ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 187332
全員に公開
ハイキング
九州・沖縄

立花山 〜楠の巨木を求めて山散歩。

2012年05月04日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
01:15
距離
3.6km
登り
425m
下り
426m

コースタイム

16:50登山駐車場-16:57登山口-17:01登山道入口-17:20楠原生林分岐(屏風岩)-17:24古井戸分岐-17:28夫婦杉-17:33立花山山頂-17:55山頂出発-18:01三日月分岐-18:02修験坊の滝・原生林分岐-18:06立花山大楠-(修験坊の滝)-18:15下山
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
立花口から登りました。540号線を3号線側から進むと、道沿い、六所神社やその先に、登山口を示す大きな看板や登山者用駐車場があります。

他にも、三日月山方面や、下原、大権現等いろいろコースがあります。
コース状況/
危険箇所等
雨後(昨日まで)のため、山頂近くでは日照の悪い所など、途中ぬかるんでいる所もありました。急斜面上の通過等も全く無く、特に危険はありません。初心者向けコースですが、まあまあ傾斜はあります。

飲食店は、福岡市東区から近いので、3号線側に出る方が良いと思います。
温泉は、車で35号線側へ出て広域農道へ入ると5km程で、犬鳴山地の西麓に薬王寺温泉があります。
田園の広がる丘続きののどかな農道をのんびりアプローチ。
2012年05月04日 16:37撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 16:37
田園の広がる丘続きののどかな農道をのんびりアプローチ。
看板たくさんで親切な登山口。
2012年05月04日 16:53撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 16:53
看板たくさんで親切な登山口。
民家わきの道をアプローチ。正面に見えるが目的地
2012年05月04日 16:54撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 16:54
民家わきの道をアプローチ。正面に見えるが目的地
緑もじゃもじゃ。
2012年05月04日 16:59撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 16:59
緑もじゃもじゃ。
ここから土の登山道になります。
2012年05月04日 17:01撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:01
ここから土の登山道になります。
鬱蒼とした登山道の脇から、光が差し込む。シダ植物とカエデ。
2012年05月04日 17:08撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 17:08
鬱蒼とした登山道の脇から、光が差し込む。シダ植物とカエデ。
雨後の森林は、まるで水を吸って呼吸をし、生き生きとしだした様な雰囲気。
2012年05月04日 17:08撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/4 17:08
雨後の森林は、まるで水を吸って呼吸をし、生き生きとしだした様な雰囲気。
ちっちゃな橋。
2012年05月04日 17:10撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:10
ちっちゃな橋。
ケヤキの大木
2012年05月04日 17:16撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:16
ケヤキの大木
見上げてみました。
2012年05月04日 17:16撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/4 17:16
見上げてみました。
いぬがし。
2012年05月04日 17:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:18
いぬがし。
バリバリの木。
2012年05月04日 17:20撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 17:20
バリバリの木。
ちょっと普段見ない植生にキョロキョロしながら登ってくると、分岐に到着。
これが立花山の屏風岩です。
2012年05月04日 17:21撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:21
ちょっと普段見ない植生にキョロキョロしながら登ってくると、分岐に到着。
これが立花山の屏風岩です。
あと300m、すぐそこですね。
2012年05月04日 17:22撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:22
あと300m、すぐそこですね。
戦国時代の古い山城で使っていた、古井戸がありました。
2012年05月04日 17:26撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 17:26
戦国時代の古い山城で使っていた、古井戸がありました。
夫婦杉。
2012年05月04日 17:28撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:28
夫婦杉。
にがき。確か、本当に猛烈に苦いんでしたっけ。
2012年05月04日 17:31撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:31
にがき。確か、本当に猛烈に苦いんでしたっけ。
山頂広場に着きました。
2012年05月04日 17:33撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:33
山頂広場に着きました。
ふむふむ。海運貿易の要地だったんですね。
2012年05月04日 17:33撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 17:33
ふむふむ。海運貿易の要地だったんですね。
一気に景色は開け、福岡を一望。正面に大規模な埋立地のウォーターフロントが見えてます。
2012年05月04日 17:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:34
一気に景色は開け、福岡を一望。正面に大規模な埋立地のウォーターフロントが見えてます。
そよ風が心地よい。
2012年05月04日 17:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 17:34
そよ風が心地よい。
150万人が暮らす福岡市を一望。
2012年05月04日 17:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 17:34
150万人が暮らす福岡市を一望。
奥の方まで続いています。
2012年05月04日 17:34撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 17:34
奥の方まで続いています。
湾をぐるっと取り囲み、中央の海の中道。そして海上の細い橋の様な陸道を渡り、奥に見える志賀島へと道は続きます。
2012年05月04日 17:36撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 17:36
湾をぐるっと取り囲み、中央の海の中道。そして海上の細い橋の様な陸道を渡り、奥に見える志賀島へと道は続きます。
おニューのカメラでパノラマ撮影テスト。
2012年05月04日 17:40撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 17:40
おニューのカメラでパノラマ撮影テスト。
エフェクトをかけて、ミニチュアモードにしてみました。
2012年05月04日 17:42撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 17:42
エフェクトをかけて、ミニチュアモードにしてみました。
ウル○ラマンが出てきそう
2012年05月04日 17:42撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/4 17:42
ウル○ラマンが出てきそう
大きな楠に出くわしました。これでしょうか?
2012年05月04日 18:02撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 18:02
大きな楠に出くわしました。これでしょうか?
見上げると中々立派です。
でも先へと進みます。
2012年05月04日 18:02撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/4 18:02
見上げると中々立派です。
でも先へと進みます。
もっと立派な看板が。
2012年05月04日 18:04撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 18:04
もっと立派な看板が。
ここの楠も更に大きいです…でも更に先へ。
2012年05月04日 18:04撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 18:04
ここの楠も更に大きいです…でも更に先へ。
どうやらこれが最大の楠の様です。周りは自然の楠の林です。
2012年05月04日 18:05撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 18:05
どうやらこれが最大の楠の様です。周りは自然の楠の林です。
でかい。
森の巨人たち100選に入っているとの事。
2012年05月04日 18:06撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 18:06
でかい。
森の巨人たち100選に入っているとの事。
枝だけでも並の大木の幹より大きいです。
2012年05月04日 18:06撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 18:06
枝だけでも並の大木の幹より大きいです。
右手側、犬鳴山地。最大で〜900mぐらいの山がある、モコモコ低山がひたすら連なる結構大きな山地です。
2012年05月04日 18:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 18:18
右手側、犬鳴山地。最大で〜900mぐらいの山がある、モコモコ低山がひたすら連なる結構大きな山地です。
去年縦走した四塚。
2012年05月04日 18:18撮影 by  TG-615 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 18:18
去年縦走した四塚。

