記録ID: 1881718
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無雪期ピークハント/縦走
蔵王・面白山・船形山
不忘山
2019年06月01日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,196m
- 下り
- 1,192m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
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訪問者数:196人
2019・6・1不忘山
荒涼たる山野に、毅然として咲き誇る一輪の花は、
また旅人へのこよなき慰めとなり励ましとなる。
松下幸之助「道をひらく」より
初夏の花を観るために今回は不忘山に決めました。
今回は初トライで水引入道コースから入山する事に。
ゲレンデを登ってからブナ林のゴルゲン沢コースへ入りました。
日に照らされたブナ林の中は鳥の囀りと谷川のせせらぎが響き渡る。
緑を増した木々の葉も青い空の下に浮かび、差し込む光がイワカガミを照らす。
登る間、目には花が、耳には鳥の囀りが励ましや癒しとなった。
沢沿いのアップダウンを繰り返しながら、およそ1時間半で八汐大滝へ着いた。
大滝から水引き直登までは鎖場があってスリル満点でした。
再度、沢を渡って急登を約1時間登ると水引入道へにつく。
しっかりと三点支持を行いながらひたすら登りました。
急登を登り始めて40分ほど経ったあたりで上から熊鈴の音が聞こえてきたのです。
降りてきた人は風の強さと天気が悪いとの事で水引で折り返してきたようです。
自分も状況次第では撤退も視野に入れ、まずは水引山頂へ向かいました。
視界が開けると足元にミヤマキンバイとハクサンイチゲが咲いていました。
水引入道山頂を踏んで屏風付近の雲が取れていなかったが計画通り不忘へ向かいました。
イワカガミを見ながら2度目の急登を楽しんでいと5枚釣鐘型のとても可愛い花のイワナシを見つけ元気が出てきました。
屏風岳と水引分岐点まで登るといよいよ西風が強くなって寒さで指も悴んできたので、
レインウェアを羽織ってグローブも変えました。
南屏風へ向かう間に何度か山形が見えたので時間が経てば晴れるとおもいました。
11時15分に南屏風に到着。
メスティンでご飯を炊いて昼食の準備をしながら読書タイム。
18分ほどで炊き上がったらケースにいれてザックへ。
蒸す間に不忘山に向かいました。
途中2人とすれ違い状況を聞いたが山頂は天気が良くないと言っていましたが、
風は少しずつ収まってきて、不忘付近に来ると晴れてきました。
南屏風から不忘への途中でユキワリコザクラを見つけた時に松下さんの一節を思い出しながら歩く。
光を浴びてハクサンイチゲも揺れている。
シラネアオイもまた美しい。
これほど花を楽しめる不忘は改めて地元の誇りだと感じました。
山頂付近の山神様に晴れてくれた事への感謝のお参り。
親子丼とどん兵衛を食べてから読書をしてゆっくりしました。
下山ルートはカエル岩分岐点から弘法清水〜白石女子校山小屋跡〜白石スキー場をやや早足で歩きました。
弘法清水したからのブナ林からはハルゼミが鳴き始めたので、足を止めて夏のブナ林を楽しみました。
15時登山口に到着、花を楽しめた一日でした。
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