【関東百名山・過去レコ】奥多摩・川苔山(大学サークル新歓山行)
- GPS
- 07:05
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)鳩ノ巣駅まで徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特段の危険・不明瞭箇所等なし |
感想
【以下、1986年5月の大学山歩きサークル会誌より、後輩Y君の山行記事を抜粋・編集】
朝方はどんより曇っていた空も、奥多摩駅に着く頃には晴れてきた。大混雑の奥多摩駅を苦労して出ると、バスは乗客を詰め込み次第すぐ発車、こちらもスゴい混雑…。川乗橋でバス下車、2ピッチほど川沿いに林道歩き、時々車に追い越される。細倉橋から山道に入るが、ここから百尋ノ滝までの沢沿いの道が、本コース中最も良いと思われる区間である。これだけメジャーなルートでありながら、それなりの渓谷美が楽しめる。沢を右に左に、そして遠く、近くに見るうち、ちょっとした滝に到着、ここで休憩。3年生の先輩が朝焼いてきたというホットケーキをたくさん提供、皆美味しく頂く。そこから沢を離れ、ジグザグに急登して登山道から僅かに下ると百尋ノ滝。ここでカルピスを作って新人諸氏に振る舞い、再び暫く急登した後、巻き気味に登っていくと、直射日光を浴び暑くなってくる。登っている気はしないが、いつしか烏帽子の頭が下に見えてくる。途中から沢沿いの暗い道となり、そこから離れて筆者(Y君)が「もうすぐ」と言うと、誰も信じなかったが本当にすぐ川苔山頂に到着。
予想通りとはいえ、山頂は暑くて汚れている上、人が多い。霞んではいるが、石尾根や奥武蔵の方は見えていた。新歓らしく焼きソバを作るも麺が余り、集合写真を撮って早々に退散、鳩ノ巣ヘ真っすぐ下山。ここからはただ下るだけのコースだが、思ったより長く、他のパーティと抜きつ抜かれつで精神的に疲れる…。鳩ノ巣駅で解散、帰りの青梅線は予想に反してすいていた。筆者は座れなかったが、一行は皆、健やかな寝顔を見せていた…。 〈以上〉
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