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記録ID: 2046141
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ハイキング
日光・那須・筑波

スーパーファイン!中倉山と沢入山 〜GPSが魅せた登山道〜

2019年10月02日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:44
距離
14.8km
登り
1,078m
下り
1,068m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:31
休憩
1:11
合計
6:42
距離 14.8km 登り 1,084m 下り 1,077m
9:30
9:35
80
10:55
10:57
16
11:13
6
11:19
11:27
42
12:09
12:57
36
13:33
3
13:36
13:39
12
13:51
44
14:35
14:37
16
15:18
15:21
3
15:24
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険個所は無し。
ただし国土地理院から登山道として認定されていない道なので道標が全くありません。
稜線に出るまでは道が数回分かれます。
事前の下調べが重要で、GPS付の地図を持って行くことを強く推奨します。
稜線以外は視界がほとんど無いため紙の地図は使えそうに無いです。

また見ていた限りではdocomoはほとんど入りません。稜線上も入りません。
(docomoがダメなら他の2社もおそらくダメです。)
その他周辺情報 銅親水公園駐車場に自販機あり。
トイレもあり。早朝は閉まっているので建物裏手の仮設トイレへ。(早朝に空いているかは不明。)
銅親水公園に🅿
ここから入山します。
1
銅親水公園に🅿
ここから入山します。
最初は車道歩きゲートを越えて川沿いを歩きます。
最初は車道歩きゲートを越えて川沿いを歩きます。
上高地を4分の1にしたかのような渓谷の沢を渡ります。
なおこれは源流を皇海山頂に持つ渡良瀬川。
この時点で既に渡良瀬川の名前になっています。
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上高地を4分の1にしたかのような渓谷の沢を渡ります。
なおこれは源流を皇海山頂に持つ渡良瀬川。
この時点で既に渡良瀬川の名前になっています。
登山口はこんな感じ。
駐車場から1時間が弱掛かると思います。
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登山口はこんな感じ。
駐車場から1時間が弱掛かると思います。
特徴のない登山道を進みます。
特徴のない登山道を進みます。
所々視界が開けて南方の山が見渡せます。
所々視界が開けて南方の山が見渡せます。
しばらく進むと尾根にあがりここからは明るい尾根道を進みます。
しばらく進むと尾根にあがりここからは明るい尾根道を進みます。
所々視界が開けます。
1
所々視界が開けます。
少しだけ秋色。
南側の開け具合。
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南側の開け具合。
目指す頂が見えてきた。
(中央ではなく中央右の少し手前の尖ったピークが沢入山)
目指す頂が見えてきた。
(中央ではなく中央右の少し手前の尖ったピークが沢入山)
1400m付近は少し色づいてきています。
でもあまり染まらずに枯れてしまいそうな予感…。
1400m付近は少し色づいてきています。
でもあまり染まらずに枯れてしまいそうな予感…。
見えた!
あれが孤高のブナでしょう🎵
見えた!
あれが孤高のブナでしょう🎵
ルンルン🎶
お約束のアングル。
1
お約束のアングル。
横から見るとこう。
1
横から見るとこう。
そしてここからがこの山の気持ちいい縦走路。
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そしてここからがこの山の気持ちいい縦走路。
逆サイド。
孤高のブナを振り返る。
孤高のブナを振り返る。
この縦走路の良さはズバリ「近づけること」
この縦走路の良さはズバリ「近づけること」
距離にして1.4卍の縦走路。
距離にして1.4卍の縦走路。
群馬No1(マイランキング)縦走路、八間から白砂でさえ5.2劼△襪里任修1/3に過ぎず簡単に歩ける割には視界が広くて開放的な空間。
2
群馬No1(マイランキング)縦走路、八間から白砂でさえ5.2劼△襪里任修1/3に過ぎず簡単に歩ける割には視界が広くて開放的な空間。
このドーン!って感じのピークを目指します。
北アルプススケールに置き換えたら1/5くらいしかないけど、楽に進めて迫力を感じられるステキな山。
3
このドーン!って感じのピークを目指します。
北アルプススケールに置き換えたら1/5くらいしかないけど、楽に進めて迫力を感じられるステキな山。
そして荒々しさも凄い。
1500mHの稜線からの景色ではないです。
そして荒々しさも凄い。
1500mHの稜線からの景色ではないです。
ベアーくんに遭わないように叫びながら進みます。(田中陽希さんの真似)
ベアーくんに遭わないように叫びながら進みます。(田中陽希さんの真似)
稜線上は3箇所ぐらいガレ場があります。
稜線上は3箇所ぐらいガレ場があります。
進んできた道を振り返ります。
進んできた道を振り返ります。
結構斜度はありますが、北アルプスの半分しか標高がない稜線なので心臓と肺には優しい✨
結構斜度はありますが、北アルプスの半分しか標高がない稜線なので心臓と肺には優しい✨
こいつには名前は無いのかな…。
孤高のブナとともに名前をつけてあげたい。
名前がないなら看板付けたもの勝ち?
なんてたって正式に認知されてない登山道ですから。
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こいつには名前は無いのかな…。
孤高のブナとともに名前をつけてあげたい。
名前がないなら看板付けたもの勝ち?
なんてたって正式に認知されてない登山道ですから。
さぁ、緩やかな稜線を上り切ると
さぁ、緩やかな稜線を上り切ると
沢入山(そうりやま)登頂!
沢入山(そうりやま)登頂!
目の前には大平山。
目の前には大平山。
沢入山直下の広場はテント場にできそう。水場があればなぁ。
沢入山直下の広場はテント場にできそう。水場があればなぁ。
沢入から先の稜線。
今回は行きません。
左後方は庚申。
右後方は皇海。
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沢入から先の稜線。
今回は行きません。
左後方は庚申。
右後方は皇海。
奥白根と外輪山。
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奥白根と外輪山。
袈裟丸らしい。
男体山ズーム。
谷の切れ込みがすごい。
西穂高から下りて5日しか経っていないので感覚が鈍っているけど、普通に考えたら1500mの山の雰囲気では無い。
「穂高連峰の2800mの稜線から撮った」って言っても疑われないような景色。
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谷の切れ込みがすごい。
西穂高から下りて5日しか経っていないので感覚が鈍っているけど、普通に考えたら1500mの山の雰囲気では無い。
「穂高連峰の2800mの稜線から撮った」って言っても疑われないような景色。
北峰には大平山。
右遠方の雲の下は栃木の霊峰男体山。
北峰には大平山。
右遠方の雲の下は栃木の霊峰男体山。
13時になってしまった。
最近は16時過ぎには山中は薄暗くなり始めるので下山開始。
13時になってしまった。
最近は16時過ぎには山中は薄暗くなり始めるので下山開始。
午後になってもここの上空は快晴。
午後になってもここの上空は快晴。
ルートミス。
これは獣道です。
こんな道になってしまったら速かに稜線に戻りましょう。
この先は道が無くなります❗
2
ルートミス。
これは獣道です。
こんな道になってしまったら速かに稜線に戻りましょう。
この先は道が無くなります❗
危ない岩場は巻道がある親切な設定。
危ない岩場は巻道がある親切な設定。
ここは往路とルートを変えました。
上に見えているのが稜線。
ここは往路とルートを変えました。
上に見えているのが稜線。
風が気持ちいいです。
風が気持ちいいです。
中倉山は復路に寄りました。
1
中倉山は復路に寄りました。
決めポーズ✨
無事に林道まで下りた。
無事に林道まで下りた。
そうそう、登山口の場所はこの緑のコンクリート壁を目印にするといいです。
この壁を抜けたら右側に注視。
地面が砂利→草に変わってそれを抜けた先が登山口です。
そうそう、登山口の場所はこの緑のコンクリート壁を目印にするといいです。
この壁を抜けたら右側に注視。
地面が砂利→草に変わってそれを抜けた先が登山口です。

