【梨百巡礼】初冬の思親山(富士大展望の佐野峠より「おかわりハイク」: 緊迫の林道走行が核心部!?)


- GPS
- 01:04
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 221m
- 下り
- 225m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口から山頂までは道標・案内標識等完備、特段の不明瞭・危険箇所なし(日中は小さな子ども連れのハイカーも…) ・途中、山頂直下はじめ木段の登り区間多数、一部えぐれている箇所もあり、雨天・積雪後などはスリップ注意 |
その他周辺情報 | 内船駅から富士宮方面に15分ほど県道を下った左方、山あいに「佐野川温泉」あり。日帰り入浴大人650円、露天風呂(源泉かけ流し:冬場は相当ヌルい…)、食堂、お土産コーナーあり、宿泊も可能。 |
写真
感想
〈※富士見山レコより続く〉
富士見山下山後、時刻はまだ午後2時過ぎ。この日は夕方まで雲も湧かず、好天が続く絶好の冬山ハイキング日和。この好機を逃さず、勇躍車を飛ばして国道から県道に入り、内船駅から最短ルートの狭い林道へ入ります。ここから先は全線舗装ながら勾配が比較的急な上、車1台分の幅で待避スペース僅か、ガードレールなしの緊張の路が続き、たまに上からやって来る軽トラ、重機や林道作業員の車などとのすれ違いに四苦八苦…。相手の車も、まさか午後遅くのこんな時間から上ってくる物好きなマイカーがいるとは、と驚いたでしょうが、当方も登山口までの林道走行が明らかにこのコースの「核心部」と確信…。平均時速約15km、冷や汗かきかき慎重に林道を登りつめ、午後3時過ぎ無事静岡県境に程近い佐野峠へ。ここでも目の前に大迫力の富士がいきなりドーンと登場!
峠で夕景の富士を狙うカメラマン風のオヤジさんに声をかけられ、トイレ休憩の後に山靴を履き直します。ここから山頂までのルートは、それまでの林道の厳しさ・険しさがウソのように平和で緩やかなハイキングコース。小さいお子さん同伴で下ってくる男性ハイカーとすれ違い、日暮れが迫る中でダッシュをかけ、思親(ししん)山を目指します。山頂近くからは、富士の右に堂々の愛鷹連峰、足下の沼津・富士市街や駿河湾の奥には伊豆の山々も望め、大いに満足。滑りやすい木段を登り切ると、そこがこの日2座目の梨百ピーク・思親山頂です。ちょうど富士山の方向だけ立木が伐採され、本日最後の山頂富士展望を楽しみつつ予備食のお饅頭を頬張り、沈みゆく夕陽と競争するように登山口へ駆け下ると、ちょうど夕焼けで燃え立つような「紅富士」にドンピシャで遭遇。寒さに震えながら、同じく夕暮れの紅富士狙いと思しき若いカメラマン風の方と居並んで、刻々と色合いの変わる絶景をスマホで撮りまくります。
周囲が次第に暗くなる中、再び林道を慎重に車で下り(流石に対向車スライドはナシ…)、最後のお楽しみは山あいの鄙びたお宿、佐野川温泉での日帰り入浴。露天風呂はヌル目でしたが、源泉かけ流しのお湯で山の汗を流し、帰りの東名も渋滞フリー。足腰の疲れは残るものの、季節の移ろいをフルに体感することのできた、文字通り「富士三昧」の1日を終えました。凛烈の寒さながら冬晴れの続くこの季節、中低山行脚には打ってつけで、来週末もどこへ出撃しようか早くも思案中…。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する