荒船山塊の大ローソク岩アルパインクライムと県境尾根バリルート

2019年11月17日(日) [日帰り]

• GPS: 07:37
• 距離: 9.9km
• 登り: 1,039m
• 下り: 1,022m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 2:22
• 合計: 7:34

7:50 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）
7:58 8:01 威怒牟畿不動分岐
8:25 8:27 威怒牟畿不動星尾峠分岐
8:38 8:50 威怒牟畿不動滝
8:55 8:55 威怒牟畿不動星尾峠分岐
9:29 9:32 イモリの滝（蠑螈の滝）
10:28 10:30 星尾峠
10:58 11:27 御岳山
11:42 12:05 P1
12:47 13:55 P3（大ローソク）
15:19 15:19 威怒牟畿不動分岐
15:24 荒船山立岩登山口（線ヶ滝登山口）

荒船山塊にある大ローソク岩にロープを使ってアルパインクライミング、下降は懸垂下降で。その後は県境尾根をルーファイしながら登山口の立岩の麓に戻ってきました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

藪岩のバリエーションルートなので、基本的にどこを歩こうが自由ですが、北側は一般ルートが巻いているので、P1〜P3（大ローソク岩）の通過では絶対に落石をしないこと。

写真

4/19 18:04

兜岩山分岐から見たP3（大ローソク）

11/17 7:51

Falcon：登山口からすぐ、綺麗な渓相

11/17 9:46

イヌムキ不動へ

11/17 9:52

11/17 10:15

11/17 10:15

11/17 10:22

11/17 10:27

11/17 10:27

沢を渡る所はほぼ全て崩壊しています

11/17 10:33

目指すろうそく岩が見えてきました

11/17 10:44

青空と唐松の黄金色がゴージャス

11/17 9:15

Sue:　高岩の基部を巻いて北西に進む。
この高岩も脆そうなロックタワーだが、登れるのか試登したくなるのが藪岩クライマーの本能か？

11/17 10:45

11/17 10:50

11/17 10:50

11/17 9:31

11/17 10:08

11/17 10:01

11/17 10:08

鍋を叩いて熊に存在を知らせているつもり

Sue:こんな所に鍋！　うけたわ〜　ヾ(o≧∀≦o)ノ゛♪♪♪

11/17 11:39

11/17 12:05

11/17 12:11

11/17 12:11

11/17 12:13

右奥に両神山

11/17 12:14

荒船の艫岩

11/17 12:14

11/17 12:22

御嶽山の万呂

11/17 12:03

11/17 12:57

まずはP1

11/17 13:18

P2は巻いてP3へ

11/17 13:31

P3は岩が脆くて危険、ベテランクライマーのMINI2561
さんに慎重にルート工作していただきます

11/17 12:17

11/17 13:32

ビレイはAY3

11/17 13:32

11/17 13:46

11/17 14:00

頂上からは素晴らしい展望

11/17 12:39

Sue:　北側には荒船山が丸見え。
右の三角山が経塚山で、左が艫岩の絶壁。
テーブルマウンテンがこんなに近くで、全容がくっきりと見える場所はそうそうないだろう。
ちなみに、この日は艫岩で滑落事故があったようだ。