感想

国土地理院から登山道として認可されていないこの山との出会いは数年前。

国土地理院がヤマレコからデータを買い取り登山道として表示してる位置を修正すると発表した。
データとは山行中の動きを集積した「みんなのあしあと」にあるGPSデータだ。
そのデータが示す位置を時間で並べ、集積した平均値が実際の登山道である可能性が高い。
同じ目的で採取され可視化までされている膨大なデータはビジネスとして大きな価値を持つ。
「いったいいくらで売るんだろうか?」

そんなことを思いながら、「みんなのあしあと」を眺めていた時に気が付いた。
「登山道表示が無いところに足跡が付いているところがたくさんある。」

その1つがここで地域のガイドブックには紹介されおり、良い山に見えたので計画していた。

自宅から1時間ちょっとで駐車場着。
登山口までのアプローチは少し長いけど、粗削りな登山道や自然豊かな明るい笹道、眺望の良い稜線に人気のない山頂。
すべてを良い方向に受け止めることができた。

もちろん北アルプスのようなスケール感は全くないが、谷の切れ落ちや荒々しさはとても1500mHのものではなかった。

良い場所を皆さんに進めたいと思う一方で、今のままそっと保存しておきたい気持ちもある。

近所の山としては十分に合格点。

また計画したいですが、次は登山口までは自転車ですね。

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コメント

ゲスト
次回
身近にこんなにいい稜線があったとは全く知りませんでした。夏は暑いと思うのでちょうどこれからがいい時期でしょうね。私的にはいつかオロ山、庚申山と縦走してみたい。庚申山荘に宿泊もあり。また行きましょう。
2019/10/4 5:10
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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