酷登山道？鈴鹿のマイナールートを歩く！姫ヶ滝・水舟の池・黒尾山 周回

2019年09月30日(月) [日帰り]

• GPS: 08:04
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,046m
• 下り: 1,065m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:04
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:07

6:19 佐目子谷登山口
8:13 8:48 姫ヶ滝
10:30 10:30 水舟の池
10:42 10:42 水舟の池分岐
10:49 10:49 西峰
11:02 11:22 中峰
11:27 11:27 北峰
12:36 12:36 黒尾山最高点
12:50 12:58 黒尾山
14:26 佐目子谷登山口

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

佐目子谷登山口駐車地に駐車しました。

コース状況／危険箇所等

※今回のコースはほぼ全てバリルートと破線ルートです。
GPSやコンパス等、ルーファイの用意は必須です。

◎佐目子谷登山口〜姫ヶ滝
登山道だった部分はもう半分以上荒れて自然に還っているような状態です。
途中からは沢を上がっていくのですが、もう渡渉の連続で通常の登山装備（沢仕様ではない）では結構大変だと思います。今回自分は「カッパの足」を試してみましたが、これはかなり使えました。Max20〜30cmの箇所なら十分に使えます。多少浸水しますが許容範囲でしょう。（コマメな水出しは必要ですが）

◎姫ヶ滝〜水舟の池
基本的には分かり易い尾根道なのですが、姫ヶ滝からしばらく登った所にある細尾根の岩場には苦労しました。岩自体も結構脆いし、掴める根っこ等も腐ってグラグラ。巻いていくにもかなり遠回りになってしまうし上手く巻ける感じでもなかったので、このまま慎重に直登しました。
この区間にはリボンやテープはありません。
踏み跡もある場所とない場所があるので、基本的に無いと考えたほうが良いと思います。

◎水舟の池〜銚子ヶ口・黒尾山分岐
この区間は一般登山道で、リボン等も普通に付いているので特に問題はありません。

◎銚子ヶ口・黒尾山分岐〜佐目子谷登山口
一部、びっくりするくらい快適な区間もありますが、基本的には厳しい道です。
黒尾山までは細尾根が多く、それも結構ザレ気味で急登、激下りの繰り返し、しかも藪こぎっぽい箇所も多く、ハード道が続きます。
黒尾山から佐目子谷登山口までは、結構な下りに加え、ザレザレで滑りまくるので歩きにくくてちょっと大変でした。
最後の鉄塔から佐目子谷川に下る少し手前まではルートを外している箇所もあるので、余計に大変だったのかもしれません。
この区間は山と高原地図では破線ルートになってますが、自分的にはバリルートに思え、破線ルートになっているのが不思議なくらいでした。

写真

9/30 6:19

佐目子谷登山口よりスタートです。

9/30 6:20

すぐの分岐。
もちろん佐目子谷川沿い（左手）に進みます。

9/30 6:25

帰りに上がってくる階段。
覚えておこう。

9/30 6:26

9/30 6:26

ここから登山道が始まります。
もうすでに結構荒れてる？

9/30 6:29

河原に降りたり・・・

9/30 6:30

また登山道に戻ったり・・・

9/30 6:36

残ってる道も、細くなってたり斜めになってたり・・・

9/30 6:37

橋もこんな感じに・・・

9/30 6:38

もう大分崩壊してるっぽい・・・

9/30 6:48

慰霊のレリーフです。

9/30 6:48

山を歩いていると
無心になれる
山から帰ってくると
また行きたくなる
山は生涯の心の友

本当にその通りです。

9/30 6:51

こんなに川原が広くなっているところも。

9/30 6:52

歩きやすいココを歩いてく。

9/30 6:53

何かちょっと上高地っぽい。

9/30 6:55

凄くイイとこだ！

9/30 7:08

ルートはここから渡渉の連続。
で、「カッパの足」の出番です。
結果、本日の大功労者になりました。

9/30 7:11

ネットでよく見る遊歩道の残骸。
昔はどんな感じだったんでしょうか。

9/30 7:18

この先、渡渉の連続です。

9/30 7:33

炭焼釜跡もありました。

9/30 7:35

9/30 7:39

大きな石がゴロゴロしてる！

9/30 7:40

ここが崩落して落ちた岩らしいです。

9/30 8:04

ザ・渓谷

9/30 8:06

この少し先が姫ヶ滝です。

9/30 8:12

姫ヶ滝に入る脇、ここから水舟の池に登る尾根に向かい登っていきました。

9/30 8:22

いきなりの急登。

9/30 8:23

姫ヶ滝。
美しくて、綺麗で。
思わず見とれてしまいました。

9/30 8:27

すぐに大きな岩壁が立ちはだかってくるので、大きく右側に巻いていきます。

9/30 8:29

この巻道も結構ワイルドな感じでした。
ちょっとルートから外れていたかも。

9/30 8:46

尾根発見！
取り付きます。

9/30 8:48

ここからしばらくは尾根歩きです。

9/30 8:52

快適です。
今のところは・・・。

9/30 8:53

岩が立ちはだかります。
ここが厄介でした。

9/30 8:55

右側は見た目とは異なり、手足を掛けやすい場所がなく。

9/30 8:54

左側は、この根っこっぽいのがボロボロで全く使えず、岩や土も脆くて心許なく・・・。
左右共にうまく巻けそうな感じでもないので、しょうがなくここを慎重には慎重を重ねて登っていきました。

