■石鎚山弥山と天狗岳【激暑との闘い】1年越しのリベンジへ
- GPS
- 05:12
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,099m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り 山頂付近は大抵いつもガス。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車料金は500円 ロープウェイは往復で大人1人1900円8分ほどの乗車です。 運行時間は平日土日によって変わるので要確認。 http://www.ishizuchi.com/rw/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは成就社登山口にあります。 トイレはロープウェイ駅、頂上小屋にあります。 道は整備されていているので歩きやすい。 鎖場が4つありますが、自信のない人はすべて迂回路が用意されています。 長さのある鎖場だし、腕の力だけで登る箇所もあるので体力をかなり消耗します。 無理と判断したら迂回しましょう。 試しの鎖のみ、下りも鎖で下りなければならないことを念頭に。 石鎚山山頂ははガスのかかっているのが当たり前みたいな山なので天狗岳への道もガスが濃いとき&風の強い時などは足元が見えにくいため危険です。 無理と判断したら行かないor引き返すことも必要。 特に初めての場合はルートが取りにくいので危険です。 |
写真
感想
弾丸ワンデー登山部。(いつから部に?)
今回ばかりは横浜から日帰りというわけには行きません。
私の父の七回忌法要のために実家岡山に帰省する機会があったので
1年前のリベンジをするために石鎚山に登りました。
1年前は土小屋から登ったので、今回は敢えて表参道から。
ロープウェイを使うのでその時間に合わせて実家を出ました。
朝5時出立。
瀬戸大橋の交通費が高すぎる。
せめて往復で5000円ほどにして欲しい。
4時間ほど寝たのに眠くて眠くてたまらない。
松山自動車道も睡魔と闘いながら走りました。
7時半頃、駐車場に到着。
8時発のロープウェイに乗込みます。
平日というだけあって人も疎ら。
10分弱で成就駅にたどり着き、準備をして出発。
暑いです。
西日本は猛暑日が続いていて、この日も熱中症にならないか心配しながら登りました。
横浜よりずっとずっと暑いです〜。(´Д`;)
拭っても拭っても噴き出てくる汗。
そして湿気が結構あって不快。
木陰があるのがせめてもの救いだけど、風はまったくと言っていいほど吹いていない。
風が欲しい。。。
暑さに滅法弱い私はペースも上がらない。
バテ気味で登る。
標高を上げれば涼しくなることを祈りながら。。。
【試しの鎖】
迂回しました。
登り自体はそれほど大変そうには見えませんでしたが、下りも鎖なので体力温存のためやめました。
【一の鎖】
前回は土小屋ルートだったのでお目にかかることはありませんでした。
今回は登ります。
去年登った三の鎖に比べたら全然問題なし。
【二の鎖】
こちらも今回はチャレンジ。
一の鎖同様、三の鎖に比べたら問題無しでした。
※人によっては難しいかもしれません。鵜呑みにしないでください。
【三の鎖】
前回登ったので今回は迂回しました。
全部の鎖を登るのもいいですけど、今回は天狗岳登頂が目標なのでここは敢えて
やめます。
でもここが一番登ったーっ!という気はしますよ。
一や二より厄介ですが。。。
【弥山山頂】
頂上社に着くとガスが時々晴れて天狗岳が見えてきました。
前回ガスと風で諦めたので今回は歓迎されている気がします。
ここ石鎚山は下界は晴れていても山頂はガスってない時の方が
珍しいというぐらいのガス率です。
今日も晴れていたのに山頂に近付くにつれてガスが空を支配していく。。。
今回もガスガスで天狗岳に行けるかどうか不安でいっぱいでしたが、
今日こそは最高峰へ行けそうです。
【最高峰天狗岳】
ザックをデポして身軽になり、鎖で下りていきます。
細い稜線上を歩いて行きますが、樹林帯の中を歩くこともあるので
思っていたより楽です。
怖いと思っていた切れ落ちた崖もガスで下が見えないし、
断崖は思ったより平だったので何の問題も無く頂まで行けました。
なんだ。。。全然怖くないじゃん。
いろんな人の記録やブログを見て戦々恐々としていたのですが、
百聞は一見に如かず。
本当にこの言葉どおりだなと思いました。
(※私の個人的な感想です。高所が苦手な人、お子さんにはすすめません。)
天狗岳の頂は広くは無いので大勢での滞在は無理ですが、
この時は私たちを含め、4人ほどでゆったりと過ごすことができました。
弥山で諦めてここまで来ない人が多いので優越感に浸れる場所です。
私たちのすぐ後に来た単独の男性は「初めて来ましたけど、すごくいい山ですね。」と感動されてました。
今日はお天気に恵まれたし、天狗まで来て初めてそう思えるのかもしれない。。。
ガスが晴れてほんとに良かった。(´∀`)
天狗岳を後にして、弥山に戻り小屋でバッジを購入後シャリ休憩。
人も増えてきました。
緑の広がる山並みを眺めながらゆったりとした時間を味わいます。
ここ紅葉のときはさらに素晴らしい景色になるので
またいつか秋に挑戦したいな〜。
秋の方が暑くも無いし、楽そう。。。
11:30下山開始。
今日は風がないので下山も暑くて大変でした。
登ってくる人たちも暑そう。。。
「あとどれくらいですか?」と訊かれることもしばしば。
一番暑い時期に来てしまったもんなぁ。。。
涼しい季節に登ればもっと楽な気がする。。。
下の石鎚神社まで戻って来て本殿にてお礼参りを済ませてから
土産店でかき氷を食べました。
超暑い山行だったのでかき氷がめちゃくちゃ美味しかったです♪
下りのロープウェイは他に誰もいなかったので2人で貸切状態でした。
ここは1年中ロープウェイが運行されているので四季を通じて登ることができるみたいです。
【まとめ】
とにかく暑かった。
去年お盆時期に登ったときの方がまだマシでした。
また今回は表参道からロープウェイを利用しての登山でしたが、
瓶ヶ森の土小屋から登るルートの方が容易く、お花もたくさん咲いています。
鎖場はやはり去年三の鎖を登ったことがあるので、それに比べると
一の鎖、二の鎖はそれほど苦労することなく登ることができました。
弥山に着くと、ガスも時折晴れて天狗岳の姿も目にすることができ、
また実際登ることもできて大満足。
一年前のリベンジがやっとできました。
それほど高い山ではないけれど、鎖や岩で達成感を味わうことができる山なので一度は登ってみることをおススメしたいです。
【目安】
体力度 ★★★ (鎖使用すると体力消耗します。)
危険度 ★★★ (鎖を迂回して弥山のみならば子どもでも登れます)
整備度 ★★★★
眺望度 ★★★
山スカ度 鎖を使用するなら無いでしょう。(迂回すれば★5つ)
※上記は、2012年7月26日時点での個人的な評価です。季節や天候によって大きく変化します
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