大蔵経寺山へ 山神宮から展望台の周回


- GPS
- 02:02
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 446m
- 下り
- 431m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山神宮からの登り迷うことはないが荒れている |
その他周辺情報 | 石和温泉 |
写真
感想
2019年(令和元年)12月3日(火)
大蔵経寺山へ 富士・南アルプス展望
本来ならばスキーへ行っている時期だが、
今年は白馬方面スキー場の積雪がなく2週間近く遅れている。
ということで快晴の予報の出ている山梨の山へ。
山名の大蔵経寺境内の上部に広い駐車場があり、
そこから登山道が延びている。
駐車場からは富士が眺められ山梨にいることを実感する。
登山道からはしばらく富士も眺められず、ジグザグの舗装された林道を登る。
大蔵経寺山の案内板がある分岐に出る。
地図によると山神宮に出て大蔵経寺山を登ることができるようだ。
大蔵経寺からの往復と考えていたが周回できるのは嬉しかった。
高度は下げないが少し戻るような道で山神宮方面へ進んだ。
そして山神宮なる神社のことも知らずにいたので、
神社に着きその神社名にまず感動した。
山の神様を祀っているようで正に山を歩いている私にとっては願ったり叶ったりの神社のように思った。
実は俗称「お天狗さん」天狗神社と称し、祭神は大山祇命を祝祭し、火伏の神 、家運繁栄の神として広く信仰を集めているそうだ。
その場では山の神様と思い込み、無事登り下山できることを願った。
きっと無事ここにいるということは願いを聞き入れてくれたのだと思う。
山神宮からの登りが大変だった。
落ち葉、大きな石、倒木そして思っていた以上の急登。
マークはあるので心配なかったが、ほぼ道なき道を登っていた。
特にごろごろと石の多い尾根登りだ。
ほとんど区別が付かないが、「積石塚遺跡」とある場所はこの登りにある石を積み上げた古墳群の一つのようだ。
クヌギ、ナラの林の平坦な道になると山頂は近かった。
樹林に囲まれ暗い尾根の途中のような所に三角点と表示が立っている。
その先に道は延び少し高いところがあったのでいってみたが、奥というか裏の山並みなど見られただけだ。
山頂から「展望台」方面の表示が出ているのが下山コースになる。
登りよりは緩やかに高度を下げ、道も良く快適に下ることができた。
途中展望台へ寄る。
50mほど登り返すと展望台に出た。
やはり富士山が目に入る。
そして今日のもう一つの山行目標、滝戸山もなんとなく方向がつかめる。
その富士と滝戸山の間には御坂山系の黒岳、王岳などの山並みが続く。
東側は、はっきりしないが間ノ岳、農鳥岳の頭は確認できた。
そして双耳峰の笊ヶ岳は遠くだがすぐに分かった。
眼下には石和(笛吹市)の街並みが広がり、笛吹川が光り輝き流れるのが見られた。
葛飾北斎「富嶽三十六景・甲州伊沢暁」では大蔵経寺山からの富士山と石和宿が描かれているが、街並みは時代と共もに変わるが富士は不変だ。
ふるちゃん
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