蕨山 - 3時間オーバーで9時間もかかってしまった
- GPS
- 08:50
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:42
07:32 林道終点(登山道入口)
08:01 尾根筋取付き
09:16 蕨山有間山分岐
09:28 蕨山展望所
09:44 蕨山最高点
09:55 逆川乗越(大ダル)
10:29 有間山(橋小屋の頭)
10:50 ヤシンタイの頭
10:58 しょうじくぼの頭
11:09 滝入の頭
12:12 鳥首峠(昼食)
13:41 ウノタワ
14:44 林道終点(ウノタワ入口)
15:10 山中林道合流
16:00 駐車場
天候 | 晴れのち霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急坂でザレ場/ガレ場が多いので、足をすくわれやすいし落石にも注意が必要です。 舗装されている山中林道ですが、苔の状態によっては普通に歩いていても滑ることがあります。特に下る際には注意が必要です。 更に、個人的に間違えやすいと思う場所があります。 1).橋小屋の頭から鳥首峠に行く途中、開けた尾根筋から右に曲がり山中に下る(鳥首峠まで残り20分くらいの)場所があるのですが、そこには「鳥首峠」の案内板があり、よく見れば板の形が右を指しているのですが、それに気づかず、ここが鳥首峠だと思ってしまうことにより、私は道を間違えました。 2).ウノタワから大持山方面ではなく、山中林道方面に至る下山道。ウノタワが広場上になっているので下り口が見つけにくい。下り口にはウノタワの伝説が記された説明板があるので、不安なまま進まず確実に見つけること。 |
写真
感想
3週間ぶりの登山。
実は、この時期、猛暑で人が少ないらしい丹沢の鍋割山を目論んでいたのだが、前日の雨でヒルが出そうだということと、今日も南の方が、天気がやや不安定とのことで、奥武蔵の地図とにらめっこし、名郷を起点に、蕨山-有間山-鳥首峠を回るルートと一応決めた。「一応」というのは、もし鳥首峠まで行って時間的に余裕があれば、ウノタワまで足を延ばそう、とも考えていたからだ。
ではスタートするか、と駐車場にある案内板脇の道を川に降りていったら、あれ?川があるだけで行き止まり。見回してみても道がない。「こりゃー、いきなりやっちまったぜぃ!」戻って案内板をよく見てみると、案内板の形(台形)が左を指しているようだ。これはチョットわかり辛いんじゃないの、とぼやきながら案内板が示す方向に歩いて行き、無事に蕨入橋を渡ってスタートすることができた。
20分ほどで林道終点。ここからが登山道に入るのだが、先行していた人が沢を渡ってすぐのところで何やら(ストック?)振り回している。うーん、あの動きは間違いなく蜘蛛の巣払いだな。朝一番で山に入った人への洗礼とも言うべき儀式だ。今7時半、不運にも一番乗りだったみたいですね。俺にしてみれば、いきなり川に降りるというミスをして二番手になったことが幸運だったのか。一番手さん、ありがとうございます。この一番手さん(hirohisaさん)の山行記録がヤマレコにありますので、興味のある方は探してみてください。)
尾根筋まで30分くらい登り、その後はなだらかな道が少しあった後、岩場を含む急登が蕨山展望台と有間山との分岐まで続く。こぶし大の石も多いので、グループで登る場合は、落石に注意が必要でしょう。
蕨山展望台に着いたら、MTBの二人が休憩していた。有間山方面から、乗って下るために登って来たんだと。以前、日高市の日和田山でも完全に自転車を担いで登っている人を見たことがある。いろんな楽しみ方があるんだなぁ。
それにしても、すぐ近くまで林道が通っているため、バイクでも登って来ているようで、静かな山を楽しみたい俺としては、正直少々うるさかった。
いつの間にか空模様が怪しくなってきて、展望がない展望台を後にし、有間山方面へ向かうが、北側からどんどん霧がせり上がってくる。今日の予報は晴れのはずなんだけど。空もドンヨリだ。
有間山(橋小屋の頭)からは右に折れ鳥首峠を目指すが、歩く尾根の右と左の天気が対照的だ。右は濃霧、左は雲は厚そうだが陽も射している。晴れてくれよ。
しばらく進むと、左側は見事に伐採された山肌となり、移動したためか時間的なものか、すっかり晴れて日差しが暑くなってきた。
