伊吹山〜ヒメボタルと初夏の花々

2019年07月14日(日) [日帰り]

• GPS: 01:44
• 距離: 3.0km
• 登り: 137m
• 下り: 135m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:22
• 休憩: 0:21
• 合計: 1:43

15:52 伊吹山ドライブウェイ終点
16:26 びわこ展望台
16:29 山頂周回道分岐・合流点
16:39 16:44 日本武尊像（伊吹山）
16:49 16:53 伊吹山
16:55 17:04 日本武尊像（伊吹山）
17:10 17:13 山頂周回道分岐・合流点
17:15 びわこ展望台
17:33 伊吹山ドライブウェイ終点
17:35 ゴール地点

天候

曇り、霧、雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

伊吹山ドライブウェイ山頂駐車場

・ドライブウェイの2019年夏季夜間特別営業についてはこちらで
http://www.ibukiyama-driveway.jp/pdf/top_campaign1.pdf

コース状況／危険箇所等

☆伊吹山のヒメボタル
・例年7月上旬〜中旬に見られるようです。（23時頃〜明け方にかけて）
・この日は西登山口の山頂駐車場周辺で多く見られました。
・霧雨ほどの天候ならば活動するようです。雨が強まると草むらに一斉避難のようでした（笑

写真

7/14 22:03

22時過ぎ、やっと雨があがりました。
琵琶湖方面に広がる雲海は滝雲となって山を越えてゆきます。
西登山道からヒメボタルの観察に向かいました。

7/14 22:28

ヒメボタルは光りがあたると活動をやめてしまいます。
入口にはライトに付ける減光用の赤いセロファンが用意されていました。

伊吹山に舞うヒメボタル☆
成虫の寿命はわずか数日。輝きを放ちながら必死に命を紡ぐその姿に感動でした。

7/14 23:51

このあと天候回復予報も、早朝から仕事でしたので日付が変わる前に帰路に着きました。

7/14 15:54

西登山道に咲いていた花々です。
イブキトラノオ

7/14 15:57

シモツケ

7/14 16:01

キンバイソウ

7/14 16:03

カラマツソウ

7/14 16:05

クサフジ

7/14 16:10

カノコソウ

7/14 16:20

キバナノレンリソウ

7/14 16:22

ミヤマコアザミ

7/14 16:23

タカトウダイ

7/14 16:33

イブキフウロ

7/14 16:35

ハクサンフウロ

7/14 16:46

カワラナデシコ
途中から雨脚が強まりカメラをしまいました。

7/14 16:58

ニッコウキスゲ

7/14 16:48

山頂周辺では、夏の色鮮やかなお花に入れ替わる時季のようでした。

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

E-M5MarkII OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

biscuit

ヒメボタルの観察と撮影を目的に伊吹山へ行ってきました。
短い時間の撮影でしたがヒメボタルの舞いをタイムラプスで映像化してみました。
後半部は山頂のお花畑で撮影したフォトスライドです。昨年同時期の撮影です。




宵の時間は強い雨が降り続き、車中で待機…
雨が降っているとヒメボタルは出てきてくれません。
ほぼ諦めていたのですが、活動が活発になる23時過ぎには霧雨となりました。

蛍たちも不安定な天候に本当に飛んで良いものかと??
疑心暗鬼だったようで、控えめな感じの舞いとなりました(笑
雨脚が少し強まると草むらに身を潜め、弱まれば飛び出してくる・・。
とてもわかりやすかったです^^

ヒメボタルの放つ光りは明るく、かなり離れた場所からでも確認できるものです。
遠くから自分の足元にまで近づいてきてヒラヒラ舞っていくこともあり、思わず微笑んでしまいました。

2年ほどの幼虫期はカタツムリなどを食べて成長するようです。
メスは羽が退化し飛ぶことができません。
成虫の寿命はわずか数日で、その間にオスはメスを求めて飛行し、交尾を行うための過程で光りを放つと言われています。
命を紡ぐために舞い輝く、神秘的な光りなのですね。