11/17 14:00

Sue: 大ローソク岩は意外にも南北に長く、360度の大展望。

11/17 14:00

11/17 14:01

11/17 14:01

11/17 14:03

11/17 14:17

11/17 15:07

懸垂下降後は県境尾根をルーファイしながら下ります

11/17 15:19

さっきまでいたろうそく岩

11/17 14:09

11/17 15:29

11/17 15:51

11/17 15:51

11/17 15:52

11/17 16:07

11/17 16:24

11/17 15:15

11/17 15:19

11/17 16:26

11/17 15:43

一条の美しい滝、線ヶ滝

11/17 8:38

11/17 8:40

11/17 8:40

11/17 9:39

11/17 11:40

撮影機器：

GALAXY S5 ACTIVE SC-02G サムスン

OLYMPUS VH-210 オリンパス

FinePix XP80 富士フイルム

感想

はやぶさ半

貴重な体験をさせて頂きました。
10月上旬、miniさんから西上州の入門ハイキングはいかがか？とお誘い！
どんなメンバーなのかとヤマレコ覗いてみるとちょっとびっくり。
こんな機会は逃してはダメだと参加させて頂きました。
クライミングからはなれて30数年、忘れかけてた緊張感が懐かしく、普通の登山とは違う景色をまたみたくなり、簡単で良いからプチアルパイン的な山登りを少しずつ始めて来たところだったので願ったり敵ったりでした。
綺麗な紅葉と岩山、荒れた沢と痩せ尾根、石積みの岩山！綺麗な林の素敵な尾根、未知の道、それに素晴らしいメンバー、いやあ楽しい楽しい。
8km程度の行程で目一杯楽しませてもらいました。
ありがとうございました。また誘ってクダサイ。

Sue-chan

西上州（下仁田町）　荒船山の星尾峠から大ローソク岩を登る　
https://hikingbird.exblog.jp/30914802/

群馬県と長野県の県境にある荒船山の南西方向にあるP1〜P3（大ローソク）の岩峰。
西上州独特の脆い、積み木を重ねたようなセンシィティブな岩質で、とても登る対象では無い。
でも、登ってみれば360度の大展望。　
その展望に満足してしまって、荒船山も兜岩山もパス。（笑）

下山もあえて一般トレイルを避けて、藪尾根にGO！
落葉の乗った急斜面は滑り出せば止まらないので、意外と Pay Attention しなければならないので疲れる。

長野側から吹く風は冷たく、いよいよ西上州にも冬が近づいていることを肌で感じた。
雪が降る前の枯れ山は淋しいくらいのセピア色になるが、その分、見通しが聞いてルートが探しやすいので藪岩バリエーションには最適な季節だ。
西上州大好きクライマー、ハイカーの皆さん、一緒に行きませんか？

Ay3

ロウソク岩、脆かった〜(´д｀|||)
降りる時にまともな支点を構築できるのか心配でしたが、藪岩は灌木でなんとかなるんですね〜。ルート図がない岩をどこを登り、どこを降りるかかが面白い。
コンパクトであるが、総合力が試される西上州の藪岩の魅力を感じられる山行になりました。
大ロウソク岩からの壮大な西上州の景色、イヌムキ不動からのイモリの滝。パラパラ光に反射して、透明なドロップが紅葉にあいまってキレイだった。そして、締めくくりの線ヶ滝と盛りだくさんな１日でした。皆さんありがとうございました。

コメント

booko

黄金色と脆い岩
いやぁ〜天気も良くて
素晴らしい眺望のローソク岩でしたね。
日程が合えば私達も行って見たかったです。
またいつか、宜しくお願いします。

Sue-chan

Re: 黄金色と脆い岩
ローソク岩はピナクル岩塔ですから展望はピカイチでした。
展望だけではなく、イヌムキ不動や高岩などの滝や岩壁を見ながらの変化のあるルートです。
あまり歩かれていない県境尾根の下降も、未知なるエリアへの探検心をくすぐられました。
私にとって、西上州は小さなオモチャ箱のようなエリアです。
機会があれば奥様も一緒にまた行きましょう！

mini2561

みなさん おつかれさまでした
ローソク岩　石を落としたらロープダメになりそうだし　浮き石だらけで緊張しました

登りながら太い木が見当たらないので、下降支点なかったらどうしようとはわたしも思ってました

Sue-chan

Re: みなさん おつかれさまでした
mini2561さん、浮石だらけの脆い岩場のリード、お疲れ様でした。

沢登りで、クマ笹を束ねてインクノットで絞めてラペルしたことがあります。
ローソク岩を遠目で見た時に、灌木の生え具合から全く問題ないと思っていました。
細い灌木でも数カ所から連結して下降支点を作ればラペル可能ですよ。
その為にも、西上州のような藪岩では捨て縄用のスリング類は必携です。