70m垂直鎖でビビる!低くてもスリリングな鹿沼・岩山
- GPS
- 03:29
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 189m
- 下り
- 225m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
鹿沼市内に「日吉神社」が他にもいくつかあるので、カーナビの設定をする際は注意してください。(鹿沼市日吉町1575) |
コース状況/ 危険箇所等 |
ピンクテープや赤ペンキのマーキング、指示板等の案内はありますが、テープやマーキングは色褪せ朽ち果てていたり、ペンキも消えかかっているところもあり、少しわかりづらい箇所がありました。 山頂からすぐの猿岩は約70mの体感的にほぼ垂直の鎖で、足がかりもほぼなく、両手で鎖をにぎり身体を鎖から離し、足裏のグリップをきかせて降りる感じになり、徐々に斜度もきつくなる為、最後は腕力も必要になってきます。素手ではなくグリップのきくグローブがあったほうが良いと思います。また、雨天時は岩がすべりやすく危険だと思います。過去には死亡事故も起こっているようですので、高所恐怖症の方、腕力に自信のない方、岩場に慣れていない方などは、迂回路をおすすめします。 猿岩以外では岩に足場が切ってあり、岩場の通過は難しくは無いと思います。 登山道上に掲載されていたマップによると、ゴルフ場脇に出てからは舗装路(地図の緑線箇所)を歩くとなっていますが、実際には「立入禁止」の看板が出ており、通行してはいけないようです。 |
写真
装備
個人装備 |
グリップのきくグローブ(ワークマン)
ヘルメット
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感想
岩山と同じ鹿沼市内に、石裂山(おざくさん)というはしごがバンバン出てくる楽しそうな山があることを知ったのは夏の終わりの頃だったろうか。その石裂山についていろいろ調べているうちに、今回の岩山のことを知りました。なんといっても猿岩に興味をひかれて、石裂山より先に岩山に行ってきました。
登山口から山頂までは岩場を登ったり下ったりをくり返す楽しい岩場でしたが、猿岩だけは別格で、ここはすごく緊張し、かなり慎重に時間をかけておりました。私は岩場は好きですがクライミングはしていないので、今回のような体感的にほぼ垂直の壁を約70m一気におりるという行為は、興奮するとともに緊張、恐怖も感じました。過去にはジャンダルムや戸隠などにもいったことがありますが、個人的なびびり度としては圧倒的に岩山でした。理由としては、ジャンダルムなどは手がかり足がかりがたくさんあり、三点支持でしっかり自分のペースで歩けるので、高度感はあってもそんなにびびることはありません。ですが、猿岩の場合、両手で鎖をにぎり、基本的には足裏は岩にべったりつけてソールのフリクションによっておりるというスタイルになります。私の中で、「登山においてロープや鎖はあくまでも補助であり、全体重をかけてはいけない」という概念があるので、今回のように全てを鎖にかける行為がビビる要因になりました。また、万が一、足が滑った場合、腕力だけで自分を支えられる自信がなかったので、それもびびる要因になりました。この恐怖心は確保などを行いながらであれば、かなり軽減できるとともに、実際の安全性もアップするものと思います。
ただ、恐怖心など、このへんの感じ方は人によってかなり異なってくるものと思います。(実際、同行者は、もちろん集中はしたけれど特に怖いとも感じなかった、むしろ私が途中で滑落しないかどうかがどきどきした、と言っていました。^^;)とにかく、猿岩には迂回ルートがあるので、上から覗き込んで無理そうだと感じたら、迂回するのが一番のリスク回避かと思います。また、一度、おりはじめてしまったら、途中で登り返すことはほぼ不可能ではないかと思います。
装備について、今回、グローブは準備しましたが、これはよかったです。ヘルメットはお守り程度ですが、かぶっていると安心です。(猿岩ではない場所ですが、すれちがった団体さんは全員かぶってらっしゃいました。)今回私がちょっと失敗したなと感じたのが、靴です。あんまりよく考えずに、ソールがふにゃふにゃのミッドカットの靴で行ってしまいました。つま先にクライミングゾーンがあるソールのシャンクがしっかりした靴であれば、ほんの少しのくぼみでも足がかりとして使うのが格段に楽になり、猿岩の下降でも助けになったんではないかと思いました。
猿岩をおりて、ゴルフ場にぶつかってからの道については、疑問が残ります。勝手な想像として、かつてはゴルフ場容認、もしくは黙認で、ハイキングルートとしてゴルフ場の敷地である舗装路を一部登山客にも開放していた、が、何か問題が発生、通行禁止とするようになった。。。みたいな???実際のところはどうんんでしょうね、わかりませんが。(^^;
猿岩はこわかったですが、無事におりれて達成感!岩山全体としても楽しい一日となりました!あまり知られてないと思いますが、小さいながらも眺望はよく、スリルも味わえます。岩場が好きな人、ぜひ訪れてみてください!
moekoさん、こんばんは。
岩山の猿岩行かれたんですね!あそこを下るのは怖いですよね😅でも度胸と自信はつきますよね!無事に下ってこられて何よりです!
