今更ながらGWの記録。 塩見岳リタイヤまったり三伏峠散策


- GPS
- 45:15
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,938m
- 下り
- 1,921m
コースタイム
5日 三伏峠散策 烏帽子〜小河内
6日 三伏峠6:10〜9:15鳥倉
天候 | 4日 曇(ときどき雨) 5日 晴のち曇 6日 曇のち大雨&雹 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道はところどころ小さな落石があるので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■鳥倉〜三伏峠 登山口から1/10〜2/10という感じで標識がありますが、 3/10辺りから積雪あり。踏み抜き地獄でとにかくしんどかったです‥ 6〜8辺りは谷が4-5個ありますが、雪崩そうで怖かったです。速やかに通過。 ■三伏峠〜小河内 稜線は強風でトレースかなり薄かったですがそれほど危険箇所はなし。 雪庇も小さかったです。 ■三伏峠冬季小屋 2部屋でした。 |
写真
感想
●初日
GW後半、2泊3日で楽しもうと思ったのですが、初日にいきなり寝過ごし、一気にテンションダウン。午後から登るとなると、歩く距離は短いが、標高の高いテント場がいいなーってことで、久しぶりに塩見に行ってみることにしました。
まったりと三伏峠へ。はじめて夕立神パノラマ公園なんか、寄ったりして。
駐車場も空いてまして、昼すぎに出発。が、久しぶりのテント装備で足にガンガンダメージが。
登山口に着いた時点でまだ30分しか歩いてないのに、帰りたくなってきました(汗)
それでも気を取り直して、長いのぼりへ‥3/10(三伏峠までの距離看板)くらい来て、もうヘロヘロです。ここからかなりしんどくなり、どんどんペースダウン。
7/10くらいで完全ダウン。あとは気合のみ‥それも萎えかけた頃、やっと塩川分岐。
が、ここからも意外に長く‥陽も暮れてきたので、本当に三伏峠前で幕営しようかと思いましたが‥なんとか18時、ぎりぎりで三伏峠着。
冬季小屋は宴会の最中で、どうせうまってるだろうなーってことで、すぐに幕営準備。久しぶりのスコップ(一年ぶり)活用。
汗をかいたと思ったら、雨が‥急いで形にして、テントに飛び込みます。
なんか遠雷も聞こえる。体中痛いし‥明日は一日中寝るかと泣き言を言いながら、ビール飲んだら即寝てしまいました。
●二日目
朝起きるともう明るいかも‥もう塩見に行く気はありませんでした。3年前に行ったし。いや、正確には前日ですでになかったのですが。今日はダラダラテントで過ごすか、と思いつつ、せめて朝の風景は写真撮ろうと三伏山へ。
残念ながら微妙にガスったりしてて、360度絶景とはいきませんでしたが、撮影を楽しみ、テントへ戻り、少々睡眠。
起きて朝食を食べていると、水がなくなりました。さすがにゴロゴロするにしても食事の水は必要。ってことで、午後から散歩するつもりだった烏帽子岳方面の散策をしつつ、水補給へ。三伏峠を少し進むと、南アルプス南部の山々が見えるポイントが。しばし呆けます。あんまり遠出した意味はありませんでしたが、2Lほど水を作ってテントへ。
テントに戻ってから、冬季小屋は泊まれないかな?と見学してみると、一人いらっしゃいましたが、奥にもう一部屋あって、空いてるよー。ってことで、テント撤収!冬季小屋はややお酒臭い(笑)ですが、テントよりはマシな空間になりそう。
そんなこんなで、もう13時。小河内ピストンはきついかなと思いつつ、出発。
夏道だとなんてことはなさそうですが、腐った雪で烏帽子岳はけっこうしんどかった‥
でも苦労した甲斐あって、なかなかの展望です。ダラダラしつつ、小河内はどうしよう?と悩んで30分。とりあえず向かってみました。が、前小河内で15時半となり、タイムリミット。まぁここからでも悪沢の展望はよかったので、よし。
引き返して、烏帽子でダラダラ夕暮れを待ちます。
しかし、この日はやっぱり雲で駄目そうに‥あきらめて小屋へ。
小屋へ戻ると、留守番してらっしゃた方々のパーティが勢ぞろいしており、宴会中でした。後で少し混ぜていただきましたが、同じ名古屋の方だったこともあり、山岳会に誘われてしまいました。まぁ、個人的には冬だけなら一緒に行くのもありかなーと思い、連絡先は教えておきました。(が、自分が酔っ払って入れた番号違ったのか?)今日現在、連絡ありません(^^;
●3日目
昼までまったりしようかと思ったのですが、山岳会の方は途中で雪崩が怖いから朝早くに通過したい、ってことで早々に出て行かれました。昨夜はあまり寝付けず、ぼけーっとしていたのですが、そうこうしているうちに雨が降ってきて、こちらも下山開始。
標高を下げるとガスを抜け、とりあえず雨も止んだのでまったりと森林地帯を楽しみながら下山。登山口でダラダラしようかと思ったら、急に雷の音がどんどんし始めました。雨もポツポツと。やばいと思い、急いで駐車場へ。なんとか降られずに戻り、道具を整理して、温泉にいくかーと思ったら、突然嵐に。
雷と大雨、やがてそれが雹に変わり、雹が雨のように降ってきます。道路が一面、雹に埋まり、びっくりして思わず、車を止めてしまいました。レンタカーだったこともあり、屋根を叩く雹に肝を冷やしました。やがて、雹の嵐は去り、一安心。屋根も無事でした。
この後温泉に寄ったのですがGWのためか、どこも立ち寄りはNG。
やっと見つけた温泉が先ほどの嵐で露天が落ち葉で使用不能になったのとこと。
駐車場で不貞寝していたら、掃除を終えた店員さんが呼びに来てくださり、無事に浸かれましたが、浸かって一時間の間に、再び嵐が来て、けっこう大変な状態でした。まぁそれもまた、気持ちよかったですが。
このGWは北アルプスは大荒れだったようで、天候が安定してそうな南アルプスを選んだのはよかったと思いましたが、それでもこんなことはあるのだ、とまた一つ、良い経験ができました。
あと冬場の装備はたまには背負わないと歩けませんね。はやりヘナチョコであります。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する