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Yamareco

記録ID: 2130218
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

GW北穂高岳から涸沢岳縦走

2019年04月27日(土) ~ 2019年04月29日(月)
情報量の目安: B
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
jassmine その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:01
距離
2.7km
登り
962m
下り
305m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:41
休憩
1:07
合計
9:48
距離 2.7km 登り 962m 下り 324m
4:23
221
8:04
8:26
284
13:10
13:55
14
14:09
2
14:11
ゴール地点
天候 初日 曇りのち風雪 二日め 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前穂北尾根上の月
2019年04月28日 04:38撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 4:38
前穂北尾根上の月
一番乗りで北穂沢を登る。前夜の降雪でトレースなし。新雪のラッセル
2019年04月28日 04:39撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 4:39
一番乗りで北穂沢を登る。前夜の降雪でトレースなし。新雪のラッセル
北穂北峰から見る槍ヶ岳。下はオープン前の北穂高小屋
2019年04月28日 08:03撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 8:03
北穂北峰から見る槍ヶ岳。下はオープン前の北穂高小屋
南峰?下は急斜面なのでスタカットでトラバース。
2019年04月28日 08:44撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 8:44
南峰?下は急斜面なのでスタカットでトラバース。
夏道は岩の左側だが、急な雪面のため右側を通った。
2019年04月28日 09:58撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 9:58
夏道は岩の左側だが、急な雪面のため右側を通った。
2019年04月28日 09:58撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 9:58
この日は見事なハロ(暈)がみられました。
2019年04月28日 10:16撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 10:16
この日は見事なハロ(暈)がみられました。
ハロと幻日環
2019年04月28日 10:16撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 10:16
ハロと幻日環
幻日環
2019年04月28日 11:30撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 11:30
幻日環
環水平アーク
2019年04月28日 11:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 11:31
環水平アーク
左がドーム、右が北穂高岳南峰(たぶん)
2019年04月28日 13:18撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 13:18
左がドーム、右が北穂高岳南峰(たぶん)
涸沢岳からみた穂高岳山荘
2019年04月28日 13:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4/28 13:47
涸沢岳からみた穂高岳山荘
撮影機器:

感想

2019GW、涸沢から北穂高岳に登り、稜線を涸沢岳、白出のコルへ縦走しました。
天候は、初日は上空に寒気が入り冬型で降雪、2日目は移動性高気圧で晴れでした。

4/27 上高地から涸沢まで。

上高地では意外に晴れていたのが、涸沢につくころには予報通り雪、
その後かなりの強風と降雪は続き、翌朝までの積雪は20センチくらいでした。

4/28 北穂高岳登頂と涸沢岳経由で白出のコルまで

前夜までの降雪で、どこで雪崩が起きてもおかしくない状態です。
また行程も長いので、新雪の積もった北穂沢を未明から登りました。
冒頭の画像は、北穂沢から見た前穂北尾根と月です。

トップなので、トレースはなくずっとラッセルでした。深いところは腰〜胸までです。
しばらくして、自分たちの作ったトレースの後に何パーティーかつながります。

北穂高岳北峰を踏んだ後、松濤のコルを巻いて南峰へ、その後、基本的には一般登山道にそって涸沢岳方向へ縦走しました。

北穂高岳までは体力勝負ですが、ここからは緊張するルートです。
縦走路は、岩と雪のミックスでクライミング要素の強いところや、雪が多く急な雪壁、雪稜となっているところをダブルアックスとフロントポインティングでのぼるところなどさまざまです。

岩の印に従いますが、雪に埋もれて見当たらなかったり、積雪のために本来登山道であるところが通れないところはルートを変え、岩稜の稜線上を歩くか巻くかを判断しながらルートを決めて行きます。
ノートレースなので全て自分たちの判断でいくのも、不安はありますが面白いことでした。

北穂高岳からはロープを出してずっとコンテでしたが、2回ほど悪いトラバースでスタカットにしました。
北穂と最低コルの間で、飛騨側のトラバースが特に悪場でした。
本来トラバースの登山道であるところが、積雪のためにただの雪の急斜面になっており、足を置くべき登山道はなし。
ピッケルとアイゼンの前爪をさしてのトラバースでした。
なのでアックスは1本より2本のほうがベターです。

最低コルを過ぎると少し楽になります。
ハシゴや鎖(一部雪に埋もれている)があるので却って登りやすく、また雪が減って岩とミックスのクライミングになるので、無雪期のクライミングに慣れている人は後半の方が歩きやすいと思います。
涸沢岳に着くと、もう眼下には穂高岳山荘が臨めます。
よく踏まれたトレースを白出のコルまで降り、縦走を終えました。

涸沢小屋4時、穂高岳山荘14時の約10時間の行程でした。

休憩を除いた行動時間は
北穂高岳北峰まで 約4時間
北峰から最低コルまで 約3時間20分
最低コルから白出のコルまで 2時間

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