御池岳・鈴北岳
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- GPS
- 03:55
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 764m
- 下り
- 752m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・コグルミ谷登山道、一部崩落箇所あり。注意を促す看板もあります。その付近の登山道自体にも崩れそうなところがありました。 ・登山ポストは鞍掛峠登山口・コグルミ谷登山口ともにありました。 ・トイレは駐車場にはどちらの駐車場にもありません。 |
写真
感想
前日天気予報を確認し、18日は晴れとの事で御池岳・鈴北岳へ行ってきました。
ですが途中、伊勢湾岸道を走っていても中々鈴鹿の山々は見えてこず。
麓から山を見上げるとどんよりした雲がかかっています。さらに強い風も・・・
麓の天気予報は一日晴れ。山の天気予報では午前は曇りで午後から晴れ。
さてどうなるかな、と思いつつ、3台分ほどあいていたコグルミ谷登山口駐車場に車を停めます。
一通り準備を終えたところでカメラを取り出し、レンズを磨こうとして…ここで気づきました。…SDカードを入れ忘れてしまった…。以前も同じ失敗をしてしまったので、これからは非常時用グッズ袋に予備のSDを忍ばせておこうと思います。
(今回の写真は携帯電話で撮影)
気を取り直し、コグルミ谷登山道より登り始めます。谷に響く蛙と鳥の声を聞きながら苔生してきている登山道を進みます。風があり傾斜も緩いため特に汗もかかず、逆に少し肌寒いくらいですが、時々太陽も覗き、この頃は、まだ、ちょうどいい加減で気持ちいい。
カタクリ峠にさしかかったあたりからちらほらとお花も現れ始めました。今年初のイワカガミ。4株ほど発見しました。どれも鮮やかな濃いピンク色です。カタクリの花はもう無いだろうと思っていましたが、かろうじて一株咲いているものを発見できました。それにしても、御池岳にはたくさんのカタクリがあるんですね。そこらじゅうにカタクリの葉がありました。さすがカタクリ峠と名前がつくだけあります。来年は是非開花の時期にこの山に、と心に決めました。
小さくてかわいい白とピンクのニリンソウもたくさん咲いています。今日は曇りのため花は開いていませんが、ぼんぼりのような群生に癒されます。
群生といえばバイケイソウもそこらじゅうに。以前バイケイソウの開花時期は蛭シーズンとかぶると教えて頂いた事がありますが、もし、これほど生えているバイケイソウがすべて開花したらすごい迫力でしょうね。8合目からは所々にエンゴサクも発見。
ここらへんから、白い霧の中へ突入、まだ風はそんなに強くありません。
花を探しながらゆっくり歩いているうちに気がつけば御池山頂へ。山頂でもやはり眺望は今日はありません。そして吹き抜ける強い風に体が冷やされます。まだまだ雲もかかっており晴れる気配はありません。
本日はこの後鈴北岳へむかい、鞍掛峠より下る予定。なのでまだしばらく稜線歩きが続く為、ダウンと合羽を着て体を温め再出発。
鈴北岳への稜線はなだらかで歩きやすい道が続きます。道の左右は苔に覆われ、白い石灰岩の石が所々に見られ、本当に日本庭園のようです。
御池岳より40分ほどで鈴北岳山頂に到着。山頂は開けており、天候に恵まれれば見晴らしも良さそうな絶好の休憩スポットといったところでしょうが、生憎の天候なので、このままくだります。鞍掛峠まではコグルミ谷と比べると雰囲気がまったくちがい、低木のアーチのような道を進みます。
しばらく下ったところでふと御池方面を見返すと・・・ガスが晴れている!強風は引き続きですが、青空も所々。
あと30分山頂にとどまっていれば、とも感じましたが、やっぱり動いていないと寒いですもんね。眺望はまた次回楽しむとします。
鞍掛峠登山口までは鈴北岳より約1時間。途中ザレた道にすべりそうになりましたが、無事到着。ここからは舗装された道を15分ほどあるき、コグルミ谷登山口まで戻ります。
思い返してみれば10時ちょい前に登り始めてから約3時間半休憩を一度もとってませんでした。が、慣れない携帯で小休止しながら花の写真をちょこちょこ撮っていたのであまり疲れは感じませんでした。でもやっぱり水分補給はしないといけませんね。
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