大楢峠 キレンゲショウマの御岳山 日の出山 アタゴ尾根

2012年08月25日(土) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 15.7km
• 登り: 1,136m
• 下り: 1,217m

コースタイム

07：53　鳩ノ巣駅
08：08　あずまや(10分休憩）
08：30　三つ目のあずまや（5分休憩）
09：15　大楢峠（10分休憩）
10：30　御岳山集落
　　　　40分休憩
11：10　御岳　出発
11：40　東雲山荘（10分休憩）
11：50　日の出山山頂（10分休憩）
12：00　出発
12：40　梅野木峠（10分休憩）
13：00　三室山・アタゴ尾根分岐
13：19　愛宕神社奥の院
13：55　愛宕神社
14：13　二俣尾駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往き；06：51JR拝島駅青梅線→07：41鳩ノ巣駅
帰り；二俣尾駅14：35青梅行き→

コース状況／危険箇所等

・危険箇所はありませんが、暑い山行それ自体危険かも。
・LOWAゴルゴンGTXというハイキングシューズでしたが、日の出山からはずっと下りだったせいか、足先が痛くなりました。何回も履いているのですが。
・自販機は鳩ノ巣駅前。
　コンビニは後愛宕神社から街道に出た所、二俣尾駅から青梅方面300m位先。
　二俣尾駅前に商店あります。
・トイレは駅、鳩ノ巣駅から越沢方面にひとつ、御岳、東雲山荘前。
・水は1L程消費。
・ルート図は一部不明瞭です。
鳩ノ巣駅トイレ前の建物の間の階段を降りる、車道を渡る、下りて閉じた（？）民宿を右側に見て橋を渡る、『御岳山』の指標がところどころにありますので迷うことはありません。
この指標が見落としそうですが。

写真

8/26 10:45

鳩ノ巣駅からスタート。

8/26 10:46

登山道に街灯がつけっ放し。

8/26 10:46

あれー、もうこんなに上がってきたの？
本仁田山、わたしが迷った花折戸尾根。

8/26 10:46

眺めのいいあずまや。

8/26 10:46

水は涸れていましたがヒヤリとした風が…。

8/26 10:46

大楢峠、ベンチあります。

8/26 10:46

樹齢500年のコナラ。

8/26 10:46

御岳山への道すがら、倒枝が。
跨げません、踏んで先を進みます。

8/26 10:46

民家が見える、、、と思ったらもう御岳です。

8/26 10:46

御岳の『駒鳥』で迷わず氷イチゴ。
明るい店内で何故かこの映り。
暑さでボーッとなった目で撮ったせいか。
これが心象風景？

8/26 10:46

どれがキレンゲショウマだって？
…つぼみがかすかに。。

8/26 10:46

日の出山、902m。

8/26 10:46

梅野木峠は眺めいいねえ。
武蔵五日市へ行く金比羅尾根。

8/26 10:46

ミカンの缶詰を凍らせてシャリシャリ♪
梅野木峠は休憩ポイント。

8/26 10:46

愛宕神社の階段、下りで85段。

8/26 10:46

愛宕神社の狛犬さん。
もちょっとアップで撮りたかったのですが、も、ズーム操作するにもしんどくなってきて。

8/26 10:46

飛び出した道は『鎌倉街道』。

8/26 10:46

二俣尾駅前に奇跡のお店。
火曜日定休日。

8/26 10:46

氷イチゴを食べたお店でもらったウチワ。
もらいたてでパリッとキレイな時撮りました。

撮影機器：

G'zOne TYPE-X

感想

miketama

猛暑残暑の土曜日。

二日酔いの同行者と肩痛のわたしで奥多摩御岳山へ行って来ました。

結構な混み具合の青梅線、爆睡して目が醒めたら（もちろん携帯アラームセット済み）間もなく鳩ノ巣駅。
8〜10人くらい下車しました。
朝の駅は暑くなく、嬉しい。

急勾配もなく、同行者は
「高尾山みたい」
と言うけれど、最初の『おみやげにゆずジャム』の看板のあずまやから見おろすと、鳩ノ巣の町がものすごく下に見えます。
ほとんど木陰の道ですが、途中まで三箇所もあるあずまやを見つけては小休止して水分補給は欠かせません。
二箇所目のあずまやは地元のおじいさんが二人、朝から会合をしていたのでスルーしましたが。

静かな道で、途中男性をひとり追い越したのと、大楢峠で奥多摩・白丸方面から来た男性にお会いしただけでした。
あ、ヘビにも会いました！
それも2回！！
最初のはぐるぐる巻いてたから2mはあったのではないかしら？！
「ギャーッ！！」
と言ったら逃げて行ってくれたー。
2回目は80cmくらいかな、
逃げ足速く、写真なんてとてもとても。

