出会った方に感謝! 南葛城山(滝畑-林間歩道分岐-ノゾキ平-南葛城山-(道間違い)-蔵王峠-滝畑)
- GPS
- 06:39
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 970m
- 下り
- 961m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山と言わないと、駐車料金の他にキャンプ場の清掃協力費 \100を人数分請求される可能性あり(特に夏場の自動車)。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<林間歩道分岐〜ノゾキ平> 沢を1回渡る必要があります。 小橋が使用禁止になっていたので渡渉しました。 沢〜ノゾキ平は急坂が大半です。 道は明瞭、テープ多数で迷う心配は少ないと思います。 <ノゾキ平〜南葛城山> 北側がガレた細い道があります。 少し怖いのでロープかクサリが張ってあれば嬉しいところですが、そうなっていません。 凍結や積雪があると危険と思います。 ちなみに『山と高原地図』(2009年版)では「危」マークです。 山頂に近づくにつれ、ササが多くなってきます。 夏場になると道が不明瞭になったり、ササで不快かも知れません。 要所々々にテープや標識(私製、官製とも)があります。 <南葛城山> 山頂に展望はありません。 あまり人気がないので人に遭う可能性は少ないはずです。 でも、和泉山脈の最高峰です。 <南葛城山〜蔵王峠> 南葛城山〜桃ノ木ダオまでは間違いようのないはっきりした道です。 桃ノ木ダオには小さい私製標識がありました。 桃ノ木ダオからはテープ(凄く多い)を追うと、府県境に沿って蔵王峠まで行けます。 地図にない小道や、テープが無いけど太い道がありますが入らない方がいいです(どこに出るやら・・・)。 『山と高原地図』では、桃ノ木ダオ〜蔵王峠まで2本の登山道が書いてあります。 今回は府県境に沿っている方の道を通りました(正確には「通ったようです」です)。 実は、もう一方の道は入口がわかりませんでした(桃ノ木ダオにあるように書いてあるのですが・・・)。 下山後、『山と高原地図』と1/25,000地形図を比較すると、いくつか食い違いがありました。 どちらの地図にも無い小道も実際にはあります。 <蔵王峠〜滝畑の有料駐車場> 府道堺かつらぎ線です。 時々、自動車が通ります(自動車では通りたくない細い道ですね)。 道路から沢を見れます。 ★地図はあまり正確に書けてません。 |
写真
感想
2009年10月以来、久しぶりに南葛城山に行きました。
今回で2回目ですが初めてのコースです。
計画は登りだけ「滝畑-林間歩道分岐-ノゾキ平-南葛城山」と決めて、「下りは山頂で考えよう。」、という適当なものです。
不安要素は、ほとんど人がいないであろうこと、地図(『山と高原地図』2009年版のこと。以下、単に「地図」)にある「危」マークの2点です。
「危」が強烈過ぎればUターンです。
実際に行ってみると・・・。
沢を渡ってからノゾキ平までが急坂中心で大変でした。
途中の鉄塔からの景色は良かったです。
ノゾキ平で休憩していると年配のおじさんが登ってきました。
少し話しをし、山頂まで御一緒させて頂きました。
歩いていくと「危」マークらしきところに出たようです。
おじさんは平然と歩いていますが、私は足が止まりました。
細い道に、少し斜めになった滑りやすそうな岩があります。
足元はガレた急斜面です。
山側にはロープもクサリもありません。
たった1〜2mくらいの区間ですが怖かったです。
「ここ、ゆっくり歩かせて下さい。」と声をかけ、慎重に通過しました。
いつもなら、どういう「危」かわかるような位置から写真を撮るのですが、今回はその余裕がありませんでした。
急に「危」が出たという印象でした。
あと2箇所くらいガレたところがありましたが、道幅があるので、まあ、踏み外すような心配はないと思います。
山頂に近づくにつれ、ササが多くなってきました。
夏場なら大変そうです。
山頂に着き、おじさんと食事。
その直後、もう1人やってきました。
この山で3人もいるのは珍しいかも。
山頂で下山コースを検討しました。
地図の実線道(難路でない一般登山道)で蔵王峠に下ることにしました。
おじさんは高野口に下るとのことで、山頂で別れました。
山頂から実線道を進みました。
いや正しくは「進んだつもりでした。」です。
実際は、道を間違い、峰山林道を途中まで下っていました。
すぐ「方向が変だな」とは思ったのですが、「細かいつづら折れまで地図(1/50,000)に書いてないだけで、クネクネと蔵王峠に向かってるのだろう。」と考えてしまいました。
その後、「清水の滝」への標識が目に入りました。
その滝を地図で探すと、間違って峰山林道を歩いていると気づきました。
そのまま下っても蔵王峠に行けるはずですが、複雑な分岐をクネクネと行く必要がありそうです。
クネクネを間違えると、かなりの大回りになってしまいます。
このため桃ノ木ダオ(変な地名だ!)まで引き返しました。
1時間以上のロスタイムでした。
地図を見ると、桃ノ木ダオからは蔵王峠まで登山道が2本あるはずですが、1本にしか見えません(実は、無理に2本と見てしまったのが、そもそも道間違いの原因です)。
ともかく蔵王峠の方へ向かいました。
少し下ると分岐がありました(ここが蔵王峠までの登山道の分かれ目?。だとすると地図がイマイチですが、1/50,000だとそうなるかも)。
そこは標識がないのでテープの目立つ右側を選びました。
しばらくすると地図を見てるMTB(マウンテンバイク。山用の自転車)のおじさんがいました。
声をかけると、「南葛城山から下ったところ道に迷った。蔵王峠へ行きたい。」とのことです。
一緒に地図を見たり、話をしたりしましたが、初めての道ですので現在位置がよくわかりません。
その上、そこには地図にない分岐があります。
それでも私の思う道(見える範囲での方向だけが根拠)を言うと、すでに少し彷徨われたようで「多分、違う。」とのこと。
そして「テープ多数の道がある。」とも。
結局、テープ多数の道を行くことにしました。
MTBで走れないような登山道が大半で、おじさんはずっとMTBを押して歩いてます。
それにしても、どこから来たのかわかりませんが、MTBで南葛城山まで辿りついたもんです。驚きです。
やがて「この道、知ってます。以前通ったことあります。蔵王峠へ行けます。」とおじさんの有難い一言がありました。
無事に蔵王峠に到着しました。
そこでおじさんと別れ、渓流を見ながら駐車場に戻りました。
帰ってから、MTBおじさんと出会ったあたりについて、『山と高原地図』と1/25,000地形図を見比べてみました。
両地図で少し食い違いがあったり、どちらの地図にもない小道が実際にはあるようです。
正確な道はよくわからないものの、ともかく桃ノ木ダオからテープを追えば蔵王峠へ行けます(なお、太くてテープの無い道がありましたが、どこに出るやら・・・)。
今回は、ほぼ誰とも会わないと思っていました。
予想に反し、登りも下りも出会った方にお世話になってしまいました。
1人だと、登りは不安を感じながらだったと思いますし、下りは道間違いで大回りになった可能性大です。
お2人に感謝です。
それと、人があまりいない初めてのコースはピストンが無難と思いました(迷う可能性が少ないですから)。
※今回は山で出会った方と一緒のため、立ち止まらず写真撮影したものがありピンボケ写真もあります。また、道の状況も詳しく撮影できてません。
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