爺ヶ岳 東尾根
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,696m
- 下り
- 1,692m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:40
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 7:20
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:20
天候 | 28日曇り、29日快晴、30日雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
28日8時半についたときには、残り1つでギリギリセーフでした。。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1400m付近までは雪が少なく枯れ葉と雪交じりで滑りました。 雪山は天候や雪の積雪量、ラッセルの有無や体力によって所要時間が変わります。コースタイムは、参考程度にしてください。 |
写真
感想
雪山で初心者入門のレベルとは思えないほど、きつかった。
27日は積雪があり、28日に入山し、時間が遅かったせいか、駐車場が一杯だった。一番端になんとかおさめた。
P3でテントを張る予定であったが、日が暮れてきそうだったので、ジャンクションピークとP3の間のコルで幕営した。ここまでこれたことを感謝。三年前にラッセル大会をしたことを思い出す。大荷物を背負いながらの道を作るのはかなりの力が必要で、効率よく進めたことを。。
7時には寝たが、非常に寒くて何回も起きた。後から聞くと晴れの前日は非常に冷えると。(翌日の夜は快晴のおかげでテントはカラカラに乾き、水蒸気もつかなかった)
天気は予報通りだった。無風、快晴。雲なし。これから進むルートが見える。
しかし、長い。P1から続くまっすぐの稜線を歩きたい。という思いを胸に進む。アイゼンを履いていったが、踏み抜きが多く、P3を過ぎた付近からワカンを付けた。
先駆者は、前日の雪のせいで、ラッセルしながら進んでいる。それに甘える私たち。
前日に上っている途中で日帰り装備で下山してくる男性がいた。その人が、今日も来た。後から聞くと、前日は途中までラッセルしにきたという。深謝。
私たちは、11時くらいまで山頂にたどり着けなかったら戻ろうと決めて登っていた。10時半にP1に到着。これから憧れの水平の稜線歩き。急斜面を登り、ラッセルの後疲れて、だれも行くものがいない。その時点で残り30分。道がない中で、山頂迄の距離を30分で行けるわけがない。マーさんがラッセル開始。時間切れで下山するのなら、今までのラッセルしてきてくれた方への恩返しをしたい思いがあり、進んだ。しかしすぐに疲れて交代。。。。
制限時間まで登る予定だったので、ラッセル隊に続いてのぼる。そのうち、山頂から大学生のグループが下りてきた。救世主がおりてきたような気持だった。ラッセルが少しは楽になる。。
その時点で11時。マーさんに一生のお願いとして、山頂まで登らせてもらえないかを要求しようと心に決めていたが、マーさんは私に気にも留めず前に進んでいる。
だんだん、登頂できるイメージがわいてくる。涙ぐんできた。
その後、頂上付近の手前で左にトラバースして登頂した。
爺ヶ岳東尾根は、3回目のチャレンジ。今回は二人での試みであったが、みんなで登った山として印象深かった。ほかの登山者がいなかったら、登れなかったであろう。
一番初めにラッセルしなくても、その次に歩くだけで、踏み跡がつく。それも大事。頂上から冷池小屋に行くものやピストンするもの様々だったが、同じつらい思いをした仲間として勝手に一体感を感じた。
雪山は山登りの集大成と聞くが、まさにそれを感じた。帰りの藪下りは、沢登での藪漕ぎ経験が役立った。大人の遊びとしては、かなりスリリングな遊びをしており、親に迷惑をかけないようこれからも続けたいと思った。
反省点
・ラッセルするための体力がない。鍛えよう。
・赤布の付け方。帰り道に迷わないポイントにつける。帰り道からみて、迷いそうなポイント、見やすいところにつける。
・テント内の整理。2泊する時はできる限り荷物が広がらないように心がける。
・ワカン、アイゼン、その組み合わせなど、どれが一番最適な組み合わせなのかを予測して対応することが大事。今回は、雪がふかふかだったので、アイゼンは不要で、ワカンでいったら、もっとラッセルをできたのかと後悔した。(そもそも体力がなくなっていたことも原因です。。。)
天気に恵まれて、とても良い景色でしたね。
下山時は枯れ葉で転びまくりました。
toshi31 様
コメントありがとうございます。本当に良い景色でしたね。何度も立ち止まって見とれてしまうほどでした。
帰りの枯葉地獄には私も参りました。テムレスが茶色くなり、色が落ちません。汗
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