記録ID: 21409
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積雪期ピークハント/縦走
大雪山
ウペペサンケ山、丸山
1985年03月18日(月) ~
1985年03月20日(水)
![情報量の目安: B](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_B2.png)
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 35.1km
- 登り
- 2,245m
- 下り
- 2,232m
コースタイム
3月18日糠平(6:00)→稜線(19:30)→標高1595m雪洞C1(11:30)
3月19日C1(6:10)→ウペペサンケ山東山頂(7:10)→西山頂(9:10)→丸山とのコル標高1255C2(12:30)マイナス12度快晴
3月20日C2(6:00)→丸山(7:30-8:00)→6の沢出会い(12:00)→幌加川林道→国道(14:00)
3月19日C1(6:10)→ウペペサンケ山東山頂(7:10)→西山頂(9:10)→丸山とのコル標高1255C2(12:30)マイナス12度快晴
3月20日C2(6:00)→丸山(7:30-8:00)→6の沢出会い(12:00)→幌加川林道→国道(14:00)
アクセス | |
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コース状況/ 危険箇所等 |
ウペペサンケ山(1870m)、丸山(1692m) ●1985年3月 【ルート】 糠平→ウペペサンケ→丸山→十勝三又 【メンバ】 春の南アルプス縦走を目指す最後の準備山行。入山前日、帯広から士幌線に乗り、終点手前の額平の駅に最終で着いた。待ち合い室で寝ようとしたら原則に忠実な駅長に説教までされ、小雪の降る中、外で寝るはめになった。翌朝はあまりの寒さにシュラフの中で寝小便をちびった。待合室のストーブで乾かして出発。 林道から尾根にとりついて延々と登り、主稜線に出たところで、でかい穴を掘った。この日の登りは横溝がバテて遅れたので、何度かガスの中で寒い思いをして待った。 その翌日、穴を出て、細く長い頂上を望む急斜面の下で、寒く凍った空気の中、憧れの東大雪のやまなみを初めて見た。頂稜は細い。落ちたらやばいところを1年目が初めてシー卜ラで歩くというので、4年目がザイルをフイックスした。目線が空の高さの、最高高所を歩いていると隣のニペソツ、石狩岳と共鳴する。東大雪は広い針葉樹の樹海の中に、これら個性ある山々を惜しげもなく並べてある。 ウペペサンケ北峰を越え、タンネの生えているコルに降りる。ツェルトを張って焚火にあたって一泊。翌日丸山への斜面を登り返す。この山の山頂はたいらでもなく、かといって急でもない。おにぎりの上に登ったような感じだ。ここから十勝三股のある、森林いっぱいの盆地の中へ得意のスキーでー気に滑り下った。山岳部で冬、春と積雪期を一年終え、自信と夢に満ち、愉快な山行だった。 |
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