急峻な岩山「日本ヶ塚山」

2019年03月02日(土) [日帰り]

• GPS: 04:18
• 距離: 5.8km
• 登り: 543m
• 下り: 911m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:10
• 休憩: 0:08
• 合計: 4:18

距離 5.8km 登り 543m 下り 911m

8:11 スタート地点
8:54 8:55 ニセ日本ヶ塚山
10:09 日本ヶ塚山
11:17 11:24 ニセ日本ヶ塚山
12:29 ゴール地点

持参したGPSの受信状態が不安定だったため、登山口から30分程度記録されていない。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

漆島バス停から先で「通行止め」も、バンガロー村入り口までは通行可能。古里とみやま「バンガロー村」駐車場に駐車。

コース状況／危険箇所等

設置されているロープの中には、ささくれて、いつ切れてもおかしくないロープも散見される。ニセ山頂から日本ヶ塚山山頂までは、両側が切れ堕ち、アップダウンが連続するキレットが続くため、無理をせず慎重に足場を確保して進みたい。凍結時や雨天時は、特に要注意。

その他周辺情報

富山地区に向かう途中にある「とみやま来冨館」は、喫茶、食事に加え宿泊もできる。（月曜定休）

写真

3/2 12:36

ここを左折すると、バンガロー村にある登山口に着く。

3/2 7:07

シーズンオフのため、現在休業中のバンガロー村事務所。

3/2 7:13

駐車場の一角にある登山口（No．51）を出発。日本ヶ塚山山頂は（No．81）。

3/2 7:15

初っ端は急な杉植林をジグザグに登って行く。

3/2 7:55

標高600Mを超えると一旦、傾斜は緩む。

3/2 8:36

再び傾斜が増し、ヤセ尾根に入る。

3/2 8:36

尾根が合流すると、傾斜が緩む。

3/2 8:51

次第に展望が開け、目指す日本ヶ塚山が顔を出す。

3/2 8:52

稜線上右側に沿って、害獣防止ネットが現れる。

3/2 8:57

No．70を過ぎると程なくして陽当たりの良い平坦な「ニセ日本ヶ塚山」に着く。（小休止）

3/2 9:18

ここからが、いよいよ本番。いきなり急な坂を下る。

3/2 9:19

キレット上の稜線で、最初のハシゴとロープが現れた。

3/2 9:23

土の凍結が緩み始め、滑りやすくなっているため、木の根っこや付近のシッカリした枝に掴まりながら登って行く。

3/2 9:24

また、ハシゴ。

3/2 9:46

ここは最大の危険個所だったが、肝心のロープがない（苦笑）。登りはいいが、積雪や凍結時は、下りが危険。

3/2 10:11

ようやく山頂に到着＾＾。

3/2 10:11

まさに！360度のパノラマ＾＾
雪を抱いた中央アルプスが遠望できる。先週に登った「八嶽山」をはるかに凌ぐ展望である。

3/2 10:15

中沢コース（C コース）は、橋が壊れており危険なため、通行止めだという。

3/2 10:55

復路で正面に見えた「ニセ日本ヶ塚山」。まだ遠い！

3/2 11:27

「ニセ日本ヶ塚山」に戻る。

3/2 12:31

登山口の駐車場手前まで下ると、きれいな沢水の貯水プールに、クヌギと思われる樹木の切片が多数沈められている。シイタケ等、きのこ栽培のためか。

撮影機器：

EX-ZR1300 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

ooitekari

　昭和63年3月、愛知県の観光事業補助金が注ぎ込まれ整備された、この遊歩道「日本ヶ塚山線」も、コースに立つ看板やロープ等の老朽化が激しい。金（予算）の切れ目が縁（登山道整備）の切れ目とは、よく言ったもんだ。
　日本一のミニ村だった富山村も、その後人口減少に歯止めがかからず、平成の大合併を機に隣接する豊根村に吸収合併された。かって1000人を超えた富山地区の人口も、今や、100人を割った。地区に建つ住宅の半数以上が空き家だという。
　しかし、この山に登る人がいる以上、危険を放置するわけには行けない。「登山は、安全が命！」あれから30年以上も経過した今、ロープだけでも、更新が必要だろう。