焼岳 トラバースの嵐 下堀沢滑降


- GPS
- 05:41
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,259m
- 下り
- 1,107m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地からしっかり雪があり問題ないが中堀沢、下堀沢のトラバースルートなんて何の意味もない(行かない方がいい) 坂巻温泉から釜トンネル出口まで片道7.8キロ |
その他周辺情報 | 坂巻温泉に駐車させていただいた(600円)入浴料600円 |
写真
感想
早く行ってもカチカチだろうと3:30に家を出て036氏を拾い焼岳へ向かう。当初、中の湯から登り、下堀沢か中堀沢を滑ろうと計画していたが、平湯トンネルを抜けて中の湯ゲートに着くと閉じているではないか… 選択肢は少ないので坂巻温泉へ駐車し釜トンへ歩く。MTBをもって来なかったのもミスだし、そもそも中の湯ゲートが閉まっているなんて思いもしなかった。※山頂でShinmyo氏に電話で駐車の事前予約をすればゲートをくぐれると聞かされる。Shinmyo氏は予約済みだった…砺波リーダー教えてくれよ。
気を取り直して釜トンを進み、中堀沢滑降を視野に入れ1501の橋を渡る。明るい出発に勘が鈍ったのか、おしゃべり男子はスベスベの斜面を進む。これがすべての間違いだった。本来は中堀沢と下堀沢の台地1738を登り2032へ登り山頂へと思っていたが、気付くと上堀沢と中堀沢の台地へ進んでいた。何とかなるだろうと適当に進んできたが台地上部で急になり(当たり前)進退に窮す。しかも、気温が上がり雪崩れて来た。こうなると逃げ足は速い。中堀沢と下堀沢を横断し緩やかな中の湯コースにトラバースすることに。当たり前だが晴天で敗退はない!しかしながらこのトラバースがなかなか難儀。地図で見るより沢が深くて切り立てるのだ。そもそもトラバース自体が山行計画としてあり得ないのだが、アイゼンで直登して雪崩の餌食になって敗退よりマシだ。との思いから良い所を選んで進んで行く。賽の川をいくつもトラバースしてようやく目指す下堀沢源頭に出た時には安どした。下堀沢西側の雪稜には中の湯からの登山者がたくさん。メジャーな山なのだなと改めて思う。そしてその中にShinmyo氏の3人組パーティーも。自分らも雪稜に合流し無事山頂へ。
山頂へ着くとしばしの歓談後に滑降準備。そんな中で単独女子のスキーヤーが同じ下堀沢滑降をするというのだ!なんとカッコイイんだ。単独滑降はちょっと不安のようだけど、僕らが先に滑るのでシュプールがあるので安全だろうと、やめときなさいとは言わず、いきましょう!と(ただし一緒には滑りませんよ)
山頂直下から下堀沢源頭はかなり急で下が見えないが飛び込んでしまえば問題ない。スラフコントロールをしながら緩斜面まで落とす。女子は山頂直下は避け、安全なコースから滑走しているのが確認でき、技術の確かさを目視したので、自分らは気にせず谷を落としていった。雪はかなり腐っていたが忍の滑り、デブリは少々。下部の堰堤は3か所出ていたが下の2か所は高巻きで難なく滑る。下堀沢1480まで落としすぎて上り返して1501の端までシール歩行。橋の袂で板を背負う。後は釜トンを歩いて坂巻温泉へ。温泉で駐車料金を払い入浴して岐路につく。
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