佐武流山へ 秋山郷切明
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,613m
- 下り
- 1,610m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 11:10
4:00 安曇野穂高発
7:30 秋山郷切明着
<復路>
19:00頃 秋山郷切明発
22:30 自宅着
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
徒渉あり 登山道に問題ない |
その他周辺情報 | 切明温泉など |
写真
感想
2008年(平成20年)8月17日(日)
佐武流山へ 雨の中12時間の山行
インド帰りでダウンし、
北京オリンピック真っ最中でもありのんびりテレビ観戦。
7月26日以来の山となった。
久しぶりの山にしてはハードな山になった。
距離が長い、時間がかかり、入山者が少ないため少し荒れている。
さらに雨模様、徒渉もあり不安になる。
出発してすぐに近道の山中に入り、再び林道へと出る。
その林道が長く登山道までひたすら歩く。
出発して2時間ほど経っている。
ようやく林道が終わり草道を下ると桧俣川の徒渉が待っていた。
靴を濡らすわけにいかないので裸足になる。
流れは速く、深い桧俣川の徒渉は1本のロープにつかまり慎重に渡る。
渡り終わると本格的な登りとなる。
川の標高から山頂までは1000m弱ほどの高度差がある。
物見平までは急登が続き、
さらに1870m地点ワルサ峰までは一気の登りで高度を上げる。
雨が降り止まず滑る登山道となる。
一歩一歩進むのにも木の根が張り出しやっかいだ。
何回か足を滑らしバランスを崩し、転倒もあった。
さらにブヨに顎の下を刺され(?)二重顎に!!
それでも元気に歩ける幸せを感じながら自然を楽しんだ。
よく知られたものなのだろうが周りがガスに覆われ視界がないので足下、手元の変わった茸、植物などに目がいった。
ワルサ峰に着く。
着かず離れず一緒に歩いてきたお二人の方はここで撤退するということで分かれた。山頂まで1時間30分ほどだった。
それでも12時を過ぎたワレサ峰。
下山の時間を考えると引き返すことも大事な判断かもしれない。
我々は下山時、林道まで出れば何とかなるだろうという気持ちで先へ進んだ。
無理するのは、なかなか来れないところだからだ。
雨が降り周りが見えない中6時間ほどかけ山頂に着く。
ようやくたどり着いた感がある。
久しぶりの山でギクシャクした重い足取りだったが良く登った。
山中は雨、視界はないがピークハントとした喜びと秘境の地佐武流山まで来た満足感は大きかった。
明るい内に林道まで出れば良いと思い、そしてしっかり休んだ方が良いだろうと20分ほど休み、下山を2時頃始めた。
滑る木の根、登山道に注意し奥深く難関な佐武流山を後にした。
もちろん車の待つ切明には真っ暗な19時着になった。
久しぶりのハードな山だったが登り切った幸福感は大きかった。
これで信州百名山96座登頂。
二百名山になっていたことは後で知った。
ふるちゃん
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