感想

GW帰省して1週間、小学校〜高校の同窓会なんかも終え、懐かしい顔ぶれと再会。
そして連日嗜む程度ですが、飲めや飲めや飲め。

流石に体もなまって来たので、地元付近の山でメジャーだけど登りそうで登って無かったシリーズ、東区の立花山にヒョイと散歩がてら行って来ました。

3号線香椎〜新宮付近を走っていると、立派にそびえているのが見える、九州百名山の1座です。何だか眺望が良さそうな気もしたので、その点にも期待。

GW渋滞で混み混みになっている賑やかな3号線沿いを避け、広域農道の長閑な田園風景の中を走っていくと、ノスタルジックな広々感で、天気の良い今日はアプローチも気持ち良いです。

登山口入口を発見し、親切にも駐車場もあったのでそちらに車を停め、早速取り付きました。緑が濃く雑然としてはいますが、伸び行く植物の生命力を感じさせるジャングル感のある景色です。

北側斜面なので若干薄暗さはありますが、舗装路を抜け山道に入ると、森の匂いが強い漂っています。川のせせらぎ、鳥の声。低山の魅力に溢れる感じでした。
暫くぶりに体を動かすと、やっぱり若干なまっていて汗も出てきましたが、それも心地よく、敢えてペースはそんなに落とさずに行きました。

