毘沙門山から鬼怒川西峰縦走
- GPS
- 11:02
- 距離
- 26.4km
- 登り
- 1,849m
- 下り
- 1,784m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
毘沙門山とロード以外は登山道なし 自由気ままの山歩き 案内標識など一切なし、一度山に入ったら途中で抜け出すことが難しい |
その他周辺情報 | 周囲には温泉宿多数 |
写真
感想
紅葉狩りの為、鬼怒川温泉の西に連なる名もなき稜線歩きを楽しんだ。
龍王峡の駐車場に原付をデポして、小百川桜公園に車を停めてのスタート。公園にはトイレや自動販売機もあり、車も20台以上は停められるスペースがある。ここからまずは毘沙門山を目指す。しばらくは車道歩きだが、交通量が少なく周囲の景色が良いので気持ちよく歩く事ができる。毘沙門山の登山口にたどり着くと災害関係の工事を行っていた。登山口などの案内標識は無く、取り付きの目印も何もない。もしここから登山を行うのであれば写真を参考にしてもらいたい。山頂までの道のりは、さほど急ではなく寒いこの時期には丁度良い傾斜で登って行く。時間にして20分チョイだろうか?あっという間に山頂に立つことが出来る。また、この山頂からの眺めは最高で、とくに塩谷方面や鬼怒川方面の景色が開けていて、展望が良い。
少しの休憩を取って下山、次の山までしばらくの車道歩きがある。この日は休日のせいか観光バスが何台もすれ違っていった。そして「銃弾のある墓石」から再び入山。ここからは登山道など無く自然のままの山の中に入って行く。周囲の景色は無く、ただひたすら稜線を外さないようにして進んで行く。標高が少しずつ上がってきて、赤い紅葉が次第に綺麗な色になって行った。今回の目的はこの紅葉なので景色の事など、どうでも良い。何度も何度もピークを上り下りして、この山歩きで1回だけ開けた展望ポイントがあった。この展望ポイントからは周囲の山々が赤く染まり、色づいた山肌の景色がとても素晴らしい。しばらくこの場所で紅葉の展望を楽しみながら食事休憩を取った。
昼食を終え、先に進む。しばらく進むと、先ほどの休憩した場所から見えていた、赤く染まった斜面の領域に入ってきた。周囲には赤く染まった木々が多数、あっちを見てもこっちを見ても赤い木々。人が多く歩く山では見られない景色だろう。
さらに進み、この日の最高峰963.9mピークにたどり着く。予定よりかなり遅れての到着だ。15時は過ぎていた。ここから下山に3時間くらいはかかるだろうと思う。急ぎ下山用の準備をして出発。一本杉に到着した時には16時。「やばい」この頃から焦りが出てくる。よりによって薄暗くなって道を何度も間違えてしまう。そんなこんなで心焦っている間にとうとう真っ暗闇になってしまった。 が〜〜ん
この頃、ヤマレコマップの地図による現在地は、幾度となく誤った場所を示していた。方向も実際進んでいる方向とは違う方角を向いている。「これはあてにならない」と思い、ガーミンのナビを頼る事にした。ガーミンの地図に切り替えてからは、進む方向が明確になり間違ってウロウロしていた状況も無くなって、道を修正して少しずつ下山方向に進む事が出来た。また暗闇の中、すぐ近くからは多くの鹿の鳴き声、30m位しか離れていないだろうか?耳にキーンと響いてくる。「びっくりした〜」と独り言。 さらに緩やかなペースで下山して行き、龍王峡の付近の沢の音が聞こえた時には「ホッと」した。足元に木道が現れ、もう着いた様なもんだ!と思っていたが、あまりにも暗く何度も道が分からなくなった。明るければ何ともない散歩コースなのに、真っ暗になると「こんなに分からないものなのか!」と反省させられる。それでも何とか龍王峡の入口に着き、心からホッとした。
一時はリバークか?などと考えもしたが、無事下山できたことは何よりだった。
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