9/30 9:08

ここも登るよ〜♪

9/30 9:23

この急登はキツかった！

9/30 10:11

崩落地まで来た！
水舟の池はもうすぐです。

9/30 10:11

9/30 10:11

こんな感じに崩落してる。

9/30 10:12

反対側は岩岩の苔ランド。
ここは意外と綺麗で見ごたえありました。

9/30 10:15

9/30 10:22

水舟の池まで最後の一踏ん張りです。

9/30 10:26

水舟の池が見えた！

9/30 10:29

水舟の池とは約2年ぶりの再会です。

9/30 10:29

9/30 10:30

東側から

9/30 10:30

9/30 10:34

再び銚子ヶ口方面に登っていきます。

9/30 10:42

クラシ〜銚子ヶ口間の縦走路まで登って来ました。

9/30 10:42

案内看板も充実してます。

9/30 10:44

9/30 10:48

銚子ヶ口西峰登頂。
というか通過ですね。

9/30 10:52

銚子ヶ口・黒尾山分岐までもう少し。

9/30 10:55

キノコ夫婦。
この距離感がイイ？
ウチはもっと近いですよ(^^;)

9/30 10:57

9/30 11:21

すごく分かりづらいですが、銚子ヶ口・黒尾山分岐地点です。
案内看板等は一切有りません。
ここでお昼休憩とします。

9/30 11:25

黒尾山に向かって快適な尾根を歩きます。

9/30 11:37

いい眺め。

9/30 11:58

キノコの赤ちゃん。

9/30 12:03

プチ藪こぎ地帯に突入！

9/30 12:12

この高度感が伝わるでしょうか？

9/30 12:13

ザレ気味のプチ岩場や・・・

9/30 12:14

こんなところも登り・・・

9/30 12:16

9/30 12:22

9/30 12:31

銚子ヶ口からの道中、ずっとこの造林公社の杭が打ってありました。

9/30 12:31

細尾根区間を過ぎると・・・

9/30 12:35

なんだこの快適な道は！

9/30 12:36

超気持ちイイじゃないか！

9/30 12:48

そうこう言ってる間に黒尾山に到着。

9/30 12:49

9/30 12:49

頂上はこんな感じ。

9/30 12:49

もちろん三角点タッチ！

9/30 12:57

ちょっと休憩し、先に進みます。

9/30 12:59

しばらくは快適な尾根道なのですが・・・

9/30 13:05

一つだけ鈴鹿十座のテープも見かけました。

9/30 13:06

猪の穴でしょう。

9/30 13:14

快適尾根〜♪

9/30 13:19

9/30 13:38

9/30 13:44

鉄塔と永源寺ダムと佐目集落。
絶景だと思います。

9/30 13:46

でもここからがちょっと大変だった・・・。

9/30 13:47

この先、ルートを外してしまい・・・

9/30 14:07

降下目標地点まで地形とGPSと相談しながら強行突破です。

9/30 14:14

あゝ、やっと道に合流した！

9/30 14:17

まだ何とか道が残ってるって感じです。

9/30 14:17

石垣に沿って下っていきます。

9/30 14:20

降下目標地点の橋に無事到着。
ホッとしました。

9/30 14:20

橋を渡り・・・

9/30 14:20

少し林道を歩き・・・

9/30 14:26

ゴール！

撮影機器：

Xperia 1 SOV40 au SONY

感想

ベジ

いや〜、先週に続き今週もハード目な山行になりました・・・。
今週の山行は、いつも参考にさせて頂いているヤマレコユーザーのyjinさんのレポートを参考に、多少カットしてますがほぼそのままのルートを歩いてます。
yjinさんも書いてましたが、このコース、半分自然に還りかけてます。
コースの前半部分はその昔お金明神への参拝道だった場所。時代の流れとはいえこの荒廃ぶりに寂しさを感じてしまいます。
植林地帯はまだしも、前半の佐目子谷川を登っていく登山道は荒れて登山道がほぼ自然に還りかけているし、後半の黒尾山付近、また黒尾山からの下りも結構荒れてて細尾根の急登・激下り・藪こぎ等、歩くのに気を使う場所が多かったです。
僕は基本的にバリルートは好きなのですが・・・まだまだ修行が足りないのかなぁ。