記録ID: 1882537
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船
皇海山 ※熊遭遇により撤退
2019年06月04日(火) [日帰り]
体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:29
- 距離
- 2.2km
- 登り
- 124m
- 下り
- 131m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口まで約15kmのオフロード。 轍や凸凹が多く、落石や崩落も頻繁にあるルートです。自己責任で通行するようにと、警告の看板が数多く設置されています。くれぐれもご注意下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
アクセスの欄にも書きましたが、登山口までの林道はどちらからもハードなオフロードです。 また登山客の少ない山で人里からもかなり離れている故、熊との遭遇が頻繁に報告されています。とにかく対策をしっかりとして臨んで下さい。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
林道が核心部でおなじみの皇海山。
某4WD車に乗り換えたことだし、今の時期なら崩落の可能性も低いだろうと万を持してのアタック。
ガタガタの悪路に嫌気が差しながらも、登山口にようやく到着。
新緑の気持ちのいい森を意気揚々と歩き出すも、前方に停滞しているパーティーが……
何やら困ってらっしゃるご様子に首を傾げながら近付くと、開口一番「熊がいます」と、衝撃の一言。
どうやら親子の熊に鉢合わせしてしまい、なんとかかわしたものの、離れ離れになった親熊と子熊に挟まれ、身動きが取れないとのこと。
そういえば手前の沢に差し掛かった時、妙な鳴き声が聞こえていた。
親熊と子熊が互いに呼び合っているらしい。
親熊の鳴き声から察するに、すぐ向こうの斜面にいる。
喉が渇くような緊張感に包まれながら、居合わせた人達と作戦会議。
しばしの膠着状態の後、子熊が迂回する様子を見せた隙を突いて、全員でまとまって下山する。
充分に安全な場所まで来て、ほっと胸を撫で下ろした。
これでは例え登れたとしても、下山時にまた出くわす可能性が高い。
命あっての登山ということで全員登頂を諦めて、そのまま下山した。
コースタイムの参考にならないにしても、今回のGPSログを登録しました。
ログの先端部分は二股の手前です。そこで熊と遭遇しました。
右往左往して撤退した雰囲気を少しでも伝えられたらと思います。
今回の登山では自然の中に足を踏み入れるとはどういうことなのかを、改めて思い知りました。
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コメント
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無事でなによりです!
危険と隣り合わせのアウトドアだと再認識させていただきました!
投稿を読ましていただき自分の安全管理を再確認していくよい機会となりました(*・ω・)*_ _)ペコリ
123456789さん
ありがとうございます。
前方のパーティーは気付いた時には5〜60mの距離に接近してしまっていたようです。
熊鈴も付けていましたし、4人組でおしゃべりもしていたと思います。
木々が葉を付け、蛙なども元気な声を響かせていましたので、互いに発見が遅れたのかもしれません。
難しいものですね(^^;
Kuromitsuさん
はじめまして。6/1に皇海橋から皇海山に登った者です。
やっぱり熊はいるのですね。私は登山口までMTBでアクセスしたのですが、林道登りの途中で一度だけ獣臭を感じました。終始鈴及びラジオを鳴らしっぱなしでしたので、見かける事は無かったですが。平日の皇海山は登山者も少ないと思いますので、出没したのですね。無事に下山されたようで何よりです。お疲れ様でした。
8116さん
はじめまして。
出発前に6月1日のレコを拝見させて頂きました。
あの林道を自転車とは脱帽致しました。
車でもウンザリするような長さでしたね(^^;
検索してみると林道でも熊に遭遇した事例を見掛けます。
8116さんもご無事で何よりでした。
先日は本当に驚きました。目の前30m位で枝にいる子熊を発見、目を落とすと親熊がこちらに向かって猛突進その間2から3秒位でした。とっさに飛び上がり避け、後ろ3人は横に倒れ熊さんは脇をすり抜けた感じです。けがもなくホットしました。ただ体がガタガタしてたのを覚えてます。
離れ離れの親子熊は大きな声で呼び合ってましたが、約1時間位様子を見ましたが、おっしゃる通り再度通過時に近くの親ぐまが再突進するか、上手く通過しても下山時が不安等リスクが大きい為、結局下山の選択肢を選びました。今はそれが正解と思います。
皇海山は3度目でしたが、熊さんの生活圏での登山をを実感した皇海山でした。後続の3パーティの皆さん本当無地で良かったです。
PS。帰りは金精峠のトンネルを出て金精山を登り帰宅しました。
dekunobo-さん
すみません、他の登山者の方に少しでも情報をお伝えできればと思い、誠に勝手ながらヤマレコ投稿させてもらいました。
本当に皆さんご無事で何よりでした。
皆さんとお会いする直前、手前の沢で妙な鳴き声がするので何がいるのか覗いてみようかと思ったのですが、やめて正解でした。熊の鳴き声は初めてでした。
なんにしても全員無事で下山できたことが何よりだと思います。
またどこかの山でお会い出来たら良いですね(その時は熊さん抜きで…)
そうですね。沢山の方に共有して頂ければ有難いですね。仲間達とその後連絡しましたが、恐らく熊さんは私たちを襲うのではなく「威嚇」ではないかと思われます。何故なら襲うのであれば突進+ジャンプでもして飛び掛かって襲われたと思います。
後ろにいた一人が倒れた時見ていて、熊さんは急旋回して沢に逃げ込んだそうです。そのあとから呻き声(私も初めて聞く声でした)が始まり、あとは書かせて頂いた通りです。きっと親子で楽しんでいる所に進入してしまい、親熊も子熊を守ることで「威嚇」してきたのかなぁ〜
こちらこそまた、お会い出来たら嬉しいです。
dekunobo-さん
皆様の咄嗟のご判断と運が味方したのですね。
私ならば怯んで立ち尽くしてしまっていたかもしれません。そうなれば威嚇であっても無事では済まなかったことでしょう。
本当に皆様がご無事で、山の神様へ感謝の念に絶えません。
今後ともお互い、ご安全に!
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