割とよく整備された道なのでサクサク進め、途中の樹木名表示板を眺めながら登っていると、程なく分岐点に着きました。

「屏風岩」と書かれた表示のほうを見ると、名前から壮大なスケールをついつい連想してましたが、確かに屏風状の、プチ岩がありました。頂上まであと200mの表示もあり、この横を通っていけばもうすぐ頂上に出そうで、樹木の間からも木漏れ日が段々と差し込んで来る様になってきました。

古井戸の方にちょっと寄り道した後、山頂を目指すと、不意に目の前が開けて山頂は広場になっていました。何だか沼津アルプスの鷲頭山山頂を思い出しました。

広場を海側の方へ出てみると、ベンチがあって、眼下には、海に面した福岡市内の景色が一望出来ました。夕日が当たって、風が心地よく吹いてます。
景色を眺めてると、若者らが登って来ました。都心の景色を見て、「わー、すごーい。来て良かったねー」と嬉しそうです。挨拶をして話してみると、今日は潮干狩りに行ってて、その後勢いでここまで来たとか…元気です。

北九州市の皿倉山からの夜景や、米の山展望台からの福岡市の夜景も素晴らしく綺麗ですが、ここも夜になったら非常に良さそうな気もします。ただ、前2者に比べ徒歩で行く必要のある山道歩きはちょっとキケンっぽいかも?ですが…

暫く景色を楽しんだ後、分岐まで戻って今度はクスノキ原生林の方へ向かいました。道がぬかるんでるので、ペースを上げつつも足置きはちょっと慎重に進み、次の分岐点で看板を読むと、「30m先」と丁寧に距離を書いてくれていました。
少し進むと大きなクスノキがありました。看板が下にあって、樹高や周囲長なんかも書いてあります。「おぉー、大きいな。これかな?」と思い暫く見た後戻り始めましたが、「待てよ…まだ30mも進んでないよな」と思い直し、もう一度もう少し先まで進んでみました。今度は立派な看板があって、先程の樹の2倍は周囲長あろうかという楠があります。ここら辺が原生林の様です。
ですが、「楠の見学はここより下20m」と書いてあるので、更に進んでみました。「立花山の大楠」の看板が出ていて、胴回り約8m、樹齢も300年を超える巨大な楠がありました。意外と身近な所にも巨木があるものだな、とまじまじと暫く眺めていました。

帰りは、クスの案内手前にあった「修験坊の滝」の分岐から下りました。ぬかるみは少々多いものの、山肌を巻く道ではなくテンポよく一直線に下れました。結局想像していた滝らしきものは見当たらず、せいぜい沢がチョロチョロと流れている程度で、あっという間に登山口付近で横目に通り過ぎた滝分岐まで辿り着きました。

帰りは舗装路に出ると、去年登った四塚や、犬鳴山地の山々が見えていました。
あっちの方も一度は縦走してみたいものです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:5777人

コメント

rossyさん、こんにちは!
GWは帰省されていたのですね

この季節、新緑が眩しいですね〜
川のせせらぎ、鳥の囀り…
気持ち良さが伝わってきます

楠の大樹、巨人という表現がピッタリ(^^)
樹齢300年  長い期間、福岡の景色の移り変わりを静かに見ていたのでしょうね
2012/5/9 10:42
pippiさん、こんばんは!
いつもコメントありがとうございます。

新緑の緑は本当に瑞々しくて綺麗ですよね。

里山らしく多様な雑木で溢れてて、中々野趣に富んでましたよ。

明るい爽やかさともちょっと離れた鬱蒼とした感じに、光が時々差す所などが逆に、街から割とすぐの350m程の低山なのに、古代の深い森に来た様で、お得(?)な感じでした。

巨木の佇まいも、pippiさんの仰る様に悠久の時の蓄積を感じさせ、見応えがありました。
2012/5/11 2:01
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら