弘法山 〜獨股山前山寺奥の院〜(上田市 塩田城跡より前山寺へ)
- GPS
- 02:14
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 352m
- 下り
- 338m
コースタイム
- 山行
- 1:29
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 2:15
天候 | ☀晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎茸山のため9月〜11月は入山禁止です。 ◎塩田城跡からのルートは急峻なので、自信のない人は、前山寺側の弘法山登山口から往復する方が良いです。 ◎積雪時や凍結時も避けるべきと思います。 |
写真
感想
前日の新年会で飲み過ぎたせいで山に行くのが面倒くさくなっていましたが、あまりにも天気が良かったので、短時間で登れる山はないかと思い立ち、独鈷山の支峰の弘法山に午後から出かけてきました。
今回初めて訪れた弘法山は、塩田の前山寺の奥の院でもありますが、前山寺の山号が獨股山(独鈷山)と言うだけあって、もともとはこの山ことを独鈷山と言っていました。それがいつの間にか弘法山の主峰、現在の独鈷山のことを独鈷山と言うようになってしまったそうです。
前山寺の縁起によると独鈷山岩屋堂(奥の院)および三十三所観音について『前山寺の奥の院として、岩屋の中に弘法大師が安置されている。その昔、護摩修行の霊場であったと伝えられいるところである。(弘法大師が)独鈷を以ってお加持をしたところ水が沸出したので、独鈷山と呼ぶようになり、前山寺の山号になっている。寛政5年(1793)に、この山の岩をうがって、木仏の西国三十三番観音を祀り、近隣の信仰を集めていたが、明治になって仏像の破損などから、これを前山寺に移し、今日に至ったが、平成元年5月に近隣の石工組合の協力を得て石仏の観音像が復元された。籠堂もあり景勝の地である』(ホームページより)と書かれています。
当初の木造観音像は17体が現存して前山寺に祀られているので、今回お参りして来た観音様は平成元年に復元されたものだったわけですが、それにしても200年以上も前に先人によって穿たれた数々の石窟は見応えがあり、自分の住んでいる近くにこんな所があったんだと大変びっくりしました。短時間で登れる山でありながら、なかなかの険しさで、昔は修行の場であったと言うのも納得できました。ちょっと登ってくるくらいの軽い気持ちで出かけたのにドキドキ出来て、山頂近くからの眺めも素晴らしく、大満足の山歩きが出来ました。
コメント
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oshuchan さん おはようございます。
独鈷山の近くにこんなお山があるなんて知りませんでした。
岩穴の中にある観音様巡りも良いし、トンネルを抜けるとどんな景色ななるのかワクワクしてトンネルくぐりますネ。
石燈籠の上に登る、ちょっと怖いですね、頭の部分が取れたら落ちて下敷きになるかもしれませんよネ、無事でよかった。
yasioさんこんばんは。
弘法山はガイドブックにも載っていないマイナーな山ですが、本当に楽しい山だと思います。私も今度は33体全部の観音様を探しに行ってみたい思います。
yasioさんも信州の山に来られる時にはぜひ訪れてみてください。でも木の子のシーズンは捕まっちゃいますので気をつけてください。
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