臼杵ヶ岳からヨコネまで【船石林道を起点の周回コースで】
- GPS
- 06:38
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 831m
- 下り
- 825m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 6:33
天候 | 薄曇り 風の強い一日 【気温】 駐車地:3℃ 臼杵ヶ岳:0℃ 御所平昼食時:5℃ 船石林道へ下山:7℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
安楽越林道分岐から船石林道へ〜地道に変わる手前の路肩に駐車。 (2〜3台程のスペース) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【臼杵山東尾根】:臼杵ヶ岳下から北東へ派生する尾根 《微かに踏み跡も、気まぐれですがテープも見られます。》 〜ダ侘啼擦地道に変わり、小さな谷の手前の狭い切り開きから 山腹へ入り、急斜面をほぼ直登しコシダに隠れた微かな踏み跡で 尾根突端の岩場に出ます。 尾根に乗り、小さな岩コブを越えると明確な尾根に変わります。 薮も下生えも無い歩きやすい尾根が続きます。 1Α碧迷Α砲ら尾根を併せた石柱の埋められたコブ(580m)で 南向きに変わり、やや尾根幅が広がるとやがて展望の良い岩場に出て 臼杵山へ向かう尾根に合流します。 【コスギ谷左岸の尾根】:長坂の尾根から南へ派生する尾根 《小さな尾根で傾斜もきつく、歩きやすいとは言えませんが 船石林道まで最短距離で下れます。》 ‖膣笋隆霽瑤ら東へ延びる尾根(長坂の尾根)の傾斜が落ち着き、 快適な尾根に変わってしばらくすると、630m辺りで南向きの 尾根が派生します。足元には目印となる石柱も。 ▲▲マツが二本並ぶ580m辺りで尾根が分かれます。 右側:コスギ谷の左岸へ急降下します。 船石林道まで続く左側の尾根を下りました。 その後、尾根芯を遮る岩場も現れますが、いづれも右側から 捲く方が安全でしょう。ここで派生する尾根も左側を下ります。 460m辺りで南東(左側)へ派生する尾根を見送り、しばらくすると 右手に林道が近づきます。 |
その他周辺情報 | 亀山7座トレイル:2019年、亀山市が制定されたようです。 鈴鹿山脈〜布引山地の内、野登山、仙ヶ岳など南鈴鹿の山から6座、 布引山地から錫杖ヶ岳の1座が選ばれています。 鈴鹿10座、鈴鹿セブンマウンテン、亀山7座トレイルといろんな山が 名を連ね、挑戦目標が増えそうです。 |
写真
感想
以前、船石林道を起点とした最短コースで大岩から臼杵ヶ岳を周回し、
御所平で充分のんびりできる事が分ったので今回は逆廻りでヨコネまで
歩いてみよう。
船石林道の舗装が尽きた先からうす暗い山腹へ入り、いきなり急斜面の
直登でやがて樹林から深いコシダに覆われた明るい斜面に変わると
展望が開け岩場に出る。ここが臼杵山東尾根の突端だろう。
背後には鬼ヶ牙から新名神、正面には臼杵山と合流するピークが
見られる。
尾根に乗り、小さな岩コブを越えると明確で歩きやすい尾根が続く。
テープの類は殆ど見られないが快適な尾根が臼杵山分岐まで
導いてくれる。580m辺りで尾根が合流するので下山時は注意したい。
ザレの展望地となる尾根の西側から登山道に戻り、鞍部を登り返すと
臼杵ヶ岳はもう目の前だ。時計を見ると出発から約1時間、
臼杵山経由の半分の時間で到着だ。最初の急登を我慢すれば後は大した
登りも無い快適な最短ルートで稼いだ時間で、ゆっくりヨコネまで
往復できそうだ。
好展望の臼杵ヶ岳からは鈴鹿南部の山並みが一望できるが、
野登山の右手に大きな山塊が目に留まったのは初めてだ。
方向からすると南アルプスだろうか。思わぬ展望のご褒美をもらい
