羊蹄山
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,587m
- 下り
- 1,581m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 京極温泉 http://www.town-kyogoku.jp/kanko-event/onsen/kyogokuonsen/ |
写真
感想
フリーバカンスを使った北海道五連戦は羊蹄山からスタート。当初の予定では六連戦であったが、仕事の都合で一週早めた上に日程もチョイと短めなったために暑寒別山はパスすることにした。羊蹄山は後方羊蹄山(しりべしやま)とも蝦夷富士称される。
前日の夕方入りした半月湖野営場より倶知安(比羅夫)コースで山頂を目指す。四合目までは背の高い針葉樹林帯を行くため、眺望はイマイチである。四合目を過ぎると樹林帯のも若干低くなり、所々で周囲の景色が見えてくる。木々の合間からはニセコ連山が望める。お馴染みのスキー場のリフトが見えるが、冬と夏とでは印象が全く異なる。思っていた以上にニセコの山は低く小さい。また、思っていた以上に登山道が整備されていて登りやすい。
七合目を過ぎたあたりから霧が出始める。オマケに強い風が吹き出し、顔の左側に水滴がつく。紅葉を期待しての初秋・北海道の山行であるがやはりチョイと時期が早めである。八合目を過ぎるとダケカンバが微妙に黄色に色づいていた程度であった。
九合目に到着すると、そこからは森林限界らしくハイマツの山となる。相変わらず霧は晴れず視界は悪い。九合目からは火口沿いを時計回りに山頂を目指す。九合目から先は紅葉も進み、赤や黄色・緑のコントラストが見え始めた。
いくつかのピークを経て山頂にたどり着く。山頂に到着する直前に一瞬視界が開け、火口内の見事な紅葉が目に入る。逆に火口の外側には真狩方面の見事な眺望が望めた。視界が良かったのは山頂にいた数分だけで、あとは再び霧の世界となった。
火口沿いを行き、再び比羅夫コースの九合目に出る。登山道は霧が落としていった露で濡れて滑りやすかった。順調に下山できていたが相変わらず霧は出ていた。途中、三合目を過ぎたあたりで足を取られてズッコケてしまい足首を捻る。まあ、チョイと痛いが歩けないことはない。
足を捻ってからはかなりペースが落ちたが、半月湖野営場に無事到着する。そそくさと支度をして、羊蹄山を時計回り方向に回り、京極町にある京極温泉に向かう。弱アルカリ性の京極温泉は登山帰りには好適な温泉である。ましてや捻挫には良く効く。
羊蹄山への登山ルートは登った倶知安(比羅夫)コースのほかに京極・喜茂別・真狩の全4コースがある。それぞれ登山道の様子や背後の景色、植生などが異なるらしい。また、麓の倶知安には・・・・あのテオドール・エドレフ・フォン・レルヒ中佐の銅像が建てられているレルヒ記念公園というのがある。因みにレルヒ中佐はニセコのスキー場の方向を向いている。
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