北尾根で鶴寝山へ

2012年05月05日(土) [日帰り]

• GPS: 05:24
• 距離: 10.6km
• 登り: 969m
• 下り: 958m

コースタイム

8:16小菅の湯-9:40鶴寝山・浅間神社奥宮9:58-10:03鶴寝山巻道-10:28松姫峠・鶴寝山分岐-10:45鶴寝山山頂11:07-11:39大マテイ山/わさび田・小菅の湯 分岐-12:19牛の寝・大ダワ/わさび田・小菅の湯 分岐-12:33牛の寝・大ダワ/モロクボ平 分岐-12:58モロクボ平-小菅の湯

天候

五月晴れ!

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小菅の湯駐車場を利用、トイレ・売店・もちろん温泉あり。(混んでいるため入りませんでした)
下山後・西原の羽根置の里びりゅう館で、天ぷら蕎麦 850円。

コース状況／危険箇所等

鶴寝山北尾根
鹿よけの電気柵があるため、登り口は「小菅の湯」西側の「小金持ち工房」左側から、急登の支尾根で北尾根に上がる。
登り口はわかりやすい道になっていますが支尾根の踏み跡は薄い個所があり、夏はかなりの籔になりそうです。
尾根を外さないように、現在地と方角の確認が必要。
基本的にバリエーションルートなので、地図読み・ルートファインディング必要です。
注)下りで使うときは要注意!
モロクボ平から小菅の湯
植林の斜面にたくさんの倒木があります。道にも2〜3ヶ所倒れていますがくぐったり、またいだりすれば行けます。
他の道は道標もあり、歩きやすい道です。

写真

5/6 16:37

小菅の湯の西側にある登り口へ。

5/6 16:40

最初はハッキリした道(作業道?)。

5/6 16:41

支尾根までは歩きやすい道です。

5/6 16:46

急登で踏み跡不明。
尾根を外さないように。

5/6 16:46

眩しい新緑の中へ!

5/6 16:46

若葉と五月晴れの空。

5/6 16:46

左は植林で、右は明るい広葉樹林の北尾根。

5/6 16:46

鶴寝山の北東、1,300mのピークに登ると小屋が出現。
中から突然声がする!

5/6 16:46

中は浅間神社奥の院、今日5月5日の神楽奉納のために地元の人が3人、お神酒を上げているところでした。
貴重なお話と、オツマミをいただきました。

5/6 16:46

ミツバツツジを見ながら鶴寝山へ。

5/6 16:46

鶴寝山東側に二輪草の群生地。

5/6 16:47

ネットの外にも、二輪草は咲いていました。

5/6 16:47

松姫峠から鶴寝山への尾根へ出ると、樹林の間から富士山登場!

5/6 16:47

やっぱり、地形図にある道は歩きやすい。

5/6 16:47

道標も新しく、道もしっかり整備されています。

5/6 16:47

心地良い5月の風が、快晴の尾根を抜ける。

5/6 16:47

山頂は誰もいませんでした。
しばらくすると2組3人到着、それでも静かな山頂。

5/6 16:47

南側だけ伐採してあるのか、展望があります。
富士山も雪が少なくなっています。

5/6 16:47

新しい山名板の後ろに、古い山名板も残っていました。

5/6 16:47

空に向かって、たくさんの枝を広げるブナの木。
夏には葉が茂り、たくさんの水を貯めるのでしょうか。

5/6 16:47

今日は雲取山も良く見えます。

5/6 16:47

そして飛龍も。

5/6 16:49

沢山入りのヌタの分岐から小菅の湯・ワサヒ田へ下ると、推定樹齢六百年の大トチの木!

5/6 16:47

幹周り7m以上の貫禄。

5/6 16:47

緑の谷間に吸い込まれそう。

5/6 16:47

他にも、苔むした幹の巨樹もあります。

5/6 16:47

樹林の下に流れる沢。

5/6 16:47

山沢川の源流です。

5/6 16:47

新緑の谷を流れ、小菅川から奥多摩湖へ。

5/6 16:47

水源の眩しい飛沫!

5/6 16:47

優しい春色の山並み。

5/6 16:47

とっても気持ちの良い山歩きが終わって、小菅の湯に到着。

撮影機器：

Canon PowerShot A720 IS Canon

感想

cobalt

晴天のG・W,でも近場の里山、それもバリエーションルートに人はいません。
北尾根を上がってくると、鶴寝山の浅間神社・奥宮にいた人達には熊と間違えられたようです。
その地元の方から昔のお話、富士詣からコノハナサクヤ姫とイワナガ姫、そして松姫の落し物・ご神鏡が祀られている事など、大変楽しいお話でした。
昔道の北尾根に吹く爽やかな5月の風と眩しい新緑の中、古代の秘め事?のお話も聞けた山歩きでした。

コメント

shara

天候 五月晴れ（*＾▽＾*）
青空と新緑は最高でしたね

地元の方との出会いと、貴重なお話！
たまたま登ったのがお祭りの日と言うのは、何の符号なのでしょう？
たくさんご褒美を頂いた一日でした（＾ｖ＾）

cobalt

ためになりました！
北尾根の歴史と富士山と、思わぬところでつながっていたのですね
時間があったら牛の寝から大菩薩へ歩いてみたいです。