七種山 滑落〜危機一髪でした
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- GPS
- 07:04
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 898m
- 下り
- 892m
コースタイム
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
七種槍から野外センターまでの道は急坂に落葉多く危険 |
写真
感想
最近播磨方面のお山にはまりまして、この日は関西百の一つ、七種山へ。
野外センター登山者用駐車場に車を止めて出発。しばらくは舗装路を歩き、これから周回する山の尾根を見ますがなかなかワイルド。
先月会社のキャンペーンで歩きすぎて足首が痛く、ゆっくり歩いて山門へ到着。しかしさらに上まで車道が続き、七種神社鳥居まで行けましたね。ピストンだったらこれでいいですね。
かなり立派な鳥居と太鼓橋を過ぎると滝が出てきます。虹が滝、八竜滝、いずれも水がチョロチョロ。そして大本命、雄滝はこれはまた見事な落差、想定外でびっくりしました。水量は渇水期ということで仕方ないかと。七種神社で30分ほどまったり、雄大な岩と山茶花を眺めました。
ここからようやく登山道へ、急登が始まります。
グイグイ行きたいところですが、足の調子を見つつゆっくり歩いて登ります。
いや、きついですね。山頂に着きますとどんより、昼食を取ります。せっかくなのでつなぎ岩の上でこれまたゆっくりしていると徐々に日が差してきて青空が北に広がります、南はガスっぽい。食事にデザートいただいて、せっかくなので笠岩見物に。
兵庫県名勝の名前にふさわしい?岩を見学し、このまま一度降りるか戻って北の尾根を行くか悩みましたが、ここは尾根道を行きます。再び山頂に戻り、北へ下ります。急に荒れた感じが出て一瞬不安になりますが、大きい標識が出てほっとします。
基本下りのはずですが、激下りと急登のアップダウンで下っている気分じゃありませんね。七種槍への登りでばてまして、それが大きなミスにつながってしまいました。
その後現れる岩場と断崖をゆっくりゆっくり通過しておりました。紅葉が夕陽に映えて美しく感動、しかしどこまでも続く岩とアップダウンにかなり疲れてきました。
そして野外センター手前1劼△燭蠅隆箴譟高低差が1m位のところで慎重に下りようと青いロープを掴んでいざ体重をかけた瞬間、ブチブチッとロープが切れ、臀部から岩に落下してしまいました。落ちた場所も断崖の上で、足が崖方向へ落ちかかっていました。必死で岩を掴み落下は免れましたが、脛、腕に裂傷及び臀部に激痛が。これはやばいと思いましたが幸い歩くことは出来ましたのでとにかく慎重に下ります。が、まだまだ続く岩場のアップダウンと冬場の落葉と急坂がコラボしてやたらと滑ります。
挙句日が沈みかけ、とにかくやばいやばいと。
何とかまだ周りが見える時間に野外センターに到着、車にたどり着きました。
昨年滑落して以来気にしつつ歩いていましたが、ロープ切れは初めてでした。ますます慎重さが必要だなと、小説「氷壁」を思い出させる一日でした。
※ロープが切れたことは福崎町観光協会に連絡しました。
こんばんわ。
命拾いされ、本当に幸運でしたね。下からだと引っ張って確かめられますが、上からだとどうすればいいんでしょうね。やっぱり、上から引っ張って確認するんでしょうね、私にとってもいい教訓です。
お怪我、一日も早い回復をお祈りいたします。
gonpapaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
いつもはなるべくロープは使わないようにしてるのですが、この日は足をかばっていたため用心のため、と思って痛い目にあいました。確かに確認しにくい状況でしたが、できないことはなかったなと反省です。
紙一重で命拾いしましたが、落ちていてもおかしくない状況でしたのでやはり先読みをしっかりしないといけませんね。今はとにかくお尻が痛いです>_<
ここは確か、真っ直ぐではなくて右に巻いて降りるところではなかったでしょうか。
七種槍から下ってくると真っ直ぐに行きそうになるのですが、昔は大きなバッテンが書いてあってそこをくだらずに済んだんですが今は消えてるんですね。
過去にもこの近辺で滑落事故があったようなので、ひとまず大事に至らず良かったです。
コメントありがとうございます。
なかなか怖い思いをしましたが、播磨の山は楽しいので
時々登っております。
当日は初めての七種山でついロープに引き寄せられました。
忘れないようにしないといけませんね。
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