前鬼川本谷【大峰 前鬼川】

2019年08月18日(日) [日帰り]

• GPS: 09:43
• 距離: 22.8km
• 登り: 951m
• 下り: 944m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:02
• 休憩: 1:27
• 合計: 9:29

距離 22.8km 登り 959m 下り 953m

9:18 前鬼口
10:44 11:05 前鬼林道ゲート
11:56 10m2段の滝
12:27 12:47 680m地点
13:40 垢離取場
14:14 14:30 深仙又谷出合
15:56 10m2段の滝
16:27 16:42 黒谷出合
16:49 17:04 脱渓点
18:47 前鬼口
18:47 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前鬼口に駐車、前鬼林道通行止めのため。看板どかして入っている人もいましたが…

コース状況／危険箇所等

アプローチ
前鬼林道は舗装路。途中落石や軽い土砂崩れ、落盤など見られるが、一応車は通れる。ただ、何台も通ればそのうち崩れそう。
入渓点までは、登山口から橋を渡って黒谷へ降りるか、黒谷出合が見える場所が林道にあり、そこから谷へ降りるか。たぶん後者の方が楽で早い。

その他周辺情報

道の駅 吉野路上北山
〒639-3701 奈良県吉野郡上北山村大字河合１−１
07468-2-0169
https://goo.gl/maps/zxEB27g6wc86toWm9

台湾料理吉味
〒634-0028 奈良県橿原市法花寺町８５−２
0744-24-2597
https://goo.gl/maps/6fUPqfsv1iwrcueU9

写真

8/18 9:05

立ち入り禁止の看板があったので、ここから林道を歩くことにした。

8/18 10:17

道の途中から見えた不動七重の滝。登攀記録もある。

8/18 10:42

前鬼登山口の駐車場。立ち入り禁止とはなっているが、看板をどかせば一応ここまで来れる。

8/18 10:44

前鬼登山口で沢の格好に着替えて出発。

8/18 11:09

黒谷から出合方向へ。途中沢から出て、林を歩いてショートカット。

8/18 11:32

こないだの台風の影響が残るのか、水量としては多め。リスクの低い場所では積極的に遊んでいく。

8/18 11:48

なめっぽい流れ。

8/18 11:56

2段10m滝。右手の壁をフリーで抜ける。

8/18 12:03

10m滝の上、対岸へ移らないといけないが、渡渉に自信が持てなかった。

8/18 12:13

ということで、飛び込み作戦を実行。巻いた流れにうまく乗れれば、割と安全。

8/18 12:18

2段10m滝を過ぎると、ナメ床が視界いっぱいに広がる。

8/18 13:08

しばらく穏やかに歩いてくると、ゴルジュが現れる。といっても外から眺めるだけなので気楽なものである。

8/18 13:37

泳がなくていいけど、いくらでも遊べる。

8/18 13:38

大峰は広いな。

8/18 13:46

廊下場で、クールなうねりを見せていた。

8/18 14:02

地味に難しかった岩間の滝。フリーで中央突破。

8/18 14:14

深仙又谷出合で頃合いとなったので、引き返した。

8/18 14:50

帰り道に見つけた、修行の跡。

8/18 15:24

三重滝からの流れとの出合付近。登りはそれほど難しくなかったが、クライムダウンがなかなかジビア。同行は行ってしまったが、僕は三重滝方面へ巻く。

8/18 15:33

巻き中に眺めた不動滝50m。

8/18 16:49

帰りの2段10mは結局ロープを出して渡渉。流れはたしかにキツイが、床は歩きやすかった。
そんなこんなで、黒谷出合から林道へ上がる。

8/18 17:19

林道歩きは暇なので、前鬼川の下流の方をチェック。ひたすら泳げば行けそう。まあ、アプローチが七重の滝登攀になりそうだが…

8/18 18:27

林道の決壊はこのような様子。もともと埋め合わせしてたのが崩れてしまったのかな？工事が進まなければ、どんどん削れていくでしょう。

撮影機器：

TG-830 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone XS Apple

感想

heshu

元々は芦廼瀬川を予定していましたが、同行の都合が悪くなり、日帰りで前鬼川本谷となってしまいました。
前鬼川は、修験の行場として古くから人との関わりが深い沢。修行で来る人、沢登りに来る人、不動七重滝を見に来る人。今では開発の恩恵で様々な人が訪れる人気のスポットです。

吉岡(2011)を参照しましたが、朝、前鬼口に着くと林道入口に通行止めの看板が…少し怯みましたが、もともと途中で切り上げる予定なので、歩くのも良かろうということに。
他のパーティは看板どかして入ったりしてましたが、そこまでの図太さはなかったです。
真夏の林道歩きは、非常に面倒でしたが、時折横切る沢から涼しい風が入ってくるのは心地よかったです。

林道歩きで火照った体は、前鬼川がすぐに冷やしてくれました。
スケールがあり、どこを歩いていても景観が良く、時折流れに入って水をいっぱい浴びながらの遡行はとても充実しました。ルートもそれほど悩むようなところはなかったので、一生懸命やるというよりはリラックスしてのんびりやるのにちょうど良いです。
1箇所だけ、2段10m滝の上で流れを横切るのには気を引き締めてやらなくてはなりません。帰りの渡渉で、実はそれほど難しくないことはわかったのですが、行きではなかなか決心付かず、飛び込み戦法で突破しました。普通に飛び込んだら流れが勝手に岸まで上げてくれるので、動きは派手ですが渡渉よりも心配少なかったです。

今回は前鬼川を少し覗いたくらいのお気軽山行でしたが、不動七重滝や下部の泳ぎ区間なども合わせて挑戦したいものです。林道、直ってからかな。

コメント

柴わんこ

前鬼林道復旧
初めまして。
沢登りは、楽しいですね。
前鬼林道通れるようになったみたいですよ。
http://www.vill.shimokitayama.nara.jp/oshirase/2019/09/2215.html

heshu

素晴らしいニュース
思っていたよりも早く済んだようで何よりです。今シーズンは閉めてしまったので、また来シーズン以降不動滝登攀を入れた遡行をやろうかと思います。登攀も入れるとパートナー候補がなかなかいないのですけどね…
記録いくつか拝見させてもらいました。山菜やキノコなど、深く楽しんでいて、羨望の眼差しで読ませていただきました。

柴わんこ

不動七重滝
自分は、登攀系ではないので、縁がないですが、私の所属する山岳会でも何パーティーか登攀しています。
良いパートナーが見つかって、来年挑戦出来ると良いですね。(^_-)