つがいの山鳩を踏みそうになる。
道と保護色になっていて、50cm手前まで気がつきませんでした。
慌てて踵を返したらバタバタと飛んでいってくれる。

植林はいつしか自然林に変わり、勾配をあまり感じることなく進めて本日のわたしたちのコンディションにはぴったりの道です。
たまに岩場が出てきますが、不自由なからだでも難なくいけます。

木陰の道ですが、やはり暑い。
これ以上飲むと胃がチャッポンチャッポンしそうな位、水を飲んでしまう。

水から上がったみたいに汗まみれの同行者は
「本当にこの道でいいのかなぁ、なんか全然上っている気がしない、ぐるぐる山肌を進んでいるだけのような気がする」
んー、確かにそんな感じ。
でも　指標あったし。
ぐるぐるしていたのはその時既に熱中症になっていた同行者のアタマの中。

今回一番キツかったのは御岳の集落に着いて、御岳神社方向への日陰のない斜度のある舗装道路でした。

神代欅を見て土産物屋さんの通りに入ると、
「どうぞー、窓際のお席空いてますよ〜、キレンゲショウマも咲いていますよ〜」
の招き声に

キレンゲショウマ？

御岳は今レンゲショウマだし、キレンゲショウマって四国にしか咲かないのではなかったの？
かき氷を物色している同行者はどんどん先に行ってしまう。
ここに、しよう、ここここ、
も、わたしはこの店に即決。

地獄に仏のかき氷。
半分こでもいいかもね〜、などと言っていたことなどつゆ忘れてクラクラしながら氷イチゴにザクザク取り組む。
おいしい。
最後まですすって食べる。

かんじんのキレンゲショウマ。

…まだ蕾で、窓からはわたしの携帯カメラではまるで撮れない。
男性が、直径10cmもありそうなレンズのカメラで撮影している。
あれくらいじゃないといいもんは撮れないよ。。

まじかで餌付けのヤマガラを見て、お店をあとに日の出山へ向かいます。
何年か前にこの道は一度来ましたが、遊歩道のような道のあと木段があることはすっかり忘れていました。

この暑いのに山頂はいっぱい。
あずまやに入れなかったひと達は階段脇でお弁当を広げています。
ベンチでぶどうを食べてひと息ついて出発。

下りながら思い出す。
この先が梅野木峠で展望よきところ。
風が通るところ。
戦争中に飛行機が墜落したところ。

梅野木峠では自転車のひとたちも景色を見ながらひとやすみ中です。
記憶のとおり、風が渡る。
心地よい場所。
まだ、上って来られるひとに会います。

冷凍ミカンでクールダウンした、と思いましたが屈強同行者は普段吐かないため息つくし、わたしは頭と左肩から背中が痛くなってきたし。

早く下りたい一心モード。

やっぱ暑いのですよね。

ただ、御岳山、日の出山へはこの道を行くより往きの鳩ノ巣駅からのほうがうっそうとした樹木の息遣いがあってわたしは好きかな。

頭も肩も足も痛くなって車道の通る下界には目の前にコンビニ。
青梅駅行きのバスが通過する。
二俣尾駅はまだまだちょこっとあるんだな、これが。

綺麗な碧色の川を眼下に見て奥多摩橋を渡り、1時間に2本の青梅線の駅に到着。
塩分で弱った視力なのに何故か
『酒』の看板が見える。

二俣尾駅前には商店があるのですね！！！
日向和田駅前にはなかったから半ばあきらめて、
遠くに見えるコンビニへ行くか行かまいか迷っていましたが
ナイス・二俣尾駅。

缶ビール購入してお店の前で立ち呑みしてゆーっくりホームへ。

いい気分のわたしに同行者は
「満員かもしれない」
えーっ？

…入線してきた青梅線の上りはアレッ、立っている人がいます・・。

空いていたシルバーシートに　す　わ　り　ま　し　た　・

火照ったアタマに少量のビールで軽く酩酊した安上がりのわたしは、同行者がこんど鳳凰三山へ行くのをやっかんでひがんで羨ましくてならなくてクマが出たんだってよ〜、などとつい悪態をつき、、、、と思ったらもう青梅駅。