ゴルフ場のところの立入禁止は気になりますね🤔自分は今年の始め頃に2度あそこを通ったことありますが、そんな案内はありませんでした。最近出来たのでしょうか。途中で「⛩」のマークが道路に書かれている所があり、そこに沿って歩いた記憶はあります。でも、基本的には横にゴルフ場を見ながら歩いてたように思います。
石裂山も安全なスリリングさがあって楽しい山です🗻✨あんなに長いハシゴは栃木では他に見たことがありません!是非行ってみてください☺️
kageroboさん、おはようございます
猿岩は本当にドキドキでした!でも、楽しくもあり、達成感でいっぱいです 只今、腕、肩、肩甲骨周りが絶賛筋肉痛中です
kageroboさんのおっしゃるとおり、「立入禁止」は気になります。今回はたまたまそばでお仕事をされていたゴルフ場の係員の方に許可を取れたのですが、毎回その場に係員がいて許可が取れるわけではないので、そうなると実質周回はできないから、ピストンするしかなくなってしまいますので残念です。
鳥居のマークとはなんぞや?と思って、kageroboさん含め、過去の山行記録をさかのぼってみさせていただきました。まず、「立入禁止」の看板は2箇所にあり、地面に鳥居のマークが書かれていたところが2個目にあたります。現在は鳥居のマークはなくなっていました。「立入禁止」の看板はいつ設置されたのかというと、ヤマレコで私が確認できた範囲では少なくとも7月7日には設置されていました。
しかし、それ以降の山行記録でも周回ルートをとってる方々がいらっしゃいます。立入禁止を知らずにおりて来て、他にルートもないし、地図では舗装路を歩くことになっているので、しょうがなく・・・という方々ばかりだったのではないかと思うのですが、、、(猿岩を迂回路で登り返してピストンで戻ればいいだろ、と言われてしまえばその通りなのですが・・・。)
ゴルフ場にぶつかってから一つ目の「立入禁止」の右側にあった新しい雰囲気の踏みあと(ピンクテープあり)は、他の方の山行記録によると、結局はゴルフ場の舗装路に戻ってしまう、となっていました。
長々と書いたのに、なんの解決にもなっていませんが、「立入禁止」とある以上、その箇所を通ることができませんので、もし次回行くとしたらピストンになるかな、と思います
ところで、kageroboさんは栃100をやられてたのですね、達成おめでとうございました!!!日本100などは人気もあり、よく踏まれている一般登山道がほとんどではないかと思いますが、栃100はバリエーションのようなところもあり、大変だったのではないかと思います。本当におつかれさまでした!
私は宇都宮に住んでまして、最近登山を復活しました。ただ車が無いので、電車やバスで行ける近場のところに目を向けたところ、標高が高くなくても楽しくすばらしい山はあるんだということに気が付いてきたところです ですので、またちょこちょこkageroboさんはじめ、栃100先輩たちの山行記録を参考にさせていただきたいと思います、よろしくお願いします
ご丁寧にありがとうございます!
筋肉痛大丈夫ですか?確かにあそこ行った後は自分も筋肉痛になりました😆
ゴルフ場の横の道は、実際は暗黙の了解なんでしょうね🤣多分、皆さんそこまで気にされてないのかなって思います😅本当にそうするのなら、猿岩はそもそも下れなくなってしまいますからね。ゴルフ場側も、ゴルフ場のコース内に実際に入らなければ、現実的には言ってこないと思います。山はガチの進入禁止と、暗黙の了解での進入禁止がありますからね😅
栃百に関しては、興味があれば言って下さい👍自分の周りでも踏破される方が多く、最近目指し始めてる人も出てきていて、応援し始めました!
kageroboさん、お返事ありがとうございます!
おかげさまで筋肉痛も治りました
猿岩はくだっても、迂回路でまた登り返せばピストンで戻れると思いますけど、登山道上のマップも、市販されているガイドブックでも周回できると紹介されているので、個人的には「暗黙の了解」ではなく、きちんと通行可能なかたちになってほしいですね
岩山のような地域密着型な山は、その地域の方々のご好意やご協力によって成り立っている部分も大きいかと思うので、お互いに気持ちよいかたちでうまい具合に継続されるといいですよね、一番悲しいのはリアル立入禁止になってしまうことですので・・・
栃木百名山については、踏破をめざしているわけではないですけど、いろいろチャレンジしてみたいと思っています。ガイドブックでは得られないような生の声や旬の情報はとてもありがたいです 疑問とか出てきたときはよろしくお願いします
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