矢越山

2007年05月03日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 2.4km
• 登り: 292m
• 下り: 280m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

感想

ちゃってぃ

2007年5月3日。
岩手県一関市室根村、気仙沼との境にほど近い矢越山に登って来ました。

マイナーな山で登山道へのアプローチも、細い未舗装の林道なので、入口を見逃してウロウロするなど、登山開始までが大変でした。

登山道は県道から直で山頂まで延びているようですが、登山道入り口付近には駐車場がないため、車で来た場合は林道を通り、登山道の途中にある神社の駐車場まで向かいます。そこが実質的なスタート地点となります。

まずは神社への石段を登ります。
石段の石も、狛犬もかなり風化していて歴史を感じさせます。
登山前にお参りし、安全を祈願します。

神社の脇を抜けて、よく手入れされた杉林の中を登ります。
しばらくすると横道が現れ、鳥居があります。
鳥居の先が登山道なわけですが…うーん、5月上旬にして早くも藪っぽくなってます。
これは夏の盛りには来たくないなぁ。

巻いて登る、などというまだるっこしい事はせず、登山道は山頂に向かって直進します。
なのでそれなりに急坂です。
ただ、足場の悪い箇所には鎖が張ってあります。

30分くらい登っていくと、山頂に着きます。
奥の社があります。
「おじゃまします」と挨拶しておきます。

頂上からは360°の展望が得られます。
頂上付近に木がないため、低山でありながらこの眺め♪

記念写真を撮り、昼食を食べ、コーヒーを飲んで、すっかりくつろいでしまいました。
ぽかぽか陽気と適度な風が気持ちよく、何時間でも居れるような気がしました。
が、今日はもう1山登らなければならないので、そんなことも言っていられません。
後ろ髪を引かれつつ、下山しました。

復路は往路と同じ道をもどる格好になりますが、途中で脇道にそれ「八人ばらし」「鬼岩」などの巨岩を見に行きます。
分かれ道には看板や標識が立っていますが、地元の自治会の方が整備されているようです。

「八人晴らし」
昔、山仕事中ににわか雨に降られた農夫ら8人が、この穴の中で雨が上がるのを待ったことからついた名前とか。
8人も入るか？

「鬼岩」
由来不明。
鬼…に見える？？？

「おまけ」
「あ、鹿だ！　鹿でしたぁ〜」

矢越山は短時間で登れる低山ですが、頂上からの眺望がすばらしく登る価値のある山だと思います。
周辺の都市からのアプローチに時間がかかるので、気軽に…というわけにはいかないかもしれませんが。
でも、今期初の山に選んで良かったと思いました♪