さて、とうとう問題の場所に来た。伐採された山肌から離れ、右の山中に下る道を示す「鳥首峠はアッチ(右)」の案内板だ。暑さで集中力を失っていたのかなぁ。俺はこの案内板を「鳥首峠はココ」と解釈してしまった。地図を見ると十字路になっているので「変だなぁ」とは思ったし、後でだが、時間的にも到着は少し早過ぎるはずなのに、とにかく鳥首峠だと思い込み、「ウノタワは直進だな」と、伐採された山肌沿いをそのまま進んでしまった。ちょうどその場所で、本当の鳥首峠方面からきた人とすれ違ったんだけど、なぜ一言聞かなかったんだろう。悔やまれます。結局はボーボーの草むらに前途を阻まれ、止む無く引き返してきてから、やっとミスに気付いたってわけ。思えば、スタート時点でのミスと全く同じではないか。情けないけど学習能力ゼロだな。でもねぇ、あの板の形(台形)・・・微妙じゃね?(約40分のロス)
15分後くらいで無事、本当の鳥首峠に到着した。しっかり十字路でした。
もう12時過ぎ。だいぶ(無駄にも)歩いたことだし、ココだけなのか超涼しいので、ここから白岩林道方面に下山するか、更にウノタワに進むか考えながら、昼食を食べることにしよう。
休憩していると、白岩林道方面から必要以上と思われる荷物を持ったオジサンが登ってきたので、そのことを尋ねると、山の所有者に頼まれて伐採現場の写真を撮るための機材だとのこと。毎週登っているという地元の人で、ローカルな話をいろいろ聞かせてもらった。
話も尽きた1時過ぎ、どうしようかと思ったけれど、ウノタワを見てみたかったので、オジサンと別れ向かうことにした。
ウノタワ。やはり来て良かった。湿原っぽくて何とも妙な場所だ。窪地に生えているのは水草?(よくわかりません。)
ゆっくりしたい場所ではあるが、だいぶ時間が押しているので、少しだけ休憩して白岩方面に下山を開始した。
下山道の始めは、ガレ場というよりザレ場だ。けっこう急だし小さい石が厚く積み重なっていて歩きづらい。そのうち沢歩きになって林道終点に出た。(車が1台停まっていた。)
ここからは、駐車場まで1時間以上のウンザリ車道歩きだ。このルートの難点は車道歩きの多さかな。そうそう、誰かが書いていた気がするが、この車道、苔(たぶん)で滑ります。気を使って歩いたため予定より若干時間がかかった。自動車は大丈夫なのかなぁ。
今日は、7時過ぎにスタートして、戻ったのが16時過ぎということで、延べ約9時間かかった。この時刻になると帰路にも影響し帰宅は18時半頃。15時頃には帰宅できるようなルートにしないと翌日の仕事に影響するなぁ。反省。
今日の教訓:案内板は、その文字だけでなく板の形でも案内していると知るべし。
kinoeさん、こんにちは
レコを拝見して、すべて氷解です。
名郷で先着されていたのが、kinoeさんだったのですね。
偽鳥首峠は、結構、間違われる方が多いようです。
あの、微妙な看板、どうみても、右を指しているようには見えませんよね。
加えて、間違われた道は、森林伐採の作業員が使用していたので、
踏み跡が、しっかりついてしまったのだろうと思います。
大事に至らず、何よりでした。
ウノタワ、よい季節なら、最高の場所です。
そして、山中へ下る沢筋も、また格別です。
ちなみに、私が振り回していたもの。
それは、ストックではなく、丸めた地図でした。
残念ながら、ストックは持ってないので
hirohisaさん、こんばんは。
コメントをありがとうございました。
私の投稿を気にされていたのが、訪問者の記録から感じていたのですが、写真の容量の関係で(セコ )9月にさせてもらいました。
ウノタワはいいですよね。すっかり気に入って、昨日、カップ麺を食べに行ってきました。最後は土砂降りでしたが。
昨日のhirohisaさんは、関八州見晴台ですか。
もう奥武蔵は、歩き尽くしたんじゃないですか?すべてのルートを拝見すると、網の目のように、ほとんど塗りつぶされている気がします。今後のコース決めの参考にさせていただきます。
あ、振り回していたのは地図でしたか。失礼しました。遠くてよく見えず、てっきりストックだと思い込んでしまいました。記録は訂正しておきます。
ではまた、どこかでお会いしましょう。
kinoe
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