県境縦走路を北へ向かう。
今の季節としては高めの気温だが強風で体感気温は低い。
鼻をすすりながら縦走路を辿り、家老平の馬酔木の陰でやっと
風を凌ぐ場所を見つけ行動食を頬張り、樹林の登りへ入る。
尾根と言うより斜面のような登りに馬酔木が現れ、濃くなった茂みを
抜けるといよいよ展望稜線、御所平だ。
薄曇りだが幸い展望は上々、この開放的な稜線を南端から北端まで
たっぷりと楽しもう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんばんはonetotaniさん
お気に入りの船石林道起点コース周回ですね。
伊吹山や鈴鹿北部でも雪が少ないので当然ですが、写真で拝見すると南鈴鹿はまるで春の様な感じです。
南アルプスは荒川・赤石・聖・上河内が雲の上に見えていますね。南鈴鹿からだと伊勢湾を挟むので、よりワイドな南アルプスに感じられて良いですね。
亀山市も負けじと7座選定ですか 該当ページを覗いてみましたが、登山マップが手作り感満載、写真による解説もアップされていました。安楽峠〜四方草山間がかなり危険なので、その辺りをどう整備するか、行政の手腕を拝見と言った感じですね。
teppanさん 今晩は。
薄曇りで期待通りの展望には恵まれましたが、とにかく風が強く、
小休止もままならない状態でした。
それでも御所平に戻った時間帯だけ風が弱まりゆっくりと食事を摂る事は
できました。
先回は東尾根を下ったので、今回は登りで使ってみましたが、
臼杵山登山口から臼杵ヶ岳までの時間よりも大幅短縮できることが
分りました。
臼杵ヶ岳で南アルプスが展望できるは意外でした。
方角、山の規模から南アルプスの南寄りの山だとは思っていました。
同定ありがとうございました。
鈴鹿10座の整備状況を考えても、行政機関の財政次第でしょうね。
東近江の状態を見ても、登山道の整備が進んでいないように思います。
道標の整備を先行するんでしょうが・・・。
こんばんは。
お得意のルートですね。
この時期の御所平やヨコネに、全く雪がないのに驚きです。
1月で、苔の御所平を歩けるのには嬉しいやら、寂しいやら
南アルプスまでバッチリ展望があり、素晴らしいです。
亀山7座は、ちょっと前から気になっていました。
手作りのいかにもマニアックなルート図に感激していました。
南鈴鹿も、静かで雰囲気が良いので、もっともっと歩いてみたいエリアです
totokさん 今晩は。
登りで使った東尾根は山腹はともかく、尾根に乗ってからは整備の必要が
無いくらい、登山道として通用しそうなルートでした。
「雪が無いですね〜」が合言葉になちゃいましたね。
鈴鹿ではもう福寿草だ、節分草だと・・、季節を飛び越して春の便りですね。
今回「亀山7座トレイル」なるものを初めて知りました。
私は新名神を越えた南のエリアは錫杖ヶ岳以外知りませんが、
コンパクトながら、なかなかワイルドな縦走稜線のようですね。
こちらにも足を運ばねばと思っています。
御所平周辺の、開放的な景色は、他にはない
個性的な景色ですね。鈴鹿山脈も、この辺りは
北部石灰岩の山々と同じ山脈とは思えない
風化した景色が独特ですね。
南アルプスの展望、とくに南部の山は
真正面に見えるのですね。気持ちいい眺めですね。
komaki さん 今晩は。
この辺りは鈴鹿主脈を南から望む位置になるため、中央アルプスは仙ヶ岳の
稜線で閉ざされ、野登山が尽きるとやっと南アルプスの南部が視界に入ります。
幸いその展望に今回初めて恵まれました。
鹿の遊び場と呼ばれる裸の尾根が多いのも南鈴鹿の特徴でしょうね。
鈴鹿10座にもセブンマウンテンにも属さないエリアは、歩く人も少なく
いつ来てもじっくり楽しめるのが良いですね。
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