剱岳早月尾根


- GPS
- 11:10
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,414m
- 下り
- 2,407m
コースタイム
天候 | 曇り後雨しばしば霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
早月小屋直前の小山に上がる道が付け替えられ、ロープの岩場を通らなくなった。小屋から上では3箇所ほど雪道が残り、1箇所は下りでピッケル欲しい。 |
写真
感想
土日の一泊山行を予定していたが、土曜は富山県で大雨洪水警報発令し千棟を越える浸水被害発生で断念。日曜も不安定だが曇りとの前日予報で、では毎年恒例の剱岳早月尾根日帰りにと出かけた。
早朝馬場島に向かう途中では小雨がぱらついたが、馬場島では止んだのでともかく出発。この後山頂までは降られずに済んだ。今日はアイゼン・ピッケルもあり日帰り装備としては若干重め、記録を狙うのでもなく坦々と登る。この時期としては涼しめだろう、暑苦しくはない。
2000mを超えると雪を踏む部分があるが問題ない。早月小屋手前の丸山の直前がロープのかかった岩場だったのだが、その岩場を避けて新しい道がつけられていた。未だ樹林帯を切り開いたばかりで生々しい、切ったばかりの木につかまって登る急登である。小屋に着いて親爺さんに聞いたら、岩場を嫌がる声が多かったので今年作ったとのことで、古い道が崩れたとかでは無かった様だ。ここより上にはもっと本格的な岩場があるのにとも思ったが、テント装備でここまで来る人、悪天時に小屋まで着こうとする人には助かるのだろう。
テント場の雪山を越えて上を目指すが、この先は2600mを越えて雪上歩きが3箇所ほど残り、一ヵ所は下りでピッケルがないとちょっと危なそうだった。殆どガス中の行動だったが、2800m付近では剱本峰と大日岳方面が望めた。2パーティーほど追い抜いて、再びガスの中、剱岳山頂に到達。下界の涼しさから山頂は寒いかと予想したが案外暖かく、風も少なく穏やかだ。別山尾根からの登山者は今日は少ない。昨日の悪天では剱沢までも来れなかったのだろう、とこの時は思ったが、朝9時前に前剱辺りで死亡事故が発生していた。その影響があったかは分からない。
時々谷の方が見えたりはしたが、基本はガス中なので早々に下山を始める。間もなく霧雨から小雨と天気が変わって来た。岩場が濡れるとなかなか速くは進めず、雨具を付ける時間もあったが、記録を見ると2600mより上は登りより遅かった。時折本降りになって早月小屋に着く。後のパーティーがどの辺にいるか、親爺さんが心配していた。
だんだん踏ん張りが利かなくなり、スリップしたりもしながらぎりぎり午後5時に登山口に下りて来た。無事下りれば、達成感は一入である。
散々な天気の週末でしたね。
あと少し持ってくれれば。。
素晴らしいコースタイムですね!
我々は残念ながら途中で敗退しましたが、次回はピークを踏みたいと思ってます!
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