儺の湯が空いて居ておすすめ |
写真
感想
四ツ岳・・・スキー初級者の私にはハードルが高くて行けなかった山だ。
しかし、今年は四ツ岳のレコが数多くあげられて、行けるんじゃネ?のノリで行ってしまいました。
しかし、GPSに入れたトラックログを頼りに登った山は、四ツ岳の東側のピークでした、おバカ全開だ。
17日日曜日の夕方、用具一式と自転車を積んで向かった先は「白山」、情報によると風嵐ゲートから市ノ瀬までの除雪が完了し、舗装道路のアプローチに自転車が使えると言う事で勇んでハンドルを握った。
しかし、先週から続く寒波のお陰で季節外れ的な積雪があり、移動中に越える峠も銀色の雪世界に戻って居た、その峠から続く支線は雪で真っ白になっている。
これは風嵐ゲートから13キロの道路は半分以上が雪に埋もれたと判断し、Uターンして岐阜県高山市平湯へ行先変更、早めの判断で(正しかったかどうかは不明)平湯には午後10時頃到着し、少しアルコールを飲んで即就寝。
例によって起きられないので、朝6時出発。
丁度同時刻に出発する若者が居たので、勝手に行先は四ツ岳だろうと決めつけて、本日のラッセルは他力本願決定だと喜んだら、彼は大崩山に行くと・・・言った。
渡渉地までは前日のトレースが有ったが、それ以後は17日昼からの降雪と風によりトレースは消えていた。
今日の雪はツルッツルと良く滑る雪質で、ブーツの深さのラッセルと滑る雪に苦しめられた。
しかし、月曜ならではの閑散さで誰にも邪魔されない至福の時間を持つことが出来る。
本心は、誰か追いついて来てくれ!早く!・・・だ。
四ツ岳だと信じて登った山は、本峰の東側にある名も無いピークだった、地形図を見ると標高は同じなので”良し”としておこう。
何より、新しいアイゼンを本格運用するには絶好の岩場が見えて、それに引き寄せられるように登ってしまった。
雷鳥も発見できたし、これは今年初物だよ。
なによりのご褒美は、その間違えたピークの東に広がる大斜面。
レコで話題に成る事も無く、現地で見るまで全く知らなかったが、白馬乗鞍の東に広がる大斜面に引けを取らないと思う<個人の感想です
四ツ岳へ登るルートからはこの斜面は見えない位置に成り、正常な人が四ツ岳目指して行けば、気が付かないと思う。
いや〜気持ちエガった。
興味を持たれた方、ぜひ一度滑走してください。
帰りの渡渉は、朝の場所よりも少し下流でトライしてみたが、向こう岸との段差が大きく板を履いたままでは渡れない。少し雪が薄くて落水するんじゃないかと心配だったが、板を対岸に投げて雪の壁に手を突き刺し、脚を蹴りこんで何とか登り、渡り切れた。
渡渉前のここでクライミングシールを貼ったので、剥がすのが面倒になり駐車地まで戻る事にしたが、自由に成らない板に悪戦苦闘。
駐車地まで300mをの残した地点で、たまらずにシールを剥がしてやっと自由の身に成った気がした。
下山は午後3時30分を超えていた、長い一日だった。
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