ホーム、暑い、人多い。

34192歩。

結構歩いていたのでびっくり。
食欲が湧かない、と言う同行者をよそに、あのー、ワタシお腹がすいてきたんだけれど。。。。

コメント

divyasu21

キレンゲショウマの店
こんにちはmiketamaさん
「キレンゲショウマありますよ！！」の声に「んんん・・」と思いましたが、入りませんでした
まだ蕾でしたか！！

s-syouichi

暑い中お疲れ様でした
かなり暑くありませんでした。
前回巻機山で具合が悪くなりました
仲間に鷹ノ巣山に誘われたのですが、夏の奥多摩は身に危険を感じますので返事ができません。
それでは。

miketama

divyasu21さん、こんにちは！
客引きのおねえさんに見事はめられました

…って、氷イチゴで生き返らせてもらったし、お店の皆さん親切でした。

キレンゲショウマがよく見えるテーブルは『予約席』になっていました。
その席の方は、重そうな高性能そうなカメラで蕾とヤマガラを撮っていました。

蕾といってもランプシェードが開く前、グラジオラスの蕾くらいの細長さにはなっていたのでもう間もなく咲くのではないでしょうか。

四国剣山にしか咲かない幻の花と思っていたのに、ここ御岳山で見られるのですね。
開花したのを見たかったです。

miketama

s-syouichiさん、こんにちは。
せっかく遠くまで行かれたのに撤退は悔しいですよね、
遮るものがない道はｍｍｍ、暑くてたいへんでしたでしょう
平標山の山の家の水場で頭から水をかけた覚えがあります。

鳩ノ巣駅から御岳山のコースはほとんど木陰で上りはキツくないですし、風も通りますがやはりプチ熱中症になっていたみたいです。

この日は同行者は完璧に二日酔いでしたので、わたしより熱中症の症状がありました。
もっと早く塩を舐めさせればよかったかな、と軽くわるいことしたかな、と思いましたが山へ行く前の晩にそんなに呑むな 、と言いたいですね。

あ、s-syouichiさんに言ってるのではないですから

夏の鷹ノ巣山は行ったことがないのですが、masataroさんの8/25のレコを見ますと涼やかで静かだったみたいで、わたしもなんだかとても鷹ノ巣山へ行きたくなりました。
ヴェイパーを凍らせたり、テルモスに氷入れて水入れたり、暑さ対策と体調万全にして気をつけて行ってらしてください

shadow1100

お疲れ様でした。
miketamaさん、こんばんは。

登山途中のかき氷は、凄く惹かれますね
冷凍ミカンも羨ましいです

いつもペットボトルオンリーのshadow1100でした。

toratora48

10日前にほとんど同じルート
miketamaさん、こんばんは。

10日ほど前に、日の出山までは同じルートを
歩いていました。
私の場合は、そこからビール、いや風呂を目指して
下山していました。
日の出山から長い道を降りましたね。

キレンゲショウマだかレンゲショウマだか、
みなさんは目的が花なんですね。
私は何も知らないので、見ませんでした。
ちょっと損をしたのでしょうか？

miketama

shadow1100さん、こんばんは！
shadow1100さんの山行が　開いた口が閉まらない位　美しくて羨ましくて
わたし、訪れてない名山の数々
ただただ羨ましくて　

コメントも出来ませんでした


素晴らしい夏
今しかない夏、それがすごく伝わってきて
こころ躍るレポありがとうございました。

ペットボトルは形ですがヴァイパーは飲んだ後、たためますエコボトルでなかなかいいです、ヨ

今　１００均で売ってます。

miketama

toratora48さん、キレンゲショウマ
こんばんは！

お山行き、お山帰り。
目指すのは
それぞれ。ですよね、

わたしの場合は　今現在の体調で行けるお山限定なのが
厳しくて悲しくて、

『キレンゲショウマ』は、
宮尾登美子さんの四国を舞台にした小説『天涯の花』に出てきます、小説の主軸となるお花なので
アレ？花が主人公ではなく、
純粋な恋愛物語なのですが、
活字の上からも魅かれていて、見てみたい！！
と
ずっと覚えていました。
たまたま今の状態で可能が御岳山でしたので、
『レンゲショウマ』
で　上ったのではなく、
『キレンゲショウマ』
って　聞いたのでビックリした経緯の次第です。

『レンゲショウマ』は貴重なお花
『キレンゲショウマ』は幻の花

間違っていたらゴメンナサイ！！！

…わたしも、暑くてへばってレンゲショウマが咲いている、というところまで辿り着けませんでした。。。

イチゴ氷のあとは、ケーブルで下山したかったのが本音です（；__;)

matsuko

みかんシャリシャリ
おはようございます。

みかんの缶詰を凍らせて行くなんて、美味しそう！
今度、マネさせてもらいますね(^^)

miketama

matsukoさん、こんばんは
缶詰パッカンしたばかりの、シロップもシャーベット状のところをパチリ、とすればもっと美味しさ伝えられたと思うのですが、
「ヒエーッ♪」
と、半ば食べてから、おっと写真写真、と気が付くので
自分でも
…なんでタマゴの黄味が映っているのかしら？？？
という写真になってしましました

シロップがまた甘露で。。。＾＾

夏場は生き返ると思いますので、小さい缶詰でお